Oct 11, 2012
米国原子力学会がついに常温核融合のカンファレンスを開く
ニュース元は、 ecatreport.com です。
物理学会の世界で衝撃的な出来事が起きました。
常温核融合(cold fusion or LENR)のカンファレンスが
American Nuclear Society(アメリカ原子力学会)の
今年の定例会議
(11月11-15日 カリフォルニア、サンディエゴ)
の中でに開かれることになりました。
今回のテーマは、"将来の原子力技術:弾力性と柔軟性"です。
日本の学者だけ世界から取り残され状態なのでしょうか。
技術を先取りしたい日本企業の皆さんは、
アメリカのサンディエゴへ行くべきかもしれません。
この会議は例年は、核分裂を取り扱います。
しかし、今年は、LENR(低エネルギー核反応つまり常温核融合)の
セッションがあります。
アメリカ原子力学会の素材科学部と技術部が
"LENR(Low Energy Nuclear Reactions 低エネルギー核反応)の検討会 論文とパネル"
(Call for Papers の11a. Discussion of Low-Energy Nuclear Reactions–Panel)
というタイトルのセッションを開きます。
the New Energy Times の Steven Krivit さんが、
「低エネルギー核反応研究の全体像」で
プレゼンします。
Lattice Energy の Lewis Larsen さんが
「電弱中性子生成...と雷放電の捕獲」で
プレゼンします。
わが日本からは、三菱重工がもう何年もLENRのいろいろな分野で
再生可能または無限のパワーの研究をしているのですが
Yasuhire Iwamura さんと Takehiko Itoh さんが、
Japan Synchrotron Radiation Research Institute 社 の
Yasuko Terada さんと
Coherent X-ray Optics Laboratory 社 の
Tetsuya Ishikawa さんをつれて
LENRについて、彼らの研究
「ナノ構造のPd多層薄膜の重水素透過に誘導される核変換反応」
を発表します。
パネルディスカッションは、Lewis Larsen さんがリードします。
彼は、Widom/Larsen 論を開発しました。
Widom/Larsen 論は、LENR実験の基礎です。
それは、弱い力/中性子捕捉の理論的構造を取り扱います。
パネルディスカッションの内容は以下です。
「このセッションは、驚くべき可能性を探検します。
LENRによる、高いエネルギーの核反応とつまり、
核変換の結果です。
でもLENRの用語は前世紀では使われませんでした。
LENRは、弱い相互作用と中性子捕獲プロセスです。
それは、室温で濃縮された物質の表面の
ナノメートルからミクロンスケールの領域で発生します。
LENRは、核分裂や従来の核融合とは別のものです。
核分裂や従来の核融合は、強い相互作用を招きます。」
アメリカ原子力学会という権威と影響力のある組織が
LENRのプレゼンを認め許可し、それをカンファレンスに
したことという事実が、
この新技術が、メインストリームの科学
(保守派の科学者たち)の関心を引きつけていることの証拠です。
おそらく、科学的議論によりLENRの存在が、まもなくすぐに
メインストリームとなります。
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