Mar 31, 2012

WEBセキュリティの強化

WEBサイトには、いろいろな攻撃がされています。

WEBのhttpdサーバー、apache のアクセスログを見ると
どんな攻撃があるか、その一部が解ります。

WEBアプリケーションをインストールしたら、
直ぐにパスワードをしっかりかけておきましょう。

いろいろな不審なIPアドレスから、よくありがちな
WEBアプリケーションのディレクトリに
アクセス攻撃があります。

あと、自作のWEBアプリケーションなら
攻撃にしっかり耐えるようにしないといけません。

パスワード認証を入れるなら
パスワードの連続入力攻撃に
耐えるようにしないといけません。

また、Code injection と呼ばれる攻撃
shell Code injection
SQL Code injection
とかに耐えられるようにしましょう。

Mar 30, 2012

売り上げ伝票のテーブルのインデックス

データベースを使うとき
なるべくシンプルな設計で
なるべく高速な処理を
したいのであるが、、、

卸売り業での
売り上げ伝票のテーブルがあるとして
テーブルのレコード項目構成は

売り上げID
商品コード
販売価格
販売日付時刻
清算フラグ
清算日付時刻

という感じである

このテーブルに
インデックスをつけで高速処理したいのであるが、
なかなか悩ましい。

多くの会計処理が月末締めの月次処理をするので
それを考えると
レコード項目に

販売年月

をわざと追加し

販売年月のインデックスを

加えると、販売日付時刻に大小範囲で絞り込むより
はるかに効率があがりそうである。

また、商品コード別分析を毎月したりするのであれば
商品コードと販売年月をセットでインデックスにする
のもよさそうである。

Mar 27, 2012

投稿練習

やる勉

みんなシェアする携帯暗記カードやる勉

やる勉には、こんな無料教材があります。


ちょっと英英辞典75(hesitate など)



ユーザ登録済みならこのURLで教材に直行です。

http://www.mylovewill.com/ya/login.php?S=2124

(twitter, facebook のユーザIDのままで、やる勉を使えます。)

次のURLからメールアドレスでユーザ登録ができます。

http://www.mylovewill.com/ya/how_to_reg.php?I=4



分かち合う勉強苦労半分に、喜び二倍

Mar 23, 2012

Wikipediaを利用するときの注意事項

Googleなどでキーワード検索をして
Wikipediaの記事が見つかり記事内容を確認する。

ごく普通の行為であるが、この日常に慣れてしまうと
些細な注意事項を忘れてしまうことが多い。

「Wikipediaは百科事典である」このことを忘れてしまう。

百科事典の記事は、二番目・三番目、さらにその後の情報である。

百科事典には、その分野の専門家なら常識であることが、
ある人物の視点で整理して書かれている。

一定水準の内容の正確さはあるが、
人間のすることなので、
完全に客観的に書くことは難しい。

両論併記は、百科事典のスタイルとしては、
なじまないことが多く
記事作成者も記事のレフリーも
両論併記は好まないだろう。

「Wikipediaに限らず情報とは偏ったもの」このことを忘れてしまう。

Wikipediaの百科事典としてよいものにするという意志は
とても良いことで、賞賛されることである。
が、そうであるからには、内容は、どうしても古い情報となる。

「Wikipediaは古い情報」このことを忘れてしまう。

もう少し詳しく見てみよう。

最近のWikipediaでは、記事ページの編集は、段落ごとにできてしまう。
しかし、時刻は記事ページ最後にしかついていない。
ページの最後に出ている更新時刻は、ページ全体としての時刻と思われる。
したがって段落の更新時刻が不明であり、段落の時刻精度がない状態である。
これは電子化されたシステムとしては、ちょっとだけ不誠実な態度かもしれない。

紙の本の百科事典なら、本自体が古くなるし
出版時の日付があるので、古い情報であることは、すぐわかる。

インターネットの百科事典 Wikipedia では、
だれでもいつでも編集できるため、
一見新しい気がするが、実は古い。

百科事典として「独自研究を掲載しない」とか
「中立的観点」を保つとか「検証可能性」という
立場を持つように努めれば努めるほど、
古くならざるを得ない。

最悪の事態は、多様性の排除に向かうことである。

「Wikipediaに多様性を期待してはいけない」このことを忘れてしまう。

最後に

「Wikipediaに記事を投稿する場合は慎重に」このことを忘れてしまう。

Wikipediaに記事を投稿しても、これまで説明したような理由から
あなたの記事が載せてもらえることは以外に少ないだろう。
そんな時間は、他の事につかった方が楽しいと思う。

Mar 22, 2012

Wikipediaに投稿したら、、、(改定)

Wikipediaに投稿したら、、、
スパム扱いされました。

たぶん、自社サイトへのリンクを脚注で張ったことが原因と思われます。
[検証可能性]を保障するためなんですが、、、

ということで、[検証可能性](自社へのリンク)は無いが、
自社の技術内容について、
新しい知見があるので、
Wikipediaにあらためて元記事への追記投稿をしなおしました。

Wikipedia記事は、

Wikipedia 暗記


Wikipedia 単語帳

です。

追記内容は、一般論として
「昔からある暗記学習の方法の効率の改善への要求(具体的に書いた)に応える
インターネットを利用したシステム(具体的にだれにでも思いつく範囲で)が発表されている。」
という内容ですが、

(以下改定内容と結果)

ところが、今度は、
「独自の研究、発明(あなたの主張)は世間に知られる(別媒体に掲載される)まで、載せない」
という方針に引っかかり、また没になりました。

一度引っかかるとチェックのハードルが厳しさを増す感じがします。

日本のWikipediaのレフリーの場合、
少数意見には害が無くとも興味が無く、
よく流通している意見のみを掲載するという傾向も
ありそうです。

百科事典の百が百でしかなく、
千、万、億、兆を目指していない
(たくさんあつまる記事を少人数で確認しきれない)
ということも解ってきました。

ということで、Wikipediaにも一定の権威主義があり、
小企業や個人の活動の成果の掲載の道のりは、
なかなか厳しい、という結論です。

Mar 17, 2012

PCモニターのスイッチ故障を対策

BenQ製 G2400W (1920x1200)というPCモニターを
ずっと使ってきていたが
Power on/off スイッチが押したきり戻らなくなった。

この手の故障は修理できないが、
分解して、自分でどこまで対策できるかチャレンジすることに。

1. まず、古い代替モニターにつなぎ代えて、PCをシャットダウン

2. G2400Wのケーブルをはずして、液晶面面をかたづけた机に下向きにしておく

3. 液晶の画面枠がプラのはずし方を検討

最近の機器(自分が小中学生の頃(40年前)と比べて)は、ねじを使わず、はめ込み式のため、はずすことが難しい。

2. まず全体を観察、穴を探し、ねじを確認

プラカバー小を発見、取るとねじ4個、はずす。

そのほか、にねじ二個発見、これはスタンド用

3. スタンド(これもはめ込み式)を分解、なんとか、引っ掛けの爪を指で押さえて外せた。

スタンドの上部と本体取り付け部のねじ二個をはずす。

ねじが飛ばないよう注意して、逆さにしてトントンと振動を与えて、手のひらに落とす。

4. スタンドの上部が本体からはずれる。

さらにねじ、3個発見、これをはずす。

5. 液晶の画面枠の取り外しにかかる。

最大の難所である。まず、枠のはめ込みの溝全体、一周に針でさぐりを入れる。
画面枠の下部の左右二箇所にマイナスのドライバーの入りそうな小穴を発見
ここにマイナスのドライバーの小を差込みすこしひねる。
枠のはめ込みが少し持ち上がり、ギシギシ言う、
ドライバー二本で隙間を広げていく、
パキンとなりながら、はめ込みの爪がはずれていく。
爪と引っ掛けの穴がこわれないように慎重に、枠をそとにドライバーでひねり曲げながら
すこしずつ広げる。
とても大変な作業です。なんとかはずせる。
一箇所の引っ掛け穴が破壊されてしまった。まあまあ良しとしよう。

6.電源スイッチ部の点検

小さな基板にマイクロスイッチがついている。
マイクロスイッチはOK
マイクロスイッチを押すための飾りボタンがプラ製でこのボタンが液晶画面枠に熱圧着されている。
圧着部が取れていた、普段の操作で劣化して折れた模様、またスイッチのばねの働きをする部分のプラにも亀裂ヒビの白い線を発見。

7. どうするか、思案

飾りボタンを取り去ることにした。
マイクロスイッチをポールペンの先でちょんちょんと押すことにした。

8. 再度組み立て

飾りボタンを取り去り再度組み立てを行う。

以下の画像は、取り去った飾りボタン

取り去った後の、モニターの元電源スイッチ部、
裸のLEDが光っているだけである。
このLEDの右側に見えないがマイクロスイッチがあるので
ボールペンの先で押す。


「カムチャッカ半島で4億年前の機械装置が見つかる」というネットのデマニュース

インターネットには、嘘と本当が混じっている。
ひょっとすると、嘘の方が多い。

ざっと、こんな感じで、噂が広まっている。
カムチャッカ半島で4億年前の機械装置が見つかる
カムチャッカ半島で 4億年前の機械装置が見つかる
カムチャッカで数百個の4億年前の歯車見つかる!:これは完璧なオーパーツだ!
カムチャッカ半島で 4億年前の機械装置が見つかる
カムチャッカ半島で 4億年前の機械装置が見つかる
カムチャッカ半島で 4億年前の機械装置が見つかる
カムチャッカ半島で 4億年前の機械装置が見つかる


面白いので、いろいろ検索してみた。

THE TRUTH BEHIND THE SCENES, 400 Million Year Old Machine Found in Russia
が、見つかり、その解説の最後に

===========(ここから引用)===========
Image of apparent fossil found in Kamchatka peninsula
and analyzed by Yuri Golubev appears to be a HOAX as no professor
by the name of Yuri Golubev is listed on the St-Petersburg university website.
The image appears to be that of Laudonomphalus regularis
from the Crinoids species that are marine animals
that make up the class Crinoidea of the echinoderms.
In fact the same non cropped image can be found on Wikipedia,
a sample that was found in France, not Russia.
===========(ここまで引用)===========

訳すると

===========(ここから訳)===========
「明らかな化石の写真画像は、カムチャツカ半島で見つかった、
そしてユーリ・ゴルベフにより分析された」というのは、HOAX(悪ふざけ)である
というのも、ユーリ・ゴルベフの名前の教授は、
セントペテルブルク大学のウェブサイトにリストされていないのです。
写真画像は、棘皮動物ウミユリ綱のクラスを構成している、
海洋動物であるウミユリの種に由来する、
Laudonomphalusのレギュラリスの類でであると見られます。
事実、同じで(写真の周りを)非トリミングされた画像は、ウィキペディアに記載されています、
しかもロシアではなく、フランスで発見されたサンプルとしてです。
===========(ここまで訳)===========

そして、(HOAXに悪用された)ウィキペディアの画像のリンクとウィキペディアのウミユリの記事を紹介しておきます。

Wikipedia: http://fr.wikipedia.org/wiki/Fichier:FossileLaudonomphalus_regularis.jpg

and here: http://en.wikipedia.org/wiki/Crinoid

単語集
hoax
【動詞】人にいっぱい食わせる
【名詞】かつぐこと,悪ふざけ


まだ、4月1日じゃないというのに、何するんですか、ロシアは。

3月5日のウラジーミル・プーチン首相の大統領当選祝いの
ジョークだったのでしょうか。

「THE TRUTH BEHIND THE SCENES」サイトは、今後も使えそうです。

Mar 16, 2012

よく解らないけど、面白ネタ

日本でも、
ときどき変な発明が出て来て、
世間を騒がせます。

偉くなった年寄り先生に聞くと、
「そんなことはありえない」と
必ず言われてしまうのだが、、、。

その発明が本物でも偽物でも
新しい、不思議、面白い、楽しい、
そして、いろいろ調べて考えて勉強になる
それは間違いないです。

で、http://pesn.com から、
フリエネルギー技術TOP5 2012/01/24
から、項目を紹介します。

1. Andrea Rossi's E-Cat (Energy Catalyzer)

これまで当ブログでも興味を持って見て来た
Andrea Rossi 氏の
"cold fusion (常温核融合)" or "low energy nuclear reactions" (LENR)の装置
です。

E-Cat の 怪しいところは、 公表された連続運転の成績がわずか5時間程度ということです。
時間が短いのです、通常の化学反応でごまかせる時間程度です。
商用常温核融合装置なら、半年程度は、燃料無補給で連続でエネルギー放出することが求められます。
また、装置中に原子力電池とか入れてごまかされていないことも確認する必要があります。

真贋の判定は、実機が公開される秋ごろかと思います。

2. Solid State Generator or the "Endless Electric Field Generator."

(回転しない)固体発電機 or 無制限電場生成機

仕様、性能、効率は不明です。
温度差で発電するのでしょうか、、、。

3. PlasmERG's Noble Gas Engine

PlasmERG社の希ガスエンジン。
"Papp Engine."に由来する"Plasmic Transition Process"だそうな。
詳細不明です。

4. Power from CO2 and Fly Ash

よく解りません。エネルギーの収集能率が悪そうです。

5. Defkalion

これまで当ブログでも何度か取り上げた Andrea Rossi 氏の元仲間です。
これもまた、内容がまだはっきりしません。
真贋の見極めには今年いっぱいかかるでしょう。

興味のある人は、自分で見て楽しんでください。

Mar 13, 2012

常温核融合の理解

「常温核融合の理解」とはもちろん自分の理解であるが

常温核融合の現状理解には、
常温核融合フロンティア 2011 高橋 亮人大阪大学名誉教授
が欠かせない。

世界の動きは、この資料からは、よく見えてこないが、
日本での研究は、基礎研究をうろちょろしていることがわかる。

(ところで、世界は実用化に向けて突き進んでいるが、
理論の整備はなさそうでもある、隠しているのかも知れないが
だからなおさら詐欺の感じというか臭いがいっぱいする)

なぜ、こういう状態なのか。
理由を考えてみた。

1. 資金不足

日本はとにかく資金不足。
みんな貧乏なんだね。
だから研究は税金で大学でするものと勘違いしている。

2. 権力者から異端の烙印をおされた歴史

年寄り学者の権力者から否定されてしまえば、
税金の研究資金は枯渇するということ。

年寄り学者の権力者は、了見が狭いのは昔からのこと。
税金に頼る人は、この人の目が白くなる(亡くなる)まで待つしかないのも事実。

3. 研究者の知識不足

高橋 亮人さんの資料を読む限り、研究者たちの知識不足がはっきりと伝わる。

なあーんだ、大学の先生たち万能でないんだと。

もちろん、私たち素人よりずっと豊富な専門分野の知識があるのですが、
それに囚われてしまい、隣の他分野はまったく不勉強ということが
災いしているという意味です。

それもそのはず、量子力学や熱核融合研究の原子核物理や素粒子論
の資料があまり公開されていないし、流通していない。
高橋 亮人さんによると、誤字もよくあるとのこと。

そして、学問の威厳を保つため、予算を確保するため、
単純なことをわざと捻った数式で難しく言っているためかな。

高橋 亮人さんの説明を読む限り、
力の種類(電磁気力、強い相互作用、弱い相互作用)と大きさと届く範囲、
不確定性原理、エネルギー保存則を忘れなければ、いいだけのはず。
これが、我の強い外国人にはできていない模様。

この常温核融合は、科学研究だけで
化学、電気、材料、計測、コンピュータ、はたまた生物
とにかく幅広い知識がいる。

そして無数の実験、ほんとうに無数の実験が必要。
実際にされてきているし、これはたいしたものだ。

でも、商売につなげるなんで考えると、
もっともっと知識(法律、規制、会計、人事、人心掌握、投資)がいる。

最初の発見は電気化学者だから核融合の可能性があるというところで
十分なんだが、核融合サイドの科学者が嫉妬したんですなあ、きっと。

4. 隠したがりが出てきている

最近の外国の商業化を睨んだ、拙速といえる動きが
隠したがりにつながり、詐欺の臭いを撒き散らしている。

日本人にはこういう態度の人は、いまのところいない。
(嫉妬する権力者や上ばかり見ている平目上司はいっぱいいたようだが)
こういう外国人の拙速な態度はどこか、ホリエモンさんを思い出し
あー、タタカレルわと思います。

もちろん世界でも賛否両論、けんけんがくがくの様子。
それでも逮捕はまだされていない様子。

5. で、高橋 TSC 理論 です。

「高橋 TSC 理論」は、高橋 亮人さんの理論で
「4個の重水素原子核が、ほぼ正三面体に配置されると、Bose-Einstein 凝縮で核融合する
(もちろん他に必要条件あり)」というもの
で、さすがに熱核融合の理論科学者の面目躍如である。

(私は雰囲気しか理解できませんけど。
で、熱核融合のd+d反応ではないので、中性子とかガンマ線は出ませんとという。)

高橋 亮人さんが、量子力学の講義をこの研究者たちに
しっかりと丁寧にしていかないと理論の進展はなさそう。

でも、発熱現象の全体の流れを見ていると結局は核融合なんだから

- 燃料となる重水素原子核(or 水素)たちを一箇所に集める
- 燃料となる重水素原子核(or 水素)を火がつくほど熱く(加速、回転)する

これだけのことである。

一箇所に集める方法が、
金属(Pd(パラジウム)、Ni(ニッケル))
だっだり
Pd(パラジウム)、Ni(ニッケル)の表面形状(原子一個分のくぼみ?)だったりするわけだし、

原子一個分のくぼみを効果的に作る方法は何?

集めた場所が綺麗というか、外乱が無いように
純な物質を使うとか、酸化、還元の状態をどうするとか
空気を入れるとか真空にするとか、
一定のガスで満たすとかあるわけだし。

また、集める方法として
電気の力、つまり電気分解とか、
電場をかけるとか、コンデンサー(キャパシター)とか
磁場をかけるとか
高周波をかけるとか
であるし、他にいい方法はなさそうだし。

重水素分子(or 水素)穴に集めて、電子を剥ぎ取り、
もしくは、金属側に引き付け、重水素原子核(or 水素)が
できるだけむき出しで近くなるように配置して
周りからクーロン反発力で押して、核融合
できたヘリウムは、穴から押し出す
そんなイメージかな。

熱くする方法
レーザーとか、単に加熱するとか
加熱も電気抵抗で過熱するか、渦電流で過熱するとか
高周波で加熱するとか
超音波を使うとか
まあいろいろあるわけです。

「量子論を駆使した定量化の作業」は、
「高橋 TSC 理論」でとりあえず完成したということにして
もっと別の視点もてばどうでしょうか。

「高橋 TSC 理論」は、
「うまい具合に高エネルギーの4個の重水素原子核が、
ほぼ正三面体に配置されると、Bose-Einstein 凝縮で核融合する」
というものである。

残念ながら、「うまい具合に高エネルギーの」
ところをどうしていいのか説明がない。

「高橋 TSC 理論」は、
「常温の金属固体の表面や内部で、重水素クラスター
を閉じ込める動的な(時間依存の)ポテンシャルが形
成できる。」とだけいっている。
これでは、そういうことがあるとだけいっているだけで、
あまり有用ではない。

「高橋 TSC 理論」は、
「瞬時的に閉じ込められた“高温”重水素クラスターは、
閉じ込めポテンシャルの外に対しては、ガス中の分子
のようにふるまうので、重水素吸着・吸蔵金属固体を
高温にして反応を誘起する必要はない。」
といっているが、これは誤解されやすい。
加熱しなくともいいという意味ではない。

「高橋 TSC 理論」は、
「常温の金属固体の表面や内部で重水素の核融合反
応を増加させるためには、d-d間の相対運動エネル
ギーが高温プラズマ核融合の場合と同程度(約
10keV)に上昇する必要がある。」
といっているからだ。つまり、d(重水素原子核)は
思いっきり加熱しろと言っているのだ。

でも、「高橋 TSC 理論」は、
量子論のHeisenbergの不確定性原理から
位置を固定していくと、振動の運動エネルギーが高まる
つまり加熱するのと同等ともいっている、と私には聞こえる。

位置を固定していくとは、
Pd(パラジウム)、Ni(ニッケル)にd(重水素原子核)を
貼り付けて(吸着、化合)固定するということなのかも知れない。

「高橋 TSC 理論」には、まだ説明できていないことがある。
異常発熱現象は、一定期間一定水準で安定して続くことを説明できていない。

異常発熱現象は、爆発現象ではなく、安定継続しているのだ。
つまり、ガソリンの爆発ではなく、ろうそくの火が静かに燃えることに似ている。
この点を理論的に推測して、実験系を作る必要がある。
そうすれば、再現性と安定性が上がる。

また、荒田方式では、ヘリウムが飛び出してこないため、
連続運転ができないような記述がある。
パウダーを使わず、膜のような形状がいいかもしれない。

燃料電池との対応で、
水素が膜をすり抜けるとヘリウムになる、膜には電流が流れる。
がある意味の理想系である。

重水素分子(or 水素)トンネル穴に集めて、電子を剥ぎ取り、
もしくは、金属側(トンネル壁)に引き付け、重水素原子核(or 水素)が
できるだけむき出しで近くなるように配置して
周りからクーロン反発力で押して(トンネルが狭くなって)、核融合
できたヘリウムは、出口穴から押し出す
そんなイメージかな。

6. がんばってください。

「そんなもんできるはずがない。」かもしれないが、、、。

言い訳していると、日本はまだまだ基礎研究の域を卒業できない。

そして「うまい具合に高エネルギーの」ところこそ
いずれ必要になる商用化の道と思う。

電気分解や荒田方式の猿真似の後追い実験だけでなく、
オリジナルアイデアでブレイクスルーせよ、日本の研究者。

なに、「そのくらいのことは、判っている」って、
そういうあなたは専門家だから、ぜひがんばってもらいたい。

Mar 12, 2012

シルバー用台車、電動座椅子のアイデア

室内、家庭内で老人には重い荷物
(お米、灯油、ビールセット)の移動が大変
シルバー用台車がないか検索してみたら

家庭用平台車 ホームキャリー 1,980円は
安いから、取っ手が無い。年寄り向きでないね。
こういうのは、ホームセンターに売っている。

中部産業の台車は業務用しかない。
家庭用という発想が皆無。残念。

お部屋用 台車 「 ホクマン 」タツオ生産技術研究所 \28,000-
があった。手作りだから高い。
でも、座椅子としても使えるそうな。

なに、電動座椅子があればと思いつく。

電動で前後左右に移動できるのである。
電動車いすとどこが違うかって???
座椅子だから座る位置が低いのである。
つまり日本家屋向きであり、室内用の電動車椅子なのだ。
(速度は毎秒10cm-20cmでいいだろう)

で、高級自動車のシートのように、
背もたれの角度とか、座面の角度も電動だといいなと。
ついでに、シートヒーターとかシートクーラーとか
マッサージとかあるともっといい。

楽天の検索で
電動昇降座椅子とかはある
電動マッサージ座椅子もある
電動リクライニング座椅子もある
でも電動で移動するものがない。

LENRの条件

LNER つまり Cold Fusion であるが
「LNER現象があるかないか」
という入り口論はさっさと卒業したい。

(世界の最先端は卒業しているが、
日本はまだ卒業できていないという
残念な状況である)

現象は、確実にある。
たくさんの先駆者の実験から明らかである。
とくに、荒田教授のブレイクスルーはすばらしい。
またNi(ニッケル)を使ったeCatの発想もすごい。

現代の科学の理論では説明できない現象があり
再現性もしっかりある。

発生するエネルギーや生成物は
化学反応の範囲をはるかに超えているが
熱核融合の範囲を下回る。

では、次のステージとして
いろいろな条件を書いてみた。

2. 再現性の確保の条件

いろいろな実験をまとめてみたサイトが多数ある。
多数の先駆者の実験と評価から判ることは、

空気、酸素、その他による試料の酸化や混合による
実験設備の汚染が再現性を劣化させている。

できるだけ純粋な物質を少数組み合わせること
(真空にしておく)

高温(金属が溶けない程度の高温)にチャージして反応を待つこと

失敗した実験、意図的に失敗させようとする実験は
汚染環境で作られる。

3. 低コスト

世界の最先端は、
まだ秘密に包まれよく判らないながらも
LNERの量産化と低コスト普及に突き進んでいる。

つまり始めから、科学者の小さい趣味的研究や小さい名誉欲からではなく
人類の役に立てるものを作り出す、ついでにどっさりと金儲けする
というでっかい目標のところで開発は動いている。

目標の大きさが違うので、力と速さが違うのは当然だ。

だから、世界の最先端は、Pd(パラジウム)を使わないのである。

つまり、周期表第10族元素の Ni(ニッケル)、Pd(パラジウム)、Pt(白金)の中で
安い Ni(ニッケル)を使うのである。

逆に発想すれば、
他の触媒金属(遷移元素)の Mn(マンガン)などにも可能性はある。

水素についても同様である。
重水素だけでなく普通の水素でもよさそうである。

もしかすると純粋重水素メタンガスを
高温高圧にするだけでLNER現象するかもしれない。

純金属粉末や純粋炭化水素ガスと水素原子の高温高圧での挙動は
未開拓の科学領域である。

4. 安定性・安全性の確保

商用機器とするため
安定性、安全性は必須である。
単に化学者だけのチームではいけない
総合的チームで対処しなければいけない

法律、環境、コスト、品質
安全、安定、運用
制御、デザイン、使いやすさ
電子制御、ソフト、サーバー、通信
核物理、化学、熱力学、材料
.... たくさんある

5. 出発しやすい日本の大企業

パナソニック(ニッケル水素電池の技術がある、先駆者の多くが大阪におり大阪本社は有利)
トヨタ(なんといっても資金があるし、未来の車を考えている、先駆者もいる)

ぐらいかな。

あとはベンチャーだが、
日本では富豪がいないのでベンチャーが無理であることは常識。

三菱なんかは昔から実験しているが、
推進できていない残念な企業状況である。
つまり、東京の会社と理化学研究所は、ずっと下になる。

Mar 11, 2012

LENRがもし完成したら、あくまで空想だが

LENR(cold fusion)がもし実現して
家庭に一台普及すると
電気も熱もこれ一台でOK、
必要なのは水(重水かもしれません)だけである。

(軽水素と重水素の存在割合は、軽水素が99.985%、重水素が0.015%)

水を電気分解し水素を作り、
核融合の燃料に使う、
核融合はものすごく効率がいいので
必要な水は少しだけ。

まず電力会社とガス会社が不要になる。
太陽電池も要らないのである。

最終的に、自動車はLENRと蒸気機関で動くようになる。
水を補給すれば走るのである。
が、ガソリン車の乗り味に達するまで年月がかかる。

次にガソリンスタンドが不要になる。

そして、エネルギーが、ほぼ無料になる。
まだ空想だがすごいインパクトがある。

調べていたら、こんなものがあった
未来を築く常温核融合 ジェト・ロスウェル Jed Rothwell
未来ある少年ほど、読まれることをおすすめします。
老人は読んでもさっぱりわからんでしょう。

Defkalion Green Techologies S.A.

Praxen Defkalion Green Techologies S.A.
略してPDGT社は、 LENR (Cold Fusion) の 商用製品 Hyperion Reactors を発売しようとしている会社
E-CAT とならぶ先行の会社である。

PDGT社のニュースリリース 2012-01-23 では

Hyperion Reactorsは ニッケルと水素の LENR 反応炉。
COP(エネルギー収支効率) は 20。
動作温度は 650度。
ニュースリリースは、第三者テストとは別に自社のテストの報告として説明している。
テスト項目は
- 発熱すること
- COP(エネルギー収支効率)の測定
- 放射線の測定
- 制御機構の動作と安定性
テスト概要
48 時間の二台での、空焚きと満タン焚きの取替え試験をしている。

と述べている。

製品プロトタイプの資料は
こちら
です。

どうも普通の水素ガス(重水素ガスではない)とニッケルパウダーの加熱反応だけでOKと言っている模様。

この会社の住所は
Xanthou 3,
Glifada, 16674 Greece
である。EUの問題国 ギリシャか。
これだけで、信用が落ちてしまう。

また、日本の第一人者 大阪大学名誉教授 高橋 亮人 氏の
最新資料
には、Ni パウダーと水素の組み合わせの議論は、説明が薄い、
高橋氏もまだ見ていないということだろう。

(水素は、重水素かもしれませんはっきりしません)

とにかく、第三者テストの結果が待ち遠しい。


この他の会社として、
Cold Fusion: A Cure For High Gas Prices (読み応え有り)
によれば、
AmpEnergo,
Seldon Technologies,
Lattice Energy,
Brillouin Energy Corporation,
Energetics Technology
Star Scientific.
があるとのこと。

E-Cat (LENR, cold fusion) に動きがあったらしい

ニュースのソースは、ECATのサイト
Andrea Rossi ECAT March update
である。

E-Catは、LENR(低エネルギー核融合炉)、cold fusion(常温核融合)の商業品を目指しているもの。

翻訳でニュースソースを紹介する。

--------(ここからニュースを紹介)---------------------------------------------------
Andrea Rossi氏は、三月にECATを改良
大きさ 33cm x 33cm x 6cm
たて置き横置き可能
重さ 10 kg
新技術と厳しいテストをしていて結果は良好
Leonardo Corp が、複製品の法律事務に対応
The new ECAT Home unitは、水の入り口と出口があるだけ
販売まで写真は無し(*)
法に基づいて、60日までの返却可能
年間100万台生産可能(*)
水素ボンベは安全のため廃止して、固体に水素を吸着貯蔵している
ECAT Home unit と the ECAT 1MW Plantし、新制御システム(National Instruments以外で開発)で動作している
ECATの事前評価は、 Info@leonardocorp1996.com または ECAT.com まで連絡を
UL認定は進行中
家庭用ECATの反応炉の最高温度は、ニッケルの融点以下である
ECATの外には放射線はまったく観測されない
ECATはすでに重要な認定を確保している
COP (性能係数、投入エネルギーと産出エネルギーの比と推測) は 6
販売のライセンスは承諾されているが、未発表である
Leonardo Corporationが商業段階に入ると、完全なネットワークライセンスが発表される
Andrea Rossi氏(発明者)は、エアコン、発電機がECATの最適なアクセサリ部品と予想している
Siemens社は、電気的解決策をAndrea Rossi氏(発明者)に提示しているそれは、
効率33%の250度Cで25MWe出力40bar 圧力 と 小型で効率30%の250度Cで 5-8MWe出力 40bar圧力の回路
-------(ここまでニュースを紹介)------------------------------------------------------------

本物なら大革命(石油の 200 000 倍のエネルギー密度で低価格)であるが、

うーん、これだけでは本物とも偽者ともいえない

ただ、これまでのやり方は、偽者のやり方である。

なにより製品を出すという仕事が遅れているし
秘密が多いし、
始めから年間100万台生産可能というのは嘘っぽいからである。


本物かどうかもう少しではっきりわかる、
傍観者の私はじっと待つしかない。
(希望は、もちろん本物であってほしいのだが)

Mar 10, 2012

エンジン に 水を直噴するってどういうこと

トヨタのプリウスでは、アトキンソン サイクル
(を達成するために実はミラーサイクルといわれている
これでほぼ同等のこと)で
熱効率が高くなっているが、まだまだ究極ではないだろう。

今後の課題はさらなる効率化と軽量化である。

エンジンのエネルギー効率がモーターに比べて悪い。
原理が違うからだが、、、

効率が昔からずっと悪い理由は、研究不足なのか
製造コストアップなのかわからないが、
ガソリンという安い高密度エネルギーに
かまけていたからということもありそう。

熱力学の理論は、確立している。

熱機関は、熱サイクルの低温熱源と
高温熱源の温度差が大きい程効率が良く、
内燃機関は、同圧力では吸気温度が低いほど
単位容積当たりの吸気質量が増え、
より多くの燃料を燃焼させることが
可能となり出力が向上する。

熱効率を上げるにはエンジンの圧縮比を
上げる必要があるが上げすぎると
圧縮仕切る前に爆発してノッキングを起こす
そこで圧縮後に燃料を直接噴射する
技術が開発された

が、しかし、一つの理論通りには
実際のエンジンは動かない
いろいろな物が複合的に組み合わさると
問題は複雑なのだ。

ひとつ試すにも設計だけでも大変
もちろん試作も大変なのである。
まして、計測、理論化するとなると時間がかかるかかる。

それだけに、メカニックと燃焼ケミカルの統合制御に
まだまだ可能性は追求できそう。

ターボチャージャー 付きエンジンでは、
ガソリン冷却というガソリン高騰の今では
間抜けとしか思えない技術を利用している。

ガソリン冷却とは、
通常より濃いガソリンを吹き、
気化熱で燃焼室温度を下げようというもの。
当然、燃費が悪くなる。

燃え残るガソリンは、汚い汚染ガスとなるし、
排ガス触媒も傷めてしまう。

欧州車はステンレスのエキゾーストパイプや、
排気側にナトリウ ム封入バルブを採用して
エンジンの耐熱性能を上げているらしい。

ガソリン冷却を使う理由は、
製造コストが安いことである。
燃料をちょいと多くすればいいからである。
(後のことは知らないよという態度でもある。

インタークーラーという技術がある
ターボチャージャーで断熱圧縮した
空気を冷却することで
燃費効率と出力を向上させる。
実績があるが重いし高い。

ヨーロッパでは、エンジンのダウンサイジングコンセプト
(小さい排気量で低コストで低燃費排気ガス低減、そしてターボ利用)がある。

実は、航空機用には水メタノール噴射装置が
すでに採用された実績(第二次大戦のドイツ軍と日本軍)がある。
(メタノールを混合した理由は上空での凍結防止が主)

いろいろ調べると、レースカー
スバルインプレッサWRC2005など
ではすでに水噴射装置が利用されているらしい

「新しいウォーター&フューエル・インジェクションシステム」として
後でリンクを紹介してます。

ガソリン・ターボ車では、メタノールとか混ぜないで
水をそのまま噴射するほうがよさそう。

ガソリンを燃やすと水と二酸化炭素ができる。
水はもともと水素の燃えた灰である。
また水の蒸発潜熱は、ガソリンの約7倍ある。

そのため純水噴射でのエンジン腐食の可能性は
とても低いと推測。
でも水道水には、自然に由来するいろいろな微量の混ぜ物がある。
カルシウムとかね。
それでもメタノール混合の欠点を防止できると推測。

水はエンジンオイルの劣化を招いてしまいうという説があるが、
液体で水浸しにならない程度に噴射することで
またレーシングマシンのような常時高回転の酷使でなければ
問題はほぼないと推測できる。

それでも、調査項目は多数ある。
- 実現時の重量(水ダンクをつける意味があるか)
- 噴射ポンプをつける位置
- 噴射ポンプと水の相性
- どんな水を使うか(水道水が安くて理想)
- 腐食・汚れの可能性(エンジンから排ガスまで)
- 排ガスクリーン化に与える影響
- 凍結対策(凍結を避けることはできないから、
混ぜ物は腐食に直結
凍結の局所化と運転時の同時解凍の検討)
- 価格など

やることいっぱいあり、楽しいなあ。

でも、水噴射は、ターボ(ガソリンでもディーゼルでも)のための技術でしかなさそう。
非ターボのトヨタには関係無さそうだか、
トヨタがBMWと提携してディーゼル技術を学ぼうとしているらしいニュースもあったし。


参考リンク

燃焼圧力線図 技術者は必読

6サイクル機関のQ&A
面白いねえ

水噴射6ストロークエンジン
面白いねえ

昨日の続き 燃料冷却と現行プリウス
好感がもてる

水噴射エンジン
たわごと半分


ターボチャージャー
インタークーラー
ダウンサイジングコンセプト
水メタノール噴射装置
燃料噴射装置

現代自動車 エンジンの水噴射装置 公開特許

水噴射エンジン
チョット古い

水利用層状噴射による スモークレスディーゼルエンジンの研究開発
スバルインプレッサWRC2005 ウォーター&フューエル・インジェクションシステム

エンジンの水噴射
理科系の落ちこぼれというか、視野狭窄の者たちが、「俺が一番」とどなりあいをしている、ところどころ有用な知識があり、真偽を見極める力が必要。

ガスタービンエンジン
ガソリンエンジン
ディーゼルエンジン
オットーサイクル
6ストローク機関
ミラーサイクル
アトキンソンサイクル
ディーゼルサイクル
サバテサイクル
熱効率

水噴射装置付きエンジン トヨタ自動車株式会社
さすがにトヨタは何か研究しているらしい。

トヨタとBMWが提携 まずBMWがエンジン供給、電池の共同開発も

次世代ガソリン車エンジンの熱効率検証実験


Wikipediaより「今のガソリンエンジンは、燃焼時のエネルギーの2割から3割程度しか仕事は取り出せない。」

これからがんばってもっとできるはずだよ。

Wikipediaより
「21世紀現在、外航大型船舶では主にC重油を燃料とする、
超ロングストロークで巨大な毎分100回転程度という低回転の
ユニフロー掃気2ストローク低速ディーゼル機関は、
内燃機関の中でも特に熱効率に優れ、
強力な過給器と組み合わせることで熱効率は50%を超える。」

なるほどねえ。とりあえず、50%が目標ですね。

Mar 8, 2012

cold fusion

cold fusion

日本語では、なぜか「常温核融合」と踏み込んで訳したので、
(一般の人の間では)誤解がずっと続いている。
正確な訳は「冷温融合」である。

素直な訳例として、高温超伝導、
High-temperature superconductivity がある。

悪魔の証明

悪魔の証明とは、「ある事実・現象が『全くない』」というような、
それを証明することが非常に困難な命題を証明すること。
「cold fusion がない」は悪魔の証明であることは明白。

「cold fusion」は理論未確定の実験科学なので、
「cold fusion がない」と言うのは科学者として
ふさわしい態度とは言えない。

が、しかし、なぜか、「cold fusion がない」と言う研究者は多かった
その言葉に乗ってはやし立てる、マスコミも多い。
それに乗ってまた騒いだ野次馬。
どっちが、トンデモな人かとっても面白いのである。

なぜこんな風に人の研究を否定するのか
多分、研究予算を分捕るため、
俺の研究が先だということなのだろう。
(つまり、人間の欲望のドラマである)

また、「こんなものが実用化されると
現在のエネルギー産業に革命を起こしてしまうので
妨害される」というこれそ本当かなという陰謀説があったり
周りがとても賑やかである。

実用化されたときの波及効果の全体像が大きすぎてだれも判らない。
すぐ実用化できると勘違いしてしまう頭の弱い人(私もそうだが)も多い。
だからそこにつけ込む詐欺師も集まってくるはず。
実際に詐欺師に見えてしまう人が多い。
見ていて面白い限りである。

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で、自分の立場は、

「cold fusion」は理論未確定であり、フロンティアである。
実に面白い科学の分野である。
また、人間の欲望が絡みつき、また実にドラマチックである。
数少ない科学のフロンティアをどんどん自費で研究して欲しい。

です。

公費での研究は、税金予算の分捕り合戦だから、
過去の権威者たちに負けるのは仕方なし。

お金が必要なら、寄付を募る投資を募る、
ケチが多い日本じゃなくアラブかアメリカか
その他の大富豪に頼むしかない。

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日本語Wikipediaの常温核融合記事
セコイ言い回しやトピックが面白い。

曰く「当時の東京大学学長で原子核物理学者である有馬朗人が「もし常温核融合が真の科学的現象ならば坊主になる」と発言したとされた。」
感想「巨人が負けたら切腹するといって結局しなかった芸能人がいるから、芸能人なみの自虐ジョーク好き学長さんなら、坊主にならなくともでもいいでしょう。」

曰く「1994年になって日本では通商産業省資源エネルギー庁が新水素エネルギー実証試験プロジェクト(NHE)をスタートさせた。これは常温核融合であるかどうかは別として、過剰熱があるならそれを利用しようという意図のもとに行われたプロジェクトである。約30億円が投入され」
感想「税金30億円も使ってたの、、、ウーム」

曰く「いずれにせよ、利用できる新エネルギー源とはなり得ない。」「しかしながら、工業的に利用可能なエネルギー源とはなりえない。」
感想「あーあ、また勇み足の断言文だよね。しかも二回も、せめて一言「今のところ」ぐらいつければいいのにね。」

曰く「その(信頼できる査読付の論文誌)論文出版によって研究の成果が裁定され、研究予算の分配が行われている。」
感想「これが本音だね、人の金(税金)で研究する人は、しょせんその程度の人が多くそういう人ほど声がでかいということか、さみしい限りです。」

曰く「現在でも研究費のかなりの部分は私費でまかなわれている」
感想「私費でまかなうほど魅力があるということか」
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そして、「cold fusion」はまだ基礎の理論が確定していない。
研究者によってまちまちである。
つまり、まだまだ ずっとこのさき 基礎研究が続くことになる。

とくに原子核の核種変換が伴うのであれば
放射線の安全性の確認には、
とてつもなく長い(10年20年はあたりまえ)時間の
実験研究が必要と思うがどうだろう。

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他人の夢に口出ししたくはないけど、税金使うなら口出しさせてもらわざるを得ない、

理論があって水爆もあるけど
素人目にまったく進展の無い熱核融合やレーザ核融合
(もちろん高速増殖炉や核燃料サイクルも含めなければならない)は、
これまでのところ cold fusion を遥かに超えて
お金の面でトンデモない無駄使い。

そして、実用に使えるものが何も出来ていないということで、
今の cold fusion とどっこいどっこいのレベルです。

「税金はもっと別のことに使って欲しい、そもそも、税金集めないでください。」とね。

自費で研究するか自分でスポンサーを見つけることがあたりまえの研究の姿と思います。
税金で研究できると人は、ノーリスクだから、低姿勢じゃなきゃね。

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最後に「cold fusion」サイト(日本語が主)のまとめをします。
(この他にもたくさんありますよ)

2012年3月1日 LENR-CANR.ORG A library of papers about cold fusion
The 17th International Conference on Cold Fusion will be held August 12 17, 2012, in Daejeon, Korea.
が開かれています。これから詳しく見てみます。

2012年3月7日 常温核融合常温核融合 LENR エネルギーの のニュース
ニュースは今もいろいろあるわけで、どれがどれだけ真実か、それを判定することが、私たちの目利き度ですね。
E-catの実用化はまだまだ先ということは確実かな

2012年02月07日 固体核融合 ヘリウム製造装置 Arata Solid Fusion
元気で前向きでよろしい、平成表記には必ず西暦表記をつけてほしい。
ごちゃごちゃしている。

2012年1月15日 素人が知りたい常温核融合
まあなんというか、まだはっきりしないこと、情報を集めて可能性を楽しんでいるサイトです。
楽しむ姿勢はいいね。

常温核融合フロンティア 2011 高橋 亮人
研究者の最新の状況報告、必読ですね。


2008年06月27日 「そんなバカな! 日本で常温核融合に成功?(ascii NEWS)」
おっかなびっくりの記事である。

2008年06月15日 幻影随想 北大の常温核融合ネタについて調べてみたよ
古いブログである、「俺の研究が先だ」が背景にあるの匿名記事ブログ、おもしろいのは、二点
- 2012年02月13までコメント欄で徹底批判(匿名中傷記事であること、「cold fusion」は再現できた反論)されている
- コメント欄で徹底批判をそのまま載せていること(少なくとも科学者の態度が間違っていたと敗北を認めていることかな)

2004年 常温核融合プロジェクト
北海道大学院工学研究科量子エネルギー 水野忠彦 さんの苦難の歴史
これも必読。まさに現代のガレリオです。

Mar 6, 2012

CNN Student News で、ディクテーションする手順

CNN Student News で、ディクテーションする手順

もちろん、全部無料です。英語以外でも、できるよ。

1. ニュースを選ぶ

以下のサイトから選ぶ
http://edition.cnn.com/US/studentnews/quick.guide/archive/
あまり新しいニュースは、transcriptが未作成の場合がある

transcript は、ニュースの画面で "Click here to access the transcript of today's CNN Student News program."と書いてあるリンクをクリックすると出ます。

2. ニュースを見る

一応、解らないながらも 10分間、一回通しで見ます。

3. 気に入ったところを録音する

ディクテーション量は、私の場合、30-60秒ぐらいです。
長いと疲れます。

録音は、 Audacity (フリーソフト)を使ってます。
Audacityは、ブラウザの音を録音できます。

4. 録音をmp3で保存する。

Audacity なら、全体でも、指定範囲でも保存できます。

コツは、ニュースを見ながら録音しておき、時間をメモしておき、あとで指定範囲だけmp3で保存する。

5. ディクテーションする

あらかじめ、
ディクテーション・ツール
を、PCローカルに保存しておく。
(ローカルに保存は、一回だけでいいです)

ブラウザは、 Chrome を使います。
(IE では、動作しないかもしれません、テストしてませんから)

ローカルに保存のディクテーション・ツールに
録音をmp3を登録(ファイル名を指定[New]ボタンをクリック)して、
細切れしながら連続再生[DivideGO]ボタンをクリックする。


テキストエディター(メモ帳でなくsakuraエディターを使ってます。)を開いて
書き取りをします。

6. ディクテーション結果比較

ニュースは、transcrip と ディクテーション結果を
ディクテーション差分
で比較すると一目瞭然です。

7. 意味不明の単語を調べる


外国のお母さん乙

Chrome 拡張機能 (Chromeは、Googleのブラウザ) https://chrome.google.com/webstore/detail/kblcdbdikfjnihppancohffidbpjbeni
を使います。

ディクテーション差分 の 結果画面には
正解本文(元原稿)が大きな文字で表示されます。
不明単語の上で、 ALT+クリックで
意味がポップアップします。

また調べた単語と文は、
外国のお母さん乙の
単語帳に自動登録されます。

あとで、単語カードとして利用できます。

(外国のお母さん乙は、文章翻訳が有料(先払いチャージ)ですから、
無料にしたい人は、単語翻訳(英語だけは先に小型の辞書を用意しています)だけにしておいてね
もちろん、チャージが無くなると単語翻訳だけになりますから安心です)

(外国のお母さん乙は、Google翻訳を使うので、英語だけじゃなくで、世界中の言語で使えるよ。
でも、その場合はGoogle翻訳に支払う分だけ有料になります)

8. リーディング練習

ディクテーション差分の結果をみながら、
ディクテーション・ツールで練習します。

すでに音声は、細切れにしているので楽々です。

また、ディクテーション・ツールでは、
リーディング練習として、
シャドウイングをしたり
リピートアフターミー(listen&repeatをチェックしてください)を簡単に行えます。

9 発音が気になったら

英語の発音メモ
で、発音を確認しましょう。
ジェニファー先生のYouTube動画を整理してあります。


10.さらに時間のあるときは

外国のお母さん乙の 単語帳 で暗記練習します。

(外国のお母さん乙なら、WEBで好きな分野の英語記事で単語を集められで単語帳になりますから
最高に実用的です、本当の実力になりますよ。)

この単語帳を
やる勉
に登録して、友達とシェアして勉強できます。

Mar 1, 2012

割引きについて考えた

団体割引き
方法:客が団体(グループ)を作り多人数で購入するため割引を受けられる
客のメリット:割引
客のデメリット:団体を作ることが難しい
店のメリット:一度に大量の販売ができる
店のデメリット:特になし

まとめて買い割引き
方法:ひとりの客が沢山の商品、一定額、一定数量をまとめて買うとき割引をうけられる
客のメリット:割引
客のデメリット:沢山の商品は不要、転売する必要有り
店のメリット:一度に大量の販売ができる
店のデメリット:特になし

回数券割引
方法:先に複数枚の回数券で販売し、商品は回数券の一枚と交換
客のメリット:割引
客のデメリット:後で好きなときに交換できる
店のメリット:一度に大量の販売ができる
店のデメリット:在庫管理、預かり金管理

セット売り割引き
方法:販売店が商品をセット(組)にして売り、全体として割引価格とする。初売りの福袋
客のメリット:割引
客のデメリット:不要なものまで買ってしまう
店のメリット:一度に大量の販売ができる、宣伝のキャッチ作りのひとつとなりうる
店のデメリット:特になし

クーポン券割引
方法:クーポン券(たいてい有効期限と対象商品、割引率がある)を発行し、クーポン券を持参した人に割引する
客のメリット:割引
客のデメリット:クーポン券を持ち歩く
店のメリット:宣伝のキャッチ作りのひとつとなりうる
店のデメリット:特になし

バーゲンセール
方法:一定の期間(たいていは会計期末ごとに)、だれにでも割引販売する。
客のメリット:割引
客のデメリット:なし
店のメリット:宣伝のキャッチ作りのひとつとなりうる。在庫処分を促進できる
店のデメリット:特になし

曜日割引き
方法:特定の曜日は、だれにでも割引販売する。
客のメリット:割引
客のデメリット:なし
店のメリット:宣伝のキャッチ作りのひとつとなりうる。不振曜日を解消できる
店のデメリット:特になし

タイムセール
方法:夕方閉店前は、翌日に持ち越せない売れ残り品を割引販売する
客のメリット:割引
客のデメリット:なし
店のメリット:在庫処分を促進できる
店のデメリット:特になし

ご招待割引き
方法:有望な見込み客に限定してご招待して割引する
客のメリット:割引
客のデメリット:なし
店のメリット:有望な見込み客からの口コミ効果
店のデメリット:特になし

会員割引
方法:販売店のなじみ客として会員(たいていは会費有償)となり、会員の割引価格で買う。
客のメリット:割引
客のデメリット:会費有償
店のメリット:会員は自店でしか買わせない囲い込み、どこでも同じ商品が買えるときに有効
店のデメリット:特になし

スタンプカード割引
方法:顧客数が多すぎお得意さんを覚えられないのでスタンプカードを発行、スタンプが溜まると割引等する。
客のメリット:割引
客のデメリット:スタンプカードを持ち歩く
店のメリット:会員は自店でしか買わせない囲い込み、どこでも同じ商品が買えるときに有効
店のデメリット:特になし

ポイントカード割引
方法:顧客数が多すぎお得意さんを覚えられないのでポイントカードを発行、
購買時、販売価格に1%程度のポイントを蓄積しておき、次回販売時にポイント分を割引する。
客のメリット:割引
客のデメリット:ポイントカードを持ち歩く、その場で割引を受けられない
店のメリット:会員は自店でしか買わせない囲い込み、どこでも同じ商品が買えるときに有効
顧客の購買状況をコンピュータ管理できるので分析が容易
店のデメリット:コンピュータ投資額大、ポイントの預かり金管理