Feb 28, 2013

Yildiz モーターの情報2013/02/28


Yildiz モーターは、
入力無しで回り続けるという
ありえないモーター

説明によると磁石だけで回り続けるという、、、、
Youtubeにデモ画像があるがデモ画像だけで信じられるはずもない、、、。

以前の記事で
「それは物理学の常識からかけ離れている」
と書きました。

現在、オランダの大学で評価試験をしているはずなんですが、、、、
結果は聞こえて来ません。

で、最近の情報を取りまとめて見ました。

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1. 本家サイトではテスト完了を待っている状態とアナウンス中
2. ジュネーブの発明者会議に招待されたこと

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1. 本家サイトではテスト完了を待っている状態とアナウンス中

http://www.bsmhturk.com/home.php
<<<<< ここから引用
ANNOUNCEMENT
Dear Sirs,
We cannot accept investors for making meetings till the end of the tests.
Mr. YILDIZ is working on the motors and he cannot find the time to meet the people in this period.
We will be able to make the related announcements after the tests.
Thanks a lot for your interest and attention.
We kindly ask from you to stay tuned.
We will be available to respond your e-mails, messages and phone calls.
Best regards,
BSMH TURK
( The beginning... )
>>>>> ここまで引用

http://www.bsmhturk.com/faq.php
には、テストが保留されているとのこと。
<<<<< ここから引用
BSMH-Yildiz' All-Magnet-Motor 30-Day University Test Pending
This month, a leading European university will be conducting a thorough,
academically-rigorous, peer-reviewed, independent, scientific test of Turkish Inventor,
Muammer Yildiz' all-magnet motor in an isolated room at the university.
Not only will this provide the validation Yildiz needs to get funding for a patent,
but it will open a new scientific revolution.

by Sterling D. Allan
Pure Energy Systems News

Read more>>>>> ここまで引用
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2. ジュネーブの発明者会議に招待されたこと

ジュネーブの発明者会議は、 April 10 - 14, 2013 に開催されるようです。
招待者は、Turkish Patent Institute つまりトルコの特許庁です。

ネタ記事は二つ

Turkish Patent Institute invites Yildiz to Geneva Inventions conference
http://pureenergyblog.com/2013/02/26/turkish-patent-institute-invites-yildiz-to-geneva-inventions-conference/

Yildiz Submits Description to Geneva Inventors Conference
http://pureenergyblog.com/2013/02/27/yildiz-submits-description-to-geneva-inventors-conference/

4月になると、Yildiz モーターの何かが解るわけです。楽しみです。


太陽光発電の第一段階グリッドパリティは既に達成されている


グリッドパリティ達成とは、
自家製太陽光発電のコストが
電力会社から電気を買うより
安価になることを意味します。

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世界の太陽光発電パネルの価格を示すサイト
ENF February 2013 Cell and Panel Price Charts
http://www.enfsolar.com/cell-panel-prices
によれば、
2013/2/28現在の為替レートで

Panel Average Price:  0.45 ユーロ/Wp = 0.59 $/Wp = 54 円/Wp

です。
これは、世界的には、太陽光発電パネルが
劇的に安価になっていることを示します。

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内容が少し古い wikipedia 記事
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B0%E3%83%AA%E3%83%83%E3%83%89%E3%83%91%E3%83%AA%E3%83%86%E3%82%A3
ですが
「太陽光発電の価格は低減しており[11]、
  太陽光発電モジュールの価格が容量1Wpあたり1ドル (1$/Wp) を目安に
  グリッドパリティが達成されると言われてきた[12]。
  条件の良い国・地域では$1/Wpを待たずにグリッドパリティに達すると指摘されてきた[12]。
  2009年にファースト・ソーラー社がこれを生産コストで下回り、
  2010年にはモジュールの生産コストが$0.77/Wになったと表明している[13][14]。
  2014年にはさらに$0.52~$0.63まで安くできると表明している[15]。 」

とありますので、

「1Wpあたり1ドル」を大きく下回る「0.59 $/Wp」ですから、、、

2014年を待たずして、
2013年の今、世界的にはグリッドパリティを達成しています。

が、上記引用の[12]は
「Solar Grid Parity: The Great $1 Myth, Seeking Alpha, 2008年12月9日」
http://seekingalpha.com/article/109889-solar-grid-parity-the-great-1-myth
という文献であり、アメリカの電気料金で計算した話です。

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日本はアメリカより電気料金が高いので、当然の帰結として
グリッドパリティを達成といってもいいはずですが、、、、

問題は消費者自身がグリッドパリティの意味が解って
設備業者と交渉できているかどうかです。

- 太陽光発電パネルには、内外価格差があること
 (日本国内メーカー製はとても高い、外国製は安い)

- 日本の場合設置設備や工賃が高い

太陽光発電の設備業者にとって、
今は、販売価格を下げずに仕入れを値下げて
利幅を大きくして販売できる儲け時であることは確かです。
(円安の問題はありますが、、、)

ここ
http://kaden.watch.impress.co.jp/docs/column/solar/20110829_473699.html
など
を読むと日本国のユーザー、業者、行政それぞれに課題があることが解りますよ。
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一番困るのは電力会社でしょう。

自家発電の方が安いとなれば、
誰も電力会社から電気を買わなくなります。

昨今話題の電気料金の値上げもやりにくなりますね。

火力発電は燃料費が高騰しているので段々と競争力がなくなりつつある。
原子力発電は安全対策と核廃棄物処理に多額の費用がかかり結局一番高くつく。
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といっても、ここで紹介したグリッドパリティ達成は、
日本の家庭用電力価格(23円/kWh) (第一段階グリッドパリティ)
についてだと思われます。

日本の業務用電力価格(14円/kWh) (第二段階グリッドパリティ)
についてはもう少し時間がかかりそうです。
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私のような個人は、
じっくり観察して、
もっと安くなるのを待ってから
家を新築・建て替えのときに
導入することがよさそうです。

Feb 27, 2013

常温核融合のためにサイクロトロンで中性子の作り方の考察


[この記事の目的]

常温核融合に必要な電子を加速するサイクロトロンの半径を求めること

[常温核融合現象の原理の復習]

常温核融合現象の原理(推測)
http://majin-z-shinsuke.blogspot.jp/2012/11/blog-post.html
は、

(1)軽水素を電離して、電離した水素原子核の陽子と電子を衝突させて中性子を発生させよう。
(2)中性子は附近の原子核に吸い込まれ、ベータ崩壊とガンマ崩壊を引き起こし発熱するだろう。
(3)中性子発生は、吸熱反応、ベータ崩壊とガンマ崩壊は発熱反応、合計で発熱反応。

です。

常温核融合が起きる反応式は、D+D反応(重水素原子核の核融合)という古い説から、p+Ni説(水素原子核=陽子とニッケル原子核の核融合)になり、最近は p(陽子)がn(中性子)になってから n+Ni(中性子とニッケル原子核の核融合)となると言う説に変化してきています。であれば中性子を大量に連続供給することが反応を安定的に起こすための必要条件です。


[水素原子の電離]

(1)の課題を考えましょう

水素原子の電離(イオン化エネルギー)は、13.6 eV という小さなエネルギーで可能です。
http://homepage3.nifty.com/rikei-index01/ryousikagaku/keiretu.html

これは放電程度で可能です。
実際に身近にある蛍光灯の放電程度で可能です。

陽子と電子を分離することが、電離です。
水素ガスは電離したことで気体からプラズマとなります。

普通は、陽子と電子は+-の電気を帯びているので引き合い
また水素原子に戻ります。

[電子捕獲による中性子生成]

ここで、陽子と電子を力いっぱいぶつけると水素原子に戻らず
くっついて中性子となります。電子捕獲ベータ・プラス崩壊といいます。
(ベータプラス崩壊とはいわず、電子捕獲というようですので訂正します)

電子捕獲 = 陽子と電子とガンマ線(=エネルギー) から中性子と電子ニュートリノに変化

電子捕獲は、エネルギー吸収反応なので、
力いっぱいぶつける必要があります。

どのくらい必要かといいますと 0.78MeVです。
13.6 eVの57,352倍です。

参考まで電子の静止質量エネルギー E = mc^2 : 0.511 MeV です。

力いっぱいぶつけるためには、
電子や陽子をすごい速さで運動させて
衝突させればいいわけです。

0.78MeVあれば、ほぼ100%中性子になりますが、
そこまでエネルギーが無いときは、
量子力学の主張であるトンネル現象から推測すると、
一定の確率で中性子になります(2013/03/06追加)。

常温核融合としては、化学反応程度の発熱量が欲しいので、
陽子100万個に一個の確率で発生する
しきい値を計算する必要がありますが、
私のいまの知識では計算できません(2013/03/06追加)。

[サイクロトロンとシンクロトロン]

電子や陽子をすごい速さで運動させるには、
他の電気で引っ張るといいのです。
このままだと直線運動になり装置が大きくなるので、
回転運動にします、それには磁場をかけてやればいいのです。
磁場の中では荷電粒子は回転運動をします。

回転運動の加速装置には、サイクロトロンとシンクロトロンが実用化されています。
http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%B5%A5%A4%A5%AF%A5%ED%A5%C8%A5%ED%A5%F3
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%83%88%E3%83%AD%E3%83%B3

サイクロトロンのほうが古く簡単な技術なのですが、
先端物理学に必要な超高エネルギー( GeV をはるかに超える TeV)の加速ができないので
シンクロトロンの方が現代は脚光を浴びます。

シンクロトロンは、名前にシンクロとつくように
加速している荷電粒子にシンクロして装置の磁場さらに電場を制御するため
高度な制御技術が必要であり高価ですし、
大量に連続して電子を加速することに向いていないと推測できます。

[サイクロトロンの半径]

常温核融合に必要な加速エネルギーは 0.78MeV でいいので、
サイクロトロンでいいはずです。

磁場の中で 0.78MeV の運動エネルギーを持つ電子が回転する半径を
推測計算で求めてみます。

古い教科書「ファインマン物理学II 光熱波動」のPage.104 に

p = qBR       ---(9,7)

ω = qvB / p       ---(9,8)

pc (ev) = 3 * 10 ^ 8 (q / qe) BR            ---(9,9)

と出ています。

記号の意味は、
p : 運動量
q : 電荷量
B : 磁場強度
ω : 角速度
v : 粒子速度
c : 光の速度(光速) 数値は 3 * 10 ^ 8 [m/s]
(ev) : 単位が エレクトロンボルトであることを示している
qe : 説明見つからず

ファインマン先生は、親切な人で Page.105に

pc = 10^9 eV (電子の運動エネルギー)
B = 10,000 ガウス (磁場強度)
のとき 
R = 3.3 m (シンクロトロンでの電子の回転半径)

と解説されています。
ここから、推測計算します。

0.78MeV は だいたい 1 MeV としましょう。

1 MeV = 10^6 ev ですから、
ファインマン先生のシンクロトロンに比べて
 10^3 = 1,000 分の1 でいいわけです。

式 (9,9) から pc と R が比例することが解ります。
つまり、 1 MeVでよければ半径は 1,000 分の1 でいいわけです。
つまり、 3.3 / 1000 = 0.0033 [m] = 3.3 [mm] です。

10,000 ガウス あれば、たったの 3.3 [mm]の半径で 1 MeV まで電子を加速できます。

ファインマン先生は、親切な人で Page.104に
鉄の中で普通作れる最強の磁場は 1.5 * 10^4 ガウス
と解説されています。
磁場の単位の変換をしておきます、10,000ガウスは1テスラのことです。
上記のように 10,000 ガウスは、とても強い磁場なので
一桁弱い 1,000 ガウスぐらいとしましょう。
1,000 ガウス = 0.1 テスラ の電磁石は比較的簡単に作れそうです。
根拠はこの記事 http://oshiete.goo.ne.jp/qa/1299516.html

そうすると、式 (9,9) より、 B と R は反比例するので

「1,000 ガウス あれば、 33 [mm]の半径で 1 MeV まで電子をサイクロトロン加速できます。」

つまり小型(33 [mm]の半径)と1,000 ガウスの電磁石で
電子を1 MeV 程度に加速して衝突させることができます。
(これが、新型のHot-Catが大体半径50mmの円筒形をしている理由かもしれません。)

また、サイクロトロンの構造であれば連続的に大量の電子を加速できそうです。

電子をどんどん水素=陽子にぶつけるのでしたら
水素ガスを狙うより、水素吸収させたニッケルナノパウダーが
的が動かないだけ効率がいいのでしょうね。

ニッケルは水素を吸収する金属として有名(ニッケル水素電池とかで)ですから。

また、シンクロトロン輻射(放射とも言う)という現象について
ファインマン先生 が説明されています。解説によると、
この放射光の波長は電子の全エネルギーを奪うものではなく、ごく一部を奪うようです。
ですから、この小型のサイクロトロンの放射光は、
10^9 eV ならX線でしたが、 10^6 ev なら紫外線とか可視光の世界と思われます。
つまり、安全に放射光を遮蔽できるということです。

[結論]

かくして
(1)軽水素を電離して、電離した水素原子核の陽子と電子を衝突させて中性子を発生させよう。
は、比較的容易に実現できる装置かなと思います。

装置に求める水準は、
毎秒に100万個に一個の陽子と電子が中性子になる程度の確率
です、これより多いと発熱量が大き過ぎで装置が溶けてしまいます
(2013/03/06追加)

装置を電解液溶液(液体イオン=プラズマの一種)とするべきか、
気体を電離してプラスマにするべきか、
テクニカルには思案するところだと思います(2013/03/06追加)

Feb 25, 2013

Warren Buffett 氏 太陽光発電 へも進出


Warren Buffett 氏が率いる投資会社が、 SunPower 社の Antelope Valley Solar Project(579MW)を 25 億ドルで買収
ニュースはこちら http://eneken.ieej.or.jp/data/4775.pdf

Warren Buffett 氏ならきっと底値で買収しているはず。

太陽光発電のパネルの世界市場の価格はずっと下落傾向
グラフはこちら http://www.enfsolar.com/cell-panel-prices

これからは、建設費や維持費が問題になり始める。

日本には安い土地がないが、
固定資産税のかからない海面があります。

南洋で発電して、送電する
または水素製造して輸送する方法が
いいかと思います。

Feb 22, 2013

E-Catサードパーティ試験の発表また延期

E-Catサードパーティ試験の結果発表がまた延期された模様です。

今解っていることは
「2月から、大体3月末('Probably' around end of March)」
だけです。


仕事としてはあり得ない遅れ状況です。

何の原因説明もありません。


私はただ見ているだけの立場なので、意見を言うつもりはありませんが、
感じるところはあります。

去年10月から12月に延期して、2月にまた延期、さらに今回3月末に延期とは、、、。

私の E-Cat を見る目が厳しくなります。

ネットの世界でも、憶測と議論が噴出しているようです。

http://www.e-catworld.com/2013/02/rossi-to-josephson-report-publication-probably-around-end-of-march/

http://www.e-catworld.com/2013/02/rossi-peer-reviewers-require-more-testing/

http://translate.google.com/translate?depth=1&ie=UTF8&rurl=translate.google.com&sl=it&tl=en&twu=1&u=http://www.greenstyle.it/e-cat-rossi-assicura-report-indipendenti-pronti-ad-aprile-15040.html

Feb 18, 2013

太陽光発電する紙

すでに、このニュースが流れてあちこちで話題になってます。

たぶん公式発表に近い内容はこれ
http://www.spsj.or.jp/koho/61T/61T_5..pdf
と思います。


今の量産型太陽電池の
寿命(メーカー保証) 20年
発電効率 10% - 20% 以上
との違いが大切です。


発電効率は 3% とかなり低い。
できれば、最低 10%は欲しい。
だぶんこれからの研究開発であっという間に10%超になるでしょう。

あとライフタイム=寿命も最低5年は欲しい。
これもあっという間にクリアするでしょう。
なにせセルロースは天然でもっとも丈夫な素材(木材)の成分ですから。

世界最古の木造建築の法隆寺がある日本です。
そして、木の成分セルロースは長持ちする。
虫とかカビとかの対策が必要ですね。

毎日新聞系のニュースにある
製造コストは、ガラス基板の約10万分の1、プラスチックの500分の1~5000分の1。」
は、公式発表には書いてないのですが、
でも、開発したご本人 能木雅也 さんのサイト
http://www.nogimasaya.com/
に、毎日新聞系のニュースへのリンクがそのまま掲載されているので、
どうやら、約10万分の1にコストダウンできると発表したのはご本人らしい。

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電気の完全自給自足時代への流れが出て来るのでしょうか。

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でもコストは実際に大量生産してみないとわかりません。

しかしながら、コストダウンが、500分の1 でもすごいです。
要するにタダ同然です。

日本の全エネルギー(石油も電気も含めた本当に全部)は
半径60kmの太陽電池(効率10%)でまかなえると
計算したことがあります。

このとき、海(南鳥島)に太陽電池を浮かべてと考えていました。

太陽電池の価格が高く、1000兆円ぐらいかかると計算していました。
仮にこの太陽電池なら、100兆円もあれば、
お釣り付きで、できちゃいそう、、、、。

日本の建物の屋根すべてに太陽電池をとりつけて
変換効率10%で発電すれば、
日本中の電気の50%は確保できるぐらいの計算が
できると思います。
安いので屋根だけでなく壁にもつけられますね。
(もちろん夜間用の蓄電装置は必要なんですがね)

蓄電装置も据え置き型ならリチウム電池にしないで
もっと安いものがあります。

エネルギー保存には、
水を電気分解して水素と酸素に分けておき、また燃やす方法もあります。
二三日分の水素ガスなので、数立法メートルあれば十分ですから
圧縮タンクは不要ですからコストはかかりません。

21世紀は20世紀とは違うことが起きていますね。
素晴らしい。


燃料電池のまとめ


燃料電池は、電池というくらいなので
メカニカルな可動部が無いです。

原理は、水素原子を陽子と電子に分離して、
分離にもエネルギーがいるので借金となります。
電子流=電流には電気としての仕事を先にさせ(=発電)、
電子だけを見ると一時的には借金させている形です、
陽子流には特にに仕事をさせずに、
仕事を終えた電子と陽子に酸素を結合反応させて
分離の借金と電子がした仕事のの借金の返済を
結合化学反応エネルギーで返済するというものです。

借金といっても実際にお金がやりとりされる訳ではなく、
エネルギーの貸し借りがされる訳でもありません。

もう少し正確に表現すると、
電子と陽子と酸素の反応が起きる場所があり
そこが負圧のように電子と陽子と酸素を吸い込むので
吸い込まれる力で電子と陽子と酸素が流れ込みます。
吸い込まれる電子の流れのところ(=電線)に
モーターとかが並べてあるので、
モーターが回るということです。

燃料電池はとても素晴らしいのですが、
水素ガスを主燃料として使うという原理なので、
水素ガスの性質からくる取り扱いの難しさがあります。

水素ガスは、常温では常に気体です。
つまり圧縮して保管することになります。
液化水素の沸点は、-252.6℃と
あらゆる物質で最低のレベルです。

水素分子は小さすぎて、どんな物質でもすり抜けてしまいます。
高圧に圧縮すればするほどすり抜けやすいのです。

つまり高圧の水素タンクは、かさばる上にエネルギー容量が少ない、
しかも中身が漏れているのです。

この水素ガスの取り扱い難さは、
原理的に解決できない難問です。

そこで、天然ガス=都市ガス=メタンガス=CH4を
利用する家庭用の燃料電池は、
前段としてメタンガスと水を反応させて
水素と一酸化炭素にします。
この一酸化炭素は燃やして二酸化炭素にします。
(メタンの水蒸気改質による水素製造)

CH4 + H2O ==> 3 H2 + CO + (吸熱反応)

2 CO + O2 ==> 2 CO2 + (発熱反応)

この一酸化炭素は燃やして二酸化炭素にするときは
発電できず熱だけが出てきます。

もちろん、燃料電池トータルでは発熱しますね。

太陽電池は燃料が不要ですが
燃料電池は、燃料が必要という性質があります。

燃料電池の価格が問題です。
家庭用の燃料電池の装置価格は、まだ200万円します。
いくらだったら普及するのでしょうか、
多分一年分の電気料金ぐらいかなと思います。

マイクロガスタービンの資料


マイクロガスタービン
というものがあります。

古い資料ですが
http://www.iae.or.jp/publish/pdf/2000-2.pdf
http://homepage3.nifty.com/carib7/eng/power/mgt01.htm
http://www.jsrae.or.jp/annai/yougo/94.html

メーカーとしては、

Capstone
Honeywell
NREC
Bowman
Turbec
トヨタタービンアンドシステム(トヨタT&S)
日産自動車
Elliott(荏原製作所)
http://www.ebara.co.jp/business/products/energy/micro-gasturbine/micro-gasturbine.html
http://www.ebara.co.jp/company/rd/jihou/pdf/234/234_P18.pdf
川崎重工業
三菱重工業
IHI
http://www.ihi.co.jp/ihi/press/2011/2012-2-16/index.html

またマイクロガスタービン用発電機は、
シンフォニアテクノロジー(旧 神鋼電機株式会社)

業務用システムを売る京葉ガス
http://www.keiyogas.co.jp/cont/business/cogene/kikibetu/turbin.html

Feb 17, 2013

地球の全炭素量の謎


[謎の概要]

地球科学の定説では、
「35億年前の原始地球の大気は酸素が無く二酸化炭素が大半だった、
光合成をする生物が現れ二酸化炭素を吸収し酸素ガスと
炭素(固体の化合物=炭化水素)に分解した」とあります。

そうすると
現在の大気の酸素の由来は35億年前の二酸化炭素であると推定できます、
さらに、光合成で分解された生物由来の炭素化合物が
地上と海のどこかにあるはずだとも推測できます、

その重量は、現在の大気の酸素の総重量
1,219,000ギガトン (後で計算式を解説します)
から簡単に計算できる。
計算すると生物由来の炭素化合物の炭素部分が 457,000 ギガトンあるはずです。

しかし、地球科学の定説では
「地球上の全炭素貯蔵量約65,500ギガトン」
という数字です。
先ほどの計算457,000 ギガトンのわずか14%の数字が提示されています。

大半の86%の炭素はどこに消えたのだろう。

[以下詳細]

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http://www.jsps.go.jp/j-jisedai/data/green/GS031_outline.pdf
より
「地球上の全炭素貯蔵量約65,500ギガトン(Gt)」 ---- (1)
のうち37,000Gtが深海に存在している。

地球炭素循環においては,生物活動による循環量は物理的循環の1000倍
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[私の見解]
ここでの (1)の数字「65,500ギガトン」が疑わしいのです、
理由は後で説明します。

物理的循環とは、雨風による移動という意味でしょう。
生物的な循環なので実際の循環量は全貯蔵量に比べてずっと少ないはず。
しかし私の知識では計算はまだできない。

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土壌有機態炭素量については、
http://www.niaes.affrc.go.jp/magazine/pdf/mgzn13302(5).pdf
より
土壌炭素貯留について Lal2)によれば、
全世界の土壌有機態炭素量は 1,550 Gt
(全炭素は2,500 Gt)
土壌中には大気中(760 Gt)の 2 倍、
陸上植生(560 Gt)の 3 倍がプールされている。

また、陸上生態系(土壌と植生)の炭素量の減少は
工業化以前 7,800 年間で320 Gt(0.04 Gt/yr)と見積もられているが、

工業化後 200 年間の減少は 160 Gt(0.8 Gt/yr)と20 倍に増加している。

さらに、近年(1850~1998)の
化石燃料の消費による炭素の排出量270±30 Gt に対して、
この間(1850~1998)の
陸上生態系からの炭素の減少は 136±55 Gt であり、
このうち土壌からは 78±12 Gt が減少し、1/3 は土壌の荒廃と侵食により、
2/3 は耕作などに伴う無機化によるとしている。
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[私の見解]
この数字は、けっこう面白い。
Wikipediaの記事
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%82%AD%E7%B4%A0%E5%BE%AA%E7%92%B0
も概ねこの数字である・
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地球上の空気の量
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1231408932

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1474566509
より
5.3*10^18kg = 5.3*10^15トン = 5.3*10^6 ギガトン = 5,300,000ギガトン
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[私の見解]

空気の重量は大気圧から計算されています。
つまり空気を液体の水に換算すると地球を高さ10mの水で覆う重さです。

ですから酸素は2mの水で覆う分の量があります。 ---- (2)

ここからが本番です。

現在の地球上の空気の体積比
酸素 20.95%、窒素 78.08%、
その他は、アルゴン 0.93%、二酸化炭素 0.034%、ネオン 0.0018%、
ヘリウム 0.00052%
実は湿気として水蒸気が数%あることもある。
酸素の分子量(32)窒素の分子量(28)を考慮して

地球上の空気の
酸素の重量比として
100*(20.95*32)/(20.95*32 + 78.08*28) = 23.46
が出てきます。

とりあえず、23%を重量比として使います。

ざっと、現在の地球上の空気の酸素の総重量は、

5300000*23/100 = 1,219,000ギガトン

です。

----------------------------------------------------------
ところで、
http://www15.ocn.ne.jp/~suzuden/kuukikiso.html
などより
35億年前の原始地球の大気は
ほとんどが二酸化炭素ガスとアンモニアガスで酸素ガスは存在しなかった。
光合成を行う生物が誕生すると、それらは二酸化炭素を酸素に変換した
----------------------------------------------------------
[私の見解]

化学式は

二酸化炭素(CO2) + 日光 ==(光合成を行う原始生物)==> 炭素(C) + 酸素ガス(O2)

です。

二酸化炭素の分子式から、
炭素の原子量は 12 酸素分子の原子量は 16 * 2 = 32 です。

いまの地球の大気に二酸化炭素はわずか 0.034% しかありません。
つまり酸素とくらべてほとんど無い(616分の1です)のです。

原子量からして、今の気体の酸素 32の重量率 に対して 12 の割合で
炭素がどこかにあるはずです。

さきほどの地球上の空気の全酸素の重量に 12/32 を掛けてみます。

1219000 * 12/32 = 457125 = 約 457,000 ギガトン

この 457,000 ギガトン が 35億年前の原始地球の大気の二酸化炭素から
分離されたはずの炭素の量です。

あれ、(1)の「地球上の全炭素貯蔵量約65,500ギガトン」と一桁ずれています。

私が間違っているのか、(1)が間違っているのか、、、

「酸素は2mの水で覆う分の量があります。」と(2)に書きました。
二酸化炭素の化学式から出てくる炭素と酸素の重量比 12/32 = 3/8 = 0.375を
2mに掛けると
2*12/32 = 0.75
つまり炭素はこの地球の表面にまんべんなく慣らすと
75cmの水の重さで堆積しているはずです。
水 H2O の分子量は、18なので、密度を考えると、
炭素の原子量12と大差ありません(12/18=2/3=67%)。


私は、65,500ギガトンの意味は、
実際に観測測定した炭素の量できないか推定しています。


そして、計算で出した 86%の炭素は、
海底か地底に眠っていて観測されていないと推定しています。

(結論がなかなか出ない謎ですから、まだまだ推測に過ぎません。
 これからも情報を集めて行きますが、、、教えていただける方がいると助かります)

ここまでの推定により、
生物由来の炭素でさえも、計算で求まるすべての量がいまだに観測されていません。

生物由来の炭素とはつまり、
今生きている生物とかその死骸とかいわゆる化石燃料のことです。

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[消石灰が二酸化炭素を吸収したのか]

高校生が教わる化学式
消石灰(水酸化カルシウム)と二酸化炭素の反応の生成物=炭酸カルシウム=
石灰石(大理石、方解石も同じ化学組成)は地球に大量にあります。
これが太古の大気の二酸化炭素を吸収したのでしょうか。

Ca(OH)_2 + CO_2 => CaCO_3 + H_2 O

消石灰(水酸化カルシウム) : Ca(OH)_2
二酸化炭素 : CO_2
炭酸カルシウム : CaCO_3
水 : H_2 O

この前段の反応式(生石灰から消石灰の生成、次)も重要です。

CaO + H_2 O => Ca(OH)_2 + 63kJ

生石灰(酸化カルシウム) : CaO
水 : H_2 O
消石灰(水酸化カルシウム) : Ca(OH)_2
発熱 : 63kJ

ここのの化学式からわかることは、二酸化炭素をそのまま固定し、
酸素を分離していないことです。
つまり、現在の大気の酸素が作られた理由が
消石灰のカルシウム系からは出て来ません。
実は、ナトリウム系でも同様のことが言えます。

http://www.calfine.co.jp/museum_origin.html
によると、
原始地球の大気の二酸化炭素が消石灰として沈殿してことが
説明されています。

石灰石の地球の埋蔵量は私の実力では正確にわかりません。
http://www.enecho.meti.go.jp/info/statistics/maizo/result-2.htm
によると
資源エネルギー庁の 2009 年の調査によると日本の石灰石の埋蔵鉱量は約 450 億 t で
うち可採粗鉱量は約 270 億 t である 5).各国の石灰石埋蔵量の情報はほとんどないが,
「世界の石灰石資源 (東アジア編 6),アジア・オセアニア編 7)」を参考に埋蔵量が明ら
かとなっている鉱山から概算した石灰石埋蔵量は中国千億 t 以上,インドネシア 100 億
t 以上,韓国 400 億 t 以上,台湾 3 千億 t 以上,インド 750 億 t 以上である.
とあります。この数字から多めですがアジアで1兆トン、全世界で5兆トンと推測してみます。
5兆トン = 5*10^12トン =  5*10^(3+9)トン =  5*10^3ギガトン = 5,000ギガトン
です。
つまり、(1)の「地球上の全炭素貯蔵量約65,500ギガトン」の 7.6%が石灰石です。
ということで、石灰石は、(1)に既に含まれていると考えるべきであり、
消えた炭素の行方の本命ではありません。

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[個人的な意見]

ここまでの計算から、
化石燃料の今言われている埋蔵量
(65,500ギガトンのごく一部です)は、とりあえず今日までに観測された量に過ぎず
実際はもっともっとはるかにたくさんあるはずとも推測できます。

そして、これまで調べてきた石油無機起源説に従えば、
地球内部には生物由来ではない炭素が
もっとたくさんある可能性が極めて高いとも言えます。

日本は国としてもっと石油や石炭や天然ガスを
日本領土内で真剣に探すほうがいいでしょう。

メタンハイドレートの試掘ニュースもありますので前進しているようですね、
米国のシェールガスも技術革新で商業化できたのですから、
日本の自立のためにも国家事業として積極的に支援して進めて貰いたいものです。

とはいっても、経済的に採算が取れることが大切です。
探す方法を考え、掘る方法を考える、
もちろん考えたことを実行するには、
経済的な採算がつきまといます。

できるだけ税金を使わずに民間の資金で行う必要があります。

で、石油石炭を燃やす相手の酸素(O2)は今のところ大気にしかありません。
燃やして減る酸素(O2)を補う必要があります、
そうしないと環境を持続できません。
今のところ、酸素を補う方法は植物による光合成しかありません。

植物による光合成は太陽エネルギーの0.1%程度の回収率だそうです。
効率が良くありません。
植物に比べて太陽光電池は、10%-20%の効率ですから、とても効果的です。

ですから、究極の未来(数百年後)では、
なにも技術のブレークスルーが起きないとすると、
石油や石炭や天然ガスも使わず、
太陽光や風力だけで文明を支えることがいいとなります。

この遠い未来で日本は広い海を使えば良いので
まったく問題がありませんし、
その時は意欲さえあればエネルギー輸出も可能です。

技術のブレークスルーの可能性として今は常温核融合が有力です。
(これは核分裂原子炉や熱核融合とは別の原子力です)

Feb 3, 2013

PIANTELLIさんの特許は、eCatにとって障害?

PIANTELLIさんの特許 については、以前このブログでも紹介しました。

でも新しいこの記事で紹介されている特許は、微妙に違う資料およびタイトルです。

特許は何件も出願されていると考えるべきなのでしょう。

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[記事要約]

このPIANTELLIさんの特許は、January 16, 2013 に取得されたとこの記事にあります。

PIANTELLIさんと Andrea Rossi  さんらは、University of Bologna での知り合いだったはずとのこと。

また、この特許は、 Andrea Rossi  さんの eCat や Defkalion の  Hyperionにとって障害となりうるという記事の内容です。

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[私の意見]

でも、特許をざっと眺めてみて解るのですが、核反応式の要件が、陽子や重水素核(つまり+に帯電)が同じくプラスに帯電しているニッケル原子核と反応するというものです。中性子(neutron)の記述はありません。

「陽子または重水素核が、一旦電子と結合して、中性子(neutron)となってから、プラスに帯電しているニッケル原子核と反応する」とすれば、特許の要件を満たさないので、一般的な特許の判例からすれば、侵害とはなりえないと思われます。

そして、この中性子を経由する反応経路は、"Widom-Larsen theory"の主張するところです。もちろん、"Widom-Larsen theory"も特許を出願しているようです。




MITの IAP short course Cold Fusion 101 の模様が公開

MITの IAP short course Cold Fusion 101 の模様の動画が公開されています。
音声は小さすぎて聞き取れないのですが、プロジェクターの絵は見られます。

動画まとめサイトは、二箇所あります。
(動画そのものはYou tube に保管されているようです。)

http://coldfusionnow.org/cold-fusion-101-video-lectures-with-professor-peter-hagelstein/

http://www.lenr-coldfusion.com/2013/01/26/mit-cold-fusion-101-videos/

動画リンクをこちらに転載しておきました


1 DAY 1 Part 1
2 DAY 1 Part 2
3 DAY 1 Part 3
4 DAY 2 Part 1
5 DAY 2 Part 2
6 DAY 2 Part 3
7 DAY 3 Part 1
8 DAY 3 Part 2
9 DAY 3 Part 3
10 DAY 4 Part 1 SUMMARY
11 DAY 4 Part II