Dec 16, 2013

THE MANZAI と American Idol の違い

「THE MANZAI 2013」の決勝大会を見て思った。
「American Idol」とは、違う、
この違いはどこから来るのか、
国民性かそれともテレビ局の差かスポンサーの差か。
そもそも、知らないだけか。

日本の芸能系の審査番組

  • THE MANZAI
  • DANCE@HERO JAPAN
  • 紅白歌合戦

は、
審査員が判断して優劣を決める。
視聴者票も一部取り入れているが、中途半端で影響力はほぼない。

もちろん、THE MANZAIやDANCE@HERO JAPANについては、
無料放送を見せて頂いている立場でしかない自分であるから、
どうすることもできない、ただ、感想をつぶやくのみである。
ただし、紅白歌合戦については、視聴料を払っているから、
多少は言ってもいいはずである。

自分が知っているアメリカの芸能系の審査番組

  • American Idol
  • X-Factor
  • The Voice
  • America's Got Talent
  • So You Think You Can Dance

は、視聴者が判断して優劣を決める。
だから、視聴者は、はるかに盛り上がる。

アメリカ式を知ってしまうと、
日本のやり方では参加感が、足りないと感じる。

番組制作者側は、視聴率至上主義であるはず、
であれば、
視聴者の判断が最高の価値と思うが、、、。
なぜ審査員の判断が優先されるのか、
番組制作者側の方針を、
私は理解できず悩んでしまう。

投票の集計に金がかかるためだろうか、
どこかの高いIT業者や電話業者に発注するためだろうか、
宣伝を兼ねて無料でやってくれるIT業者は
たくさんあるはずだし、
無料の投票サイトはたくさんある。
これからは、ネット投票だけでいいだろう。

twitter や facebook での無料投票サービスもある。
http://twtpoll.com/
https://jp.surveymonkey.com/mp/facebook/
とかである。

「American Idol」の仕組みは、よく考えられている。

予選の段階は、審査員や番組制作者側で候補者を絞る。

予選はオープンで誰でも参加できて全国で行う。
予選はショー会場で観客を集めて行う。
予選ツアーを半年間行う。
予選ツアーでは、ハプニングと素人芸で楽しむ。
予選ツアーでは、観客向けに前年度本選に出たメンバーによるショーツアーも同時に行う。

二次予選で、審査員や番組制作者側で
予選ツアーの候補者を絞り込む。
これは、ショー会場では公開しない。
但し、番組として放送する。
候補者の詳細な身元調査もこの段階で終える。

本選には、10組前後が進出する。
隔週で、定期的に審査番組を開く。
候補者は審査番組で芸を披露。

候補者だけでは、最高レベルの演技ができないため、
候補者にはプロの演出家たちのサポートをつける。

審査員は評論家として意見だけを述べ投票権は視聴者と同じ一票。
ゲスト評論家を呼び番組を盛り上げる。

審査は視聴者投票、電話、ネット投票。
遊びなので、ひとり何回も投票できる。

投票結果は、翌日の番組で発表する。
翌日発表することが、熱狂を保つ上で大切である。

翌日の番組は、ゲストを芸を披露して、間を持たせる。

結果は、無作為に数名ずつの3グループにまず分ける。
グループでセーフと瀬戸際に分ける。
瀬戸際は、3名出て来る。
瀬戸際の三名は、ラストパフォーマンスを行う。
審査員が瀬戸際の三名から一名を脱落させる。

審査員の判断で今回は脱落なしとすることもできる。
ただし、その場合は次回は二人脱落とする。

投票結果では得票数は発表しない。
遊びなので、番組制作者側の得票数操作があるかも知れないが、
それより得票数が判ってしまうと推理する興味が薄れるので発表しないメリットが大きい。

残った候補者が翌週に進む。

最後に残った3組では、決勝を行う。
決勝の投票では、優勝者を発表して、二位や三位は発表しない。

審査番組は、候補者を一人ずつ脱落させていくので、
決勝までに8週かかる。

歌番組なら、選曲して歌うだけだが、
それでも隔週のほうが練習できてうまくなる。
翌日発表番組があるので、隔週でも番組は週に二回放送される。

創作ダンスや創作漫才なら、隔週でも、創作と練習が難しいかもしれない。
その場合、番組を月一にする。
一度に脱落する人数を増やすことで、対応できる。

年間を通して考えると、予選時期、本選時期と隙間時期になる。
隙間時期は、注目候補者の特集番組や撮影秘話番組でつなげるはずである。

全国を回る予選とセットのショーツアーが、儲かると番組制作者側も嬉しいだろう。