ギャンブルでいえば、競馬の予想、ルーレットの予想
ぜ~んぶ無理。
投資で言えば、株価の予想、無理無理、
コンピューター、予想なんて全然ダメ。
人間の株価予想もなかなか難しい、
証券会社の専門家でも予想は曖昧だし大抵はずれる。
世界一の投資家の大富豪ウォーレンバフェットは、
株価を予想して儲けているわけではなく、
確実に利益の出る会社を安くなった時だけに買っている。
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話を変えて、
そもそも気象予想、天気予報は当たるのか、、、
40年ぐらい前のでは、
明日の天気予報がよく外れるので、
当てにならないものの代表として
天気予報が揶揄されたものだった。
その後、
明日の天気予報のが当たる精度はどんどん良くなっている。
ココ数年の東京地方の精度は、
降水の有無の的中率 86%前後
最高気温の予報誤差 1.6度程度
である。気象庁から引用
これはこれで、技術者と気象学者にとって大変な進歩なのですが、
降水の有無の的中率は、
1990年の82%から4%しか向上していませんから、
進歩しているとはいえ、
一般の人にとっては、「そんな程度かね」
ということです。
精度が向上した理由は、二つ
(1) 気象の測定地点(アメダス)がどんどん増えたこと
(2)測定データをコンピューターで一気に計算して予測できるようになったこと
です。
でも、
明日の天気が86%の確率でしか当たらないなら、
中学生でも解る確率計算で、
明後日の的中率は、
0.86 * 0.86 = 0.739
となってしまい
一週間後なら、
0.86 * 0.86 * 0.86 * 0.86 * 0.86 * 0.86 * 0.86 = 0.347
です。
ということで、
気象庁の天気予報や、
Yahooの天気予報は、
一週間しか予報がありません。
実際、一週間後の予報は、
見事にはずれることが多いです。
天気が不安定で晴れ雨が交代する季節は
とくに予報がはずれます。
理由は、上で説明した確率の計算です。
この確率の計算がしめすように、
確率誤差、つまり曖昧さが蓄積していくこと
によるものです。
みなさん、台風シーズンなら台風の予想進路図を
よくご覧になったと思いますが、
時間(だいたい一日24時間ほど)がたつにつれて
進路の予想範囲が広がるのは、
この曖昧さの蓄積によるものです。
台風の進路予想から解るように、
一日後、24時間経つと、台風=強い低気圧の位置予想は、
数百kmの範囲でしか、予想できません。
地上にはアメダスの観測網は、日本に1300箇所あり、
概ね17km四方に一箇所です。
海上には観測点は無く、
その他はわずかの観測船と観測航空機と気象衛星です。
この程度の測定データ量では、
この程度の予報しかだせないのです。
この辺り、一週間までなら、
気象は立派な観測科学であり、
計算機シミュレーションとしても
誤差を織り込んで立派な一週間予報を出しています。
で、長期予報、ひと月、半年、一年ですが、
これはあたったかどうか解からないように
曖昧な表現で予想されています。
科学的どうこう以前に、
一週間までの天気予報の手法の延長では、
先ほど示した中学生の数学の計算で
まず当たないことがだれでも簡単に証明できます。
一ヶ月(30日)後なら、 pow(0.86, 30) = 0.010 で 1%の精度
半年後(180日)後なら、 pow(0.86, 180) = 0.010 で 0% (1.62e-12)の精度
だから、長期予報の手法はまったく別の方法で行う必要があります。
それは、下駄を遠くに蹴り投げる方法です(もちろん冗談ですが似たようなものです)。
はっきり言って長期予報はまだ科学とはとても言えません。
コンピュータで計算したと言っても、
それは素人の目をごまかすために言っているだけです。
コンピューターモデルなどは、空想の産物ですから
何通りでも作れますし、パラメータのさじ加減など簡単です。
そして、明日の天気予報で使った厳密な計算は、
一週間しか精度を保てないので、
厳密な計算であるはずがなく、とても大雑把な計算です。
だから、どんな結論でも出せます。
そして日本の気象学者は、全員が、地球温暖化と言っています。
全員で長期予報のグループを擁護しているようです。
その理由は、公費での研究スタイルに原因がありそうです。
私は、人間って金に弱いことだけはしっかりと長期予報できます。
長期予報は、ただのカンと大差ありません。
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ここまで、長期予報のいかがわしさについて、説明しました。
今のレベルの科学で何でも解明できるなんてことは無いのです。
科学者は科学の限界を正直に言う必要がありますが、
科学者も生活がかかっているので中々間違いを認めませんし、
いままで学業優秀で来た秀才だけにプライドが高すぎます。
また、政治利権と合体してしまうと、
政治家から睨まれてしまい黙ってしまいます。
御用学者ともなれば、平気で偏った説を垂れ流します。
(だから、私もこんな偏った説を垂れ流しています。)
トドメとして、
地球温暖化論をとる気象学者は、誰一人として、
この冬のアメリカの大寒波
(過去20年間で最も厳しい)を予想出来ていません、
その程度のレベルの者がいう地球温暖化予想を
科学的予想と認めていいのでしょうか。
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