Jan 17, 2014

お金の歴史-2 コインの発明

貝殻やガラス球の物々交換貨幣(barter money)が、
やがて、金や銀のつぶに取って代わるようになったと言われる。

金や銀は、錆びずにいつまでも輝いているから都合がいいのだ。

金や銀のつぶの重さを計り、貨幣として利用したと言われている。

利便性を高めるために、金や銀のコインが発明される。

現存する最古の鋳造貨幣は、
紀元前7世紀にリディア王国で作られたエレクトロン貨といわれている。

金や銀のコインは、商品貨幣(commodity money)と呼ばれる。

金や銀のコインは、権力者=政府が発行するものであり、
人民はそのコインを用いることに成る。

コインには、欠点がある。

貴金属でできているため、量が少ないこと。
貴金属でできているため、重いこと。
貴金属でできているため、硬くて分割して支払えないこと。
(しかも分割するとコインで無くなってしまう)

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