Dec 8, 2012

日本で超大深度の石油掘削が実施されない理由


石油無機起源説に従えば、
日本でもベトナムのように石油が見つかるはずです。

では何故、石油掘削が実施されないのか、
その理由(推測)です。

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理由は、石油・ガス掘削会社と石油精製・販売会社の行動原理にあります。
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掘削会社は、掘削装置を持ち、代行して掘るだけです。
掘削を依頼してリスクテイクしているのは、石油精製・販売会社です。

石油精製・販売会社は、利益を最大化するため
価格を高く長期間、石油を売りたいのです。

- 「石油枯渇」キャンペーンをする(高値に不満が出ないため)
- 高値でも日本人(電力も)は、石油元売から買うしか術がない(独占カルテル状態)
- 現在の 6km級の掘削技術で採掘可能な石油・ガスはまだ40年分もある。
- 石油の超大深度の探査開始は、今の埋蔵量石油・ガスが底をつくころでいい。

掘削技術は今も開発中で、超大深度(10km以上)の技術・実績はまだ日本に無い

- 日本の陸上のリグ(エスケイエンジニアリング)では、6kmが最大
- 海洋研究開発機構ドリルシップ「ちきゅう」で仕様は6km(まだ2kmしか成功していない)
- 石油精製・販売会社には、安定した利益が見込めるので、掘削技術の開発を急ぐ理由が無い

地殻の厚さは、大陸で、平均 30 - 40km、海底で 、6kmくらいである。
大陸棚や大陸プレート境界(日本列島)はその中間の厚さ。

石油無機起源説によれば、日本列島で10-20km掘削すれば、
大量に石油が出るかもしれないが、

- 超大深度(10km以上)の掘削技術がまだない
- 日本の石油精製・販売会社には、合理的な動機がない
- 必ず石油が見つかるという保証は無い