Dec 2, 2012

日本海の石油とメタンガス


日本海の石油とメタンガス

日本は島国で周囲を海に囲まれています。
東は、太平洋
北は、オホーツク海
西は、日本海
南西は、東シナ海
内海は、瀬戸内海

注目を集めている、メタン・ハイドレードは、
現在のところ判明している限りでは
四国・九州・本州の太平洋側の沖だけではなく、
北海道周辺の海域、本州の日本海、沖縄県がある南西諸島沖に
幅広く存在するそうです。

以前、「もったいない学会=シフトム http://www.shiftm.jp/」を紹介しましたが
「シフトムの主張=日本近海のメタンハイドレートは(質が悪く)利用できない」は、
どうも古い知見になってしまったようです。

「もったいない学会の石井吉徳さんは、石油輸入業者の利益代表である」
ということもあちこちで指摘されています。
もったいない学会の主張をよく確認すると、
うなずける意見も多いのですが、注意して読み込むと、
石油輸入業者の利益を最大化する論法であることが透けて見えます。

一方で、
新潟県沖の日本海にあるメタン・ハイドレードは、
四国沖の太平洋側メタン・ハイドレードに比べて、
高品質であるため採掘がし易い、
つまり掘削費用がかからず安価に生産できそうだとのこと。

http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-2034.html
http://heikoukadoukyoujyaku.blog.fc2.com/blog-entry-361.html
http://kukkuri.jpn.org/boyakikukkuri2/log/eid1209.html



しかも、
新潟県沖の日本海のメタン・ハイドレードの下には石油もあるとのこと。
(経済産業省が発表済み)

http://webcache.googleusercontent.com/search?q=cache:3pBEchtEgVcJ:www.nsjournal.jp/column/detail.php%3Fid%3D301228%26dt%3D2012-06-20+&cd=2&hl=en&ct=clnk&gl=jp

なぜこれまで日本で天然資源の探査が行われなかったのか、
理由はいろいろありそうです。

- 日本の国民には超金持ちがいないので、高価な探査のリスクを取れない。
  (輸入業者に採掘権を与えることは問題もある)

- 良い探査技術が日本にはない。
 (いままで輸入していたので、探査技術の蓄積がない)

- 「輸入したほうが安い」と言うグループ(輸入業者と政治家・行政)に取り込まれている。
 (石油無機起源説で地球上どこでも深く掘るだけで石油が出るとなると輸入業者は困る)

私は、「『日本には資源がない』は嘘」が真実、
つまり、「日本には資源がある」が真実、
これまでは妨害工作があり、手をつけていなかった
と推測しています。

もちろんこれからも、妨害が多々あると思えます。

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スポーツ、たとえばサッカーであれば、
腕を伸ばしたり、立ちふさがったりの妨害プレーはアタリマエ、
でも相手の服をつかむ、足をかけて転ばす、などは反則です。
もちろん審判に取り入ることなどは論外です。

ビジネスもフェアーに競争してもらいたいものですが、
ルールが明確にされていない世界だけに、
陰で汚いプレーをしたり、
審判(行政、政治家)を抱き込んだりは日常茶飯事です。

私のような小物は、ただの観客の立場に過ぎませんが
賢い目を持つことが大切と感じます。
もちろん、誰が本当の紳士であるかを見極めるためです。

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日本人と一口にいっても、
いろいろな人がいて、いろいろな職業についており、
それぞれの仕事で生活をしています。

そして、それぞれの立場を守り、自己の利益を最大化するために、
いろいろな主張をされています。

年齢も若く、さほど給料ももらえず、生活するだけで精一杯の人なら
とりあえず自己の利益を最大化する目的で主張することも
いたしかたないことと容認もできます。

年齢を重ね、功名を立て、さらには引退した人が、
たかが一業界の利益代弁者として
その立場を隠して発言することは、慎まねばなりません。

いつも「より多くの人の幸せに貢献する」という広い視点で発言しなければなりません。
また誤解を避けるため自己の発言が
「誰の幸せのため」なのかを常に明示していかなければなりません。

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