世界には炭鉱(炭田とも言います、石炭が取れる山です)がたくさんあります。
そして日本にも炭鉱があります、でも日本ではもう石炭を掘っていません。
学校では教わらない(私は教わった記憶がないのですが)のでしょうが、
この石炭がある世界の至る所で、大火事になっています。
それには、人為的な火災もあるのですが、
それより人類の歴史のはるか前から続いている大火事があるというのです。
その炭鉱の自然火災は、
期間は数百万年間続いているそうです。
そしてその量は毎年数百万トンが燃えているそうです。
以下に英語のサイトを紹介します。
The Center for an Informed America NEWSLETTER #64 August 17, 2004 Whoa, Dude! Are We Peaking Yet?
http://www.davesweb.cnchost.com/nwsltr64.html
200 million tons per year of coal has burned underground naturally for million years
Earth burns more hydrocarbons than humans ever did
http://www.climateimc.org/en/breaking-news/2005/12/03/200-million-tons-year-coal-has-burned-underground-naturally-million-years
このリンクからさらに詳細説明のリンクがあるようです。
Chinese Coal Mine Fire Put Out After 50 Years
http://peakenergy.blogspot.jp/2008/02/chinese-coal-mine-fire-put-out-after-50.html
China's 50-Year-Old Underground Coal Fires
http://www.environmentalgraffiti.com/news-chinas-underground-coal-fires
Natural and anthropogenic coal fires
http://www.eoearth.org/article/Natural_and_anthropogenic_coal_fires
Centralia Pennsylvania ...truth is stranger than fiction.
http://www.offroaders.com/album/centralia/centralia.htm
Coal seam fire
http://en.wikipedia.org/wiki/Coal_seam_fire
Coal seam fires
http://www.sapient-horizons.com/Sapient/Underground_Fires.html
Massive Underground Coal Fire Started in 1962 Still Burns Today
http://www.treehugger.com/clean-technology/massive-underground-coal-fire-started-in-1962-still-burns-today.html
How Coal Works
http://www.ucsusa.org/clean_energy/coalvswind/brief_coal.html
いきなりこんな英語のサイトを信用するなんて、、、
という意見もありそうですが、、、
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より正確に見積りをする必要がありますが、ざっと概算します。
人類が石炭や石油を燃やし始めて(つまり産業革命から)
まだ150年ほどです
百万年は、150年のざっと一万倍です。
現在人類の人口50億人がひとり当たり年に10キログラムの燃料を燃やすとして
(アメリカ人は多いが、インド人は少ないのでエイヤッと概算)
500億キログラム、トンに直して、0.5億トンつまり5000万トンです。
5000万トンは、百万トンの50倍です。
かりに、百万年×百万トンなら、一万倍の50分の1なので、200倍です。
つまり地球様は、過去100万年で
最近の人類の石炭や石油を燃やす猛烈な量の
200年分を燃やしてしまいました。
この火事が100万年以上続いているとされていますが、
地球の40億年以上の歴史からするとちょっと短か過ぎる気がしますね。
つまり、石炭はとてもたくさんあって
燃やし尽くせないのではないか、、、。
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現在、石炭の埋蔵量はあと200年-300年ぐらいといわれていますが、、、
この自然の石炭火災の規模があまりに大きいので、
なんだか「石炭の埋蔵量の数値」の信憑性が薄れてきますね。
そして、「地球温暖化」という掛け声が、本当に正しいのかも
考え直す必要がありそうです。
いやいやそうではなく、
自然火災も含めてあと数百年分しか石炭がないのだとか
人類が自然より多く燃やしていることがいけないのだとか
そんな意見もありそうです。
地球科学はまだわからないことばかりですね。
ちなみに、石炭の無機起源説では、
石炭ではときどき木の化石がそのまま残っているのに
元の木より圧倒的に炭素の量が多い理由を
地下から染み出した炭素量の多いタール状の石油に
木が飲み込まれてそのまま繊維形状を残して石炭化したと
説明されています。
多分、有機起源説ではこの疑問は説明されていないようです。
有機起源説は、植物が湖などの水底に沈んで毎年1mmずつ
石炭層が増えると説明されています。
毎年1mmなら
木の化石や葉の化石が残るはずがないと思うのですが、、、。
どちらの説が証明しやすいのでしょうか、、、。
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