サンテックパワー (尚德太陽能電力有限公司、suntech power)
が、破産したニュースが流れています。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130320-00000113-jij-cn
http://www.nikkei.com/article/DGXNASGM2003X_Q3A320C1FF2000/
サンテックパワーのURL
http://www.suntech-power.com/en/
日本サンテックパワーのURL
http://www.suntech-power.co.jp/
サンテックパワーは、中華人民共和国の最大手の太陽光電池・太陽光発電システム製造メーカー
変換効率は、単結晶太陽電池では最大16.5%、多結晶太陽電池では最大15.5%
サンテック製の太陽光発電モジュールには25年の出力保証
2008年の世界シェアは3位、2010年は第1位。
ニューヨーク証券取引所(NYSE)に2005年12月上場 コード STP
2006年には複数のシリコンメーカーと10年間の超長期の買い入れ契約をいち早く結んだ
2008年以降に生じた需要減退及び販売価格の下落局面の影響
2012年3月19日、転換社債の債務不履行倒産
原因は価格低下の読みが甘かったということでしょうね。
太陽光電池の国際価格は、
URL
http://www.enfsolar.com/cell-panel-prices
に見られるように
既にグリッドパリティを達成しております。
「(2012)年内にも日本は『グリッド・パリティ』に到達する」
http://blogs.yahoo.co.jp/hose_solar/30533751.html
も、どうぞ。
Wikipediaの記事
グリッドパリティ
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B0%E3%83%AA%E3%83%83%E3%83%89%E3%83%91%E3%83%AA%E3%83%86%E3%82%A3
太陽光発電のコスト
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%AA%E9%99%BD%E5%85%89%E7%99%BA%E9%9B%BB%E3%81%AE%E3%82%B3%E3%82%B9%E3%83%88
は時間的には遅れていますが、それなりに参考になります。
FIT(固定価格買い取り制度)は、
高い日本メーカー製の太陽光電池に合わせた制度であり、
グリッドパリティを達成している現状には合わないと私は思います。
いつも書いていますが、
日本での太陽光発電の普及が遅れる要因は、土地代、設置費など、
太陽光電池パネル以外の価格が高いことと思います。
太陽電池セル製造シェア 2010年 (Wikipediaより)
中国 Suntech 6.6% (今回、倒産)
中国 Ja Solar 6.1%
USA/ドイツ/マレーシア First Solar 5.9%
中国 英利(Yingli) 4.7%
中国 Trina Solar 4.7%
ドイツ/ マレーシア セルズ 3.9%
台湾 Gintech 3.3%
日本 シャープ 3.1%
台湾 Motech 3.0%
日本 京セラ 2.7%
です。業界再編が起きますね。
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