Sep 4, 2017

日本にできること(対北朝鮮)

対北朝鮮で日本にできることを考えた。

北朝鮮に不意打ちのミサイル発射実験をされ、核実験をされ、日本にも核ミサイル照準を定めると脅されても、現状の日本は、止めてくれと抗議しかできない。

北朝鮮への攻撃力を持たない日本は、アメリカの攻撃力にすがるだけである。もし、日本が攻撃されたとき、アメリカが反撃するかどうかは、アメリカの状況に依存する。もし反撃してくれなかったら、日本は見捨てられたままになり、自分ではどうすることもできない。

日本の制約事項

1. すでに中共、ロシアの核ミサイルが日本に照準を合わせている。
2. 核兵器の不拡散に関する条約に違反するため、自衛隊が核兵器で武装することはできない。
3. 中共、ロシアと軍事力バランスを保たなければ平和を維持できない。
4. 国産ICBMが無いので、ミサイル防衛装備の独自開発は不可能。
5. ミサイル防衛装備は、高価なアメリカ製を購入するしかない。
6. ミサイル防衛装備は、飽和攻撃には無力。
7. 国防費に予算をかければかけるほど、国民の経済生活を圧迫し不況になる。
8. 1200km先の北朝鮮の軍事基地を無力化する攻撃能力は抑止力になる。
9. 1200km先の北朝鮮の軍事基地を攻撃するにはステルス巡航ミサイルが必要。
10. 北朝鮮の核戦力とバランスを取るには、約800発のステルス巡航ミサイル(1000億円)が必要。
11. ステルス巡航ミサイルはミサイル防衛装備より費用対効果が抜群に高い。
12. ステルス巡航ミサイルは国産兵器として短期間で独自開発も可能である。
13. 憲法9条のままでは、被侵略後でも敵の軍事基地を無力化する攻撃は難しい。
14. 国連憲章では先制攻撃をすると侵略側とみなされるので、先制攻撃はできない。
15. 日本が抑止力を持っても北朝鮮が軍縮する保証はない。
16. 巡航ミサイルの射程距離は簡単に1200km以上にできるから中共、ロシアが嫌がる。

日本にできること(対北朝鮮)

1. 北朝鮮を信じない、支援しない、抑止力を持つ。
2. 憲法9条を改正し、もし侵略されたら敵の攻撃能力を殲滅すべく反撃できると明記。
3. 対北朝鮮の抑止力として、射程1200kmのステルス巡航ミサイルを多数装備。

抑止力の後の未来は

中共、ロシア、北朝鮮、韓国、台湾、アメリカ合衆国を巻き込んで、東アジアはステルス巡航ミサイルの軍拡時代に入る。ステルス巡航ミサイルの費用は少ないので、国民経済への打撃は少ない。北朝鮮は、現状の政権が維持され、世界に北朝鮮製の核ミサイルが一部の国やテロリストにばらまかれるが、国連(アメリカ・中共)の海上臨検で一部が阻止されるはず。戦争は回避されるが、共産主義の中国・北朝鮮、プーチンのロシアとイスラム原理主義は10年ぐらいは生き残る。その先は予測できない。

参考



【李相哲氏講演詳報(1)】

金正恩政権の本質は3つ

本質1. 社会主義権力者(金正恩)は、「暴力」しか怖がらない。

金正恩が命綱である核兵器を放棄することは全くない。

【李相哲氏講演詳報(2)】


本質2. 社会主義権力者(金正恩)は、人命を大切にしない。

1996年から1999年までの間に北朝鮮の人口のほぼ10%約200万人の国民が飢え死にした。

「北朝鮮が韓国に攻め込めば、韓国人のうち1千万人は逃げるだろう。逃げなかった者のうち、1千万人は粛正する。残りの2千万人と、北朝鮮の2千万人とで国家を建設する」(金正日)

【李相哲氏講演詳報(3)】

本質3. 社会主義権力者(金正恩)は、ルールを守らない、約束を守らない、手段を選ばない。

【李相哲氏講演詳報(4)】

金正恩政権のジレンマというのは、改革はしても開放はできないという点。開放すると、金一族の一人のためにやってきた北朝鮮の政治体制が良くないとわかってしまう。金正恩に入るおカネに焦点を合わせて制裁する。

北朝鮮の核兵器とミサイル開発問題の背景は、1992年から20年間の韓国の資金支援(約8千億円)。

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