Jan 31, 2018

西部 邁 さん の 自裁死

西部 邁さん (にしべ すすむ 1939-2018 78歳、テレビによく出た保守思想家、元東京大学教養学部教授)が、自殺で一生を閉じられた。西部さんの場合は、自裁死と言うらしい。西部さんは、東京大学大学生入学早々に共産主義の影響を受けたが、在学中に左翼過激派と決別、経済学を研究する中で日本を代表する保守思想家となったという。著作多数、テレビ出演多数から人に影響を与えることが大好きだった人と言える。


自殺を意味する言葉は、自害、自決、自尽。自殺の状況は、殉死、心中、情死。自殺の方法は、切腹、自頸、自刀、投身、入水、服毒自殺。自裁とは造語と思われる。西部さんは多摩川に入水。


自分は、西部さんの保守思想に詳しくないが、自裁死に至った経緯に興味がある。


ニュース等によると、
  • 妻(2014年死去)の自宅介護を8年経験し、自分は子供に迷惑を掛けたくない事。 
  • 喉頭がん、頸椎の病気を患い苦痛に苛まれる日常であった事。 
  • 病院で自分の命の最期を他人に命令されたり弄り回されたくない事。 
  • 遺書に「葬式はやらないでほしい」とあり通夜・葬儀・告別式は行われなかった。 

78歳になった西部さんほどの男ならまだ未体験の事は死ぬことだけのはず。爺の理想的な死に方だろう。





Wikiにあった西部さんの主張から、自分が検討したいことをメモ。

2003年イラク戦争はアメリカの間違い(自分は2001.9.11テロへの報復攻撃の一環であると当時思った、今となればでっち上げでイラク戦争が始まりそれが暴露されたと判る、つまり、ベトナム戦争の始まりと類似)

皇位継承は女性天皇も認める(憲法は世襲のみの定義、性別については皇室典範のみで規定されている、皇室典範は国会だけで変更できる。憲法で、既に天皇家に政治権力はなく象徴としての権威のみだから、女性天皇は政治項目ではない。つまり、天皇家がその血族から選べば良い。)

国防で核武装、徴兵制を主張(自分は、国際法遵守の観点から日本は核武装はできないし、自らも核武装しない。ただし敵の先制攻撃に対する抑止力として投資対効果の高い敵基地攻撃ミサイル等を、先制攻撃を受けた場合の敵の追加攻撃を除去する目的に限定して、保持する。また徴兵制は平和時の今は必要ない。)

消費税の応益税説と所得税の累進課税による能力税説(自分は、所得税を納めていない国民にも選挙権を与えるという正当な理由のために消費税は必要(税を納めない国民に選挙権は無い)の立場、消費税に何の応益があるか理解に苦しむので天国の西部さんに伺いたいものだ、所得税の最大累進税率は法の下の平等の原則から利子、配当、譲渡益の税率20%(国際標準もほぼ20%)を超えてはいけない。同時に相続税は二重課税となるので廃止。国が維持する道路に使う自動車税やガソリン税、有料ごみ袋、水道代のようなはっきりと受益者を特定できる物品税はOK。)