Sep 11, 2015

鬼怒川の洪水から学ぼう

今回の大雨洪水被害に遭われた方々には、心よりお見舞い申し上げます。

私には、反省することが多い。

年に一度の防災の日、九月一日を無駄に過ごしてはいけなかった。

避難が遅れてしまわないように、
「天災は忘れたころにやってくる」というより、
「のど元過ぎれば熱さ忘れる」という言葉を噛みしめたい。

「自分の身は自分で守る」が基本、
WEBで検索して正しい知識を吸収して災害に賢くなりたいものだ。

自分の家の地形から最悪の災害を予想

川の近くか、川床の高さは、上流の様子は、
海の近くか
山、火山の近くか
道路の近く
工場の近く
原発の近く

平野でも安全ではない、人工造成地か江戸時代以前から続く天然の安全地か

自然災害は多種多様、台風、竜巻、洪水、高波、津波、雷、火事、爆発、毒物飛散、山崩れ、崖崩れ、陥没、地震による液状化現象、家屋倒壊、閉じ込め、噴火、などなど。

洪水は、津波ほどの高さはないが時間が長い、災害ごとの特徴を理解しておこう。

自分の地域の災害の歴史を学ぶ

地元の災害歴史を知ることは大切。

防災基礎講座
侵食性・堆積性河川の氾濫特性
霞ヶ浦・桜川の治水と洪水の歴史
鬼怒川
小貝川

今回の被災地の常総市は、江戸時代以前は沼地・湿地帯で、江戸時代になってから新田開発をした土地と聞く、江戸時代でも毎年のように、洪水に悩まされて来た模様だ。

しかし、戦後の機械化された大規模土木工事の恩恵で、湿地帯が消えて宅地化され、数十年に一度の水害間隔になっていた。

現在そこに住む人は、一生で一度程度の割合で水害を体験するようになった。したがって、水害を空想したり危険を察知する本能が鈍くなっていた。

そして、気象庁とNHKの発表は、曖昧で判り難い。

気象庁とNHKは、災害前日には、「線上降水帯」、「数百ミリの大雨」と言っていた、いつもの「河川には近づかないでください」と警告していた。気象庁もNHKも、「これからどうなる」とも「今すぐどうしなさい」とも決して言わない。

気象庁の警告は、タイミングが遅い、しかも、深夜の熟睡時にこっそりとされる。

気象庁の会見「特別警報」、「重大な危険差し迫った異常事態」、「これまでに経験したことのないような大雨」、「土砂崩れや川の氾濫、浸水による重大な災害がすでに発生していてもおかしくない状況で、今まさに発生が進んでいると考えられる。」、「地元の自治体の避難情報に従うなど、適切な行動をとってほしい」と具体的に何が起きるのか良く判らない長い言葉を作り出して、私たちの危機感を麻痺させてしまう。

「気象庁は、堤防を建設している国土交通省の下位組織=子分であるから、親分の作った堤防が決壊するだろうなんて、決して口に出して言うことはできないはずだ」という雰囲気を知っておく必要がある。

また、日本国憲法が保証する自由の下では、実際に災害が発生しない限り、今回は、実際の浸水、越水や決壊、皆さんに避難行動を命令することもできない。「避難準備・避難勧告・避難指示」だけである。日本語では、指示と命令は意味合いが少し違う。自由を謳歌するには、自己責任の代償を伴う。

様子が判らない人は、気象庁とNHKだけでなく、地元自治体への積極的問い合わせが必要だ。今回の河川水位の確認は、国土交通省のWEBサイトでリアルタイムで確認できる。上流が危険なら数時間後に下流が危険になる。

「昼には、堤防が決壊し大洪水になりそうだから、遅くとも朝の内に避難しなければいけない」とは、自分で予想するしかない。

災害を学び、災害への空想力と察知能力を磨き、自分で自分の身を守ろう。


逃げる場所の確認

市役所作成の防災マップなどを調べておこう。

非常袋の用意と持ち出し物一覧表もそこに入れておこう。
洪水、津波が予想されれば、ライフジャケットも必要になる。