熱核融合もLENR(低エネルギー核反応、かつて常温核融合とも言われ騒がれたが、、)も中性子をたくさんあればあるほど、良い効率でエネルギーを生産し、核種変換で求める元素を作成できることは物理学の法則から明らかと言える。
熱核融合炉もLENR炉もどちらも、いまだ空想の産物であり、どっこいどっこいである。
国家予算がついてそれで生活している研究者が多い熱核融合分やの方がなにかと幅を利かすのは日本的風景。
熱核融合の原理的難しさはさておいて、仮にこれができたら何が必要になるかという研究もされている。
核融合炉を成立させる最適な材料 2005年
内容は、
炉の材料は、フェライト鋼がいいのか、新開発の高価格のバナジウム合金がいいのか、シリコン炭素複合材料(Si/C)がいいのか。
また、熱核融合の燃料である三重水素(トリチウム)の製造をリチウムに中性子を照射しての核分裂で確保したいとか。
とにかく、中性子が足りないので、9Be(ベリリウム stable で天然の存在率は100%)中性子を照射して、中性子を倍増させようとかである。
あれ、でも、9Be + n -> 10Be であり、 10Be は、半減期139万年、ベータ-崩壊で、10B(ホウ素 stale)になるはず。9Beに中性子だけでは足りず、過剰なエネルギーもあれば、論文の反応がおきるのだろうか、、、わからないなあ。解決は、英語のWikiでできた。"Some reactions are only possible with fast neutrons:","9Be + n → 2α + 2n can contribute some additional neutrons in the beryllium neutron reflector of a nuclear weapon."とあった。予想通りである。
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