Jan 9, 2022

工場・プラントの運用規則の科学的意味を知ろう

工場・プラントの運用規則の科学的意味を知ろう

爆発事故は一定の頻度で日本の各地で起きている。

爆発の原因は、規則を守らないこと、具体例は、(1) 作業手順を省いた、(2) 定期点検をしていないである。理由は、手抜きの危険性を理解していない無知と資金不足による故意である。

めんどうだ、辛い、時間がかかる、お金がないなどの非科学的理由で作業手順を省くと、爆発事故を招く。

爆発の危険性がある工場やプラント施設は、住宅地やオフィスから離れた工場地帯に置かれる。必然的に、工場地帯は、住宅がまばらな地方の過疎地に多くなる。人が少ない過疎地の工場では優秀な従業員が集まらず、管理の目も行き届かず、従業員の技術教育もおざなりになりがちだ。

重大な爆発事故を起こしてしまったら、「事故が起きやすい風土があるのではないか」と反省し改善に取り組む必要がある。企業と地域の学校が協力して理科教育の中で安全規則の学習をしたり、工場では高い意識の職員が安全維持活動を実施していると人材をアピールする活動が好ましいと思う。「原発安全神話=日本の原発は世界一安全であり、決して事故が起こるわけがない」のような働く人材の顔が見えない根拠のないヨタ話を吹聴することは二度と繰り返してはいけない。「事故は起こりうるので、事故が起こらないようにまた被害を最小限に食い止めるために、工場にいる私たちが、地域の皆様にお知らせした安全な手順で作業しています」でなければいけない。

日本人は規則を教えられ、規則を守るように教育を受けてきた。人が見ているところで規則を守る日本人は多い。だが、人が見ていないところで規則は守られているだろうか。この規則が何のためにあるのか、あの規則がどんな危険を防止しているのか、そこまで教育されることは少ない。人が見ていないところでも規則を守る責任感を持たせるには、規則の意味と目的を教えるとよいだろう。どの手順がどんな科学的意味=爆発防止を持つのかを教育することだ。


爆発事故の例

宮城県大崎市三本木にある半導体の原材料を製造している工場で爆発事故 2022.1.6

札幌市内アパマンショップ爆発事故 2018.12.16

福島県郡山市の「しゃぶしゃぶ温野菜郡山新さくら通り店」で爆発 2021.7.30

福島県いわき市の化学工場爆発事故 事故調「粉じん爆発」と特定 2020.5

原子炉建屋が次々爆発、吉田所長は政府に訴えた…福島「レベル7」の惨事[記憶] 2011.3.11

<薄れゆく「青い光」 JCO臨界事故20年> 1999.9.30

工場爆発で5人搬送 富山、1人重体 2014.4.25

2003-2007年に発生した主な爆発火災災害

日本で発生した爆発事件・事故


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