Nov 8, 2021

Universe 25実験が暗示する日本と人類の未来

Universe 25実験は次のリンクを参考にされたし。

Behavioral sink

Lab Rats: Escape from “Universe 25” and China's One Child Policy

Universe 25: The Mouse "Utopia" Experiment That Turned Into An Apocalypse

How 1960s Mouse Utopias Led to Grim Predictions for Future of Humanity

衝撃のUniverse 25実験 理想郷を目指すのは良いことなのか??

衝撃的な実験 Universe25 実験の結果は何を意味するのか?

「Universe 25」

人類の絶滅を予測した恐ろしい研究

Universe 25実験 天敵がいないマウスの楽園の未来とは

この実験から導かれる仮説は多い。自分が考えたものは以下。

  • 住居・食料が無料で十分にあっても、生物集団は無限に増えない。
  • 生物集団自体が作る社会圧が生存可能な個体の上限数を決めている。
  • 住居、食料が無料で十分にあっても、生物集団、特に雄は権力闘争をする。
  • 権力闘争をしている上位集団の活動は活力がある。
  • 権力闘争をしている上位集団は、雄が特に暴力的になる。
  • 権力闘争をしている上位集団の数は、下位集団比べて極めて少数である。
  • 権力闘争をしている上位集団は、高齢化していき、やがて繁殖力を失う。
  • 権力闘争に敗れた下位集団は、性的に中性化していき、元気がなく繁殖力も衰える。
  • 住居・食料を得るために努力工夫競争をしない生物集団は雄から滅亡し全滅する。

日本は、権力闘争=いじめ・誹謗中傷が蔓延し、下位集団が無気力化し選挙にもいかない、さらに、高齢化、少子化、リベラル化、社会主義化が進んできているし、現実に人口が減少している。どこかで、人口減少に歯止めがかかるのだろうか。住居・食料などの経済圧と権力闘争という社会圧が減れば止まるはずである。

最後に平家物語の冒頭

祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。奢れる人も久からず、ただ春の夜の夢のごとし。猛き者も遂にはほろびぬ、偏ひとへに風の前の塵におなじ。


No comments:

Post a Comment