Feb 5, 2020

日本政府はやっぱり感染症災害に弱い

2月4日横浜に帰港したクルース船「ダイヤモンド・プリンセス」の乗客3700人全員のコロナウイルスの検査は、見送りとなった。

2月5日現在、共産中国からやってきた新型コロナウイルスに、日本政府は、為す術無し=お手上げ=バンザイの状態。


  1. 新型コロナウイルスの検査は、日本では一日100人程度が、限界と推測。
  2. 治療のため完全に隔離できる感染症対応病院のベッド数も全国で100床程度しかないと推測。
  3. 感染の疑いのある人を集団隔離できる場所は日本には元々無い。(間に合わせで民間ホテルや官舎利用している)


想像するに日本の感染症対応の実力は、大したことがない。医学的な見地からは、始めから、感染の疑いがある中国人特に武漢から来た人を、1月20日頃から入国させてはいけなかった。

厚生労働省の担当者は、この程度のことは分かっていたはずだが、自由民主党の安倍首相率いる内閣の政治的決断は、春節休暇の中国人を、熱烈歓迎で入国させることだった。

和歌山県にパンダを7匹も連れてきた自由民主党の二階幹事長(80歳)は、日本一の親中派だ。二階氏が親中派である理由は、1983年に田中派で衆議院に初当選したことが理由。田中角栄元首相は、アメリカに先んじて日中国交回復を成し遂げた人だからである。私見だが急ぎすぎた日中国交回復では日本は共産中国に足元を見られてしまって細かいが覆せない不利な条件が多かったと思われる(領土、報道、日本人の中国での経済活動制限、日本の土地取得を中国人に許すなど)。その後二階氏は、田中派を支配した小沢一郎氏の側近として自由民主党を離党(1993年)。2000年に小沢氏と決別。2003年に自由民主党に復党。自由民主党は、比例代表選挙区では、定年制(衆議院73歳、参議院70歳)があるが、選挙区では定年制はない、だが、二階幹事長の80歳は、立派な後期高齢者。二階幹事長は、常に中国に対してサービスしており、中国で感染が拡大していることについて、「親戚の人が病になったと、こういう思いで日本人はみんな思っております。中国の皆さんが一日も早く奮起をして、元気になってもらいたいと思っています」と語ったという(2020/01/29 17:40レコードチャイナ)。

親戚の人が未知の感染症になったら、共倒れしたくないから、真っ直ぐ病院に行って欲しい、と私は思う。

アメリカなど外国は、既に中国人は入国禁止としている。しかし、敗戦国、貿易立国で武力攻撃をしない商人国家の日本の動きは、貿易相手の共産中国に気を遣う形となり、とても鈍い。国連下部組織のWHOの発言に合わせて、日本は中国人の入国規制をゆっくりと徐々に閉めている。中国マネーで潤うエチオピア出身のWHO事務局長のテドロス・アドハノム・ゲブレイェスス博士は、中国から圧力を受けて決定が遅れていると言われている(WHO、中国に配慮か)。日本独自でWHOより厳しい制限をすると、後で中国から、反日デモによる日本資本の工場店舗の打ちこわしや当局による賄賂等による接収という嫌がらせをされるのが怖いのだ。「中国の仕返しが怖いから、今は国民各自の感染防止策でなんとか耐えてくれ」ということを表立って言える政治家、官僚、経営者は、日本に一人も居ない。だが、我々日本人は、この状況の原因が我々の過去の歴史にあると歴史を学び直すことで、誰とはここでは言わないが、心ある政治家も内心は苦悩しているに違いないと、持ち前の忖度精神を発揮しなければならないのだろう(笑)。

最近、太平洋の島国ミクロネシア連邦は5日までに、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、感染者が確認された日本からの直接入国を禁止した。小国は医療設備が少ないため、感染防止には入国禁止しかないのだ。だがこのまま感染者が増えて行けば、多くの重要国から「日本は中国と同じ感染症汚染国」と指定され、外国と人の往来ができなくなり、経済が滞る恐れが出てきた。この恐れは、中国の仕返しより怖いのではなかろうか。

感染が恐ろしくて、旅行にも遊びにも行かない日本人は多い。宿泊予定のホテルには、中国人がいるか確認する必要があるだろう。何せ、唾の飛沫を防ぐマスクが買い占められているから、人混みは怖くて行けない。

抗生物質は細菌に聞く。ウイルスは細菌ではないから、ウイルスに抗生物質は効かない。だから、コロナウイルスに抗生物質は効かない。

コロナウイルスは、1960年代から発見され続けている数十種類のウイルスの総称で、風邪や肺炎を引き起こすウイルスである。もしコロナウイルスのワクチンを発明すれば大儲け確実なので世界中で研究されているが、コロナウイルスに有効なワクチンは、治療用・予防用どちらもいまだ存在しない。だから、新型コロナウイルスのワクチンも、存在しないし、短期間の開発は困難である。

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