木下 斉(きのした ひとし)さんの記事三本がナイスです。
木下さんの肩書は、地方再生人、内閣官房地域活性化伝道師
以下、木下さんの記事三本の要約です。
■リアルな地方創生は、補助金に頼らない
従来の自治体・政府の手法、
「開発できる予算さえあれば、箱物をを作ってしまう」
「一度決めた計画は二度と変更しない」
民間の手法
「計画通り営業してテナントが集まるまで作らない」
「テナントが集まるまで大胆に計画の変更をする」
自治体の公共施設は、強制的な集客力がある
公共施設と民間の施設を隣接させることで街の活性化ができる
■なぜ地方は補助金をもらっても衰退するのか
必要なのは「補助金そのもの」ではなく、
「利益を生み出す事業」だから
もちろん住民が活躍できる事業である
「税金を用いた公共事業は、
利益を出してはいけないという縛りがあるから、
税金を用いた活性化事業は、そもそもやるべきで無い」
民間が立ち上がるほか、地方が活力を取り戻すなんてことはない
= 活力のある地方は、民間が立ち上がっている
■特産品で地方創生ができるという「幻想」
[商品開発の問題点]
売れる商品像を描かず、安易に作れる物を作る
強豪メーカーの真似をしてしまう
不必要な技術経費を掛けてしまう
作ってから売りに行く
流通側や、消費者側からみた価格付けをする
[商品開発のよい進め方]
作りたいオリジナルの商品像を描く
消費者がいることと流通網があることを確認する
モニターユーザーで試作品の評判を探る
売れる数だけ作り売る
♡感想♡
自分のことを反省する良い機会になりました。
「モニターユーザーで試作品の評判を探る」ことは、
営業そのものです。
木下さんの仰る通り、私には頭が痛いことです。
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