自由とは
自由とは、他人や規則から制約されず自らの思いだけに由来して発言したり行動したりすること。
自由を求める人間
あなたも、親や先生から顔を合わせるたびに、「遊んでいないで勉強しなさい」と、強制されれば嫌なはずだ。
「反論するな黙って従え」と、言われれば嫌なはずだ。
「どこにも行かず、ここの部屋に居なさい」と、言われれば嫌なはずだ。
また、持ち物やお金の一部を自由に使えず取られたりすることも嫌なはずだ。
人間は誰でも、他人の指図を受けず自分の意志で自由に話をし行動したいものだ。
肉体の制約
人間は、どんなに願っても、肉体の限界を超えて、たとえば、超音波で話をしたりできないし、引力を振り切って空中浮遊したりできない。
万物は、数学的物理法則の虜である。
人間は、肉体に縛られた不自由な存在である。
社会的制約
人間は、身体能力の範囲であれば、自由に話をして、自由に行動できる。
自らの意志で、不愛想にして挨拶をしないことは可能だ。しかし、礼儀を守らなければ、人から警戒され邪険に扱われる。
自らの意志で、約束を破ったり嘘をついたり悪口を言うことも可能だ。しかし、道徳に反すれば、信用を失い、人が寄って来なくなる。
自らの意志で、法を犯して、殺人、強盗、レイプをすることも可能だ。しかし、逮捕され有罪になり刑務所に収監され死刑にも処せられる。
人間の言動と行動が、他人に不安を抱かせたり、危害を加えたりすれば、他人から手痛いしっぺ返しを食らい、社会から制裁される。
人間は、社会的習慣、道徳、法律に縛られた不自由な存在である。
法律と自由
共産主義に代表される社会主義とは、人間からあらゆる自由を奪い、権力者が全権を握り、社会を統制することを目的とする主義であり、歴史的に必ず独裁政治に陥る。
共産主義の聖典、共産党宣言では、手段を選ばない世界征服を宣言している。共産主義は、悪の秘密結社ショッカーのより恐ろしい思想だ。「仮面ライダーは、人間の自由のためにショッカーと戦うのだ。」仮面ライダーのような共産主義と闘う政治家が待ち望まれる。
自由主義とは、単に自由をありがたがる主義ではない、人間の自由を守り拡大することを目的とする主義である。
法律は国ごとに異なる。
隣国の中華人民共和国に代表される共産主義国の法律は、人間を共産党員とその他で差別し、国民には、政治的にも財産的にも自由がない。ショッカーの戦闘員に自由が無いように、共産党員にさえも、自由がない。共産主義国で自由がある人間はトップの権力者だけだ。
しかし、アメリカ合衆国や日本に代表される自由主義国の法律は、国民は平等で大きな自由を認めている。
日本国憲法は、言論の自由と普通選挙による政治参加の権利が保障され、最大限の政治的自由が認められている。一方で、経済的自由である財産権は認められているが、課税という不自由がかなり曖昧に規定されている。そのため、累進課税や相続税などの共産主義のような法律が実施されている。
真の自由主義者であれば、法の下の平等を優先し、累進課税や相続税に反対しなければならないことに気が付くだろう。
良い結果=幸福
人間は、社会的習慣、道徳、法律を守れば、自由に話もできるし、自由に行動できる。
どんな言動と行動なら、良い結果=幸福を得られるか。
礼儀等の社会的習慣を守ること。八正道や十悪といった道徳を守ること。法律で許された範囲の言動と行動に留めることである。
世の中には、礼儀知らずや、不道徳者もいるし、犯罪者もいる。
もしあなたが、裕福になったり、美形と結婚して幸福になったときは、よくよく注意しなければいけない。
悪人へ、幸福を大げさに自慢したり見せびらかしたりすれば、妬まれ絡まれることになる。
幸福を大げさに自慢したり見せびらかしたりすることは、社会的習慣では下品なこととされているから、悪人はそこにつけ込んでくるのである。
結論
人間は、身体能力、社会的習慣、道徳、法律の範囲であれば、自由に話をして、自由に行動できるが、その影響とその結末から逃れることはできない。
Jun 30, 2019
Jun 24, 2019
神は存在するか
「神は存在するか」改めて考えてみた
結論
神の存在は、私にとって不明である。
論証
神の例:ユダヤ教、キリスト教、イスラム教の一神教の神、ギリシャ神話、ヒンズー教や日本神道の神々。
神という単語は存在する。
我々の言葉で、神を定義することはできる。
神の定義例:「神はこの世の創造者、天国と地獄の支配者、全知全能、悪を懲らしめる。」
この世の中に神は存在しない。もし存在すると仮定すれば、自己で自己を創造したという矛盾となる。
この世の中にいる神を、全人類に見せた人間(預言者も含めて)はいない。
この世の外を、我々は、感じることも検知することもできない。
この世の外に神がいるかどうか、この世の中にいる我々には、感じることも検知することもできない。
「神は存在する」という文(命題)は存在する。
神の定義は、自己矛盾があるため、神は我々の論理の中に存在できない。
神の定義の自己矛盾例:
「もし神が悪を妨げる意思はあっても力が無いなら全能ではない。力はあるが意思が無いなら邪神である。力も意思もあるなら悪はどこから来るのだろう。力も意思もないなら、なぜ神と呼べるのだろう-エピクロス(Epicurus)」
神が存在すると仮定すると、世の外、論理の枠外に存在する。
その神は、感じることも、矛盾なく記載することもできない。
感じることも、記載することもできない物は、存在しないと言うことができる。
しかし、神の存在を信じている人々が多数いることは事実である。
彼らの考えを改めさせることは、私には不可能である。
私は彼らと敵対しても私に利益はない。
だから、私は、「神の存在は、私にとって不明である。」と言う。
神が存在するという一般人の考え1
親や先生が、「神がいる」と言っているから神はいる。
神が存在するという一般人の考え2
所有物と処分の信念
親子関係の信念
これらの信念から、雑な空想をしてしまう人がいる。
神が存在するという支配者の考え
神が存在すると宗教が成り立つ。
宗教により、民衆を支配し独裁することが容易に可能になる。
宗教がないと、独裁者は、権威を保つことができない。
宗教があれば、選ばれた人間・一族という考えが容易に可能になる。
宗教が廃れると、民主制(共和制)になってしまう。
神を否定する宗教・共産主義の歴史
純粋な共産主義(宗教・神を否定する)は、独裁者にとって辛い。
純粋な共産主義では、子供に権力を相続させられないからだ。
共産主義は、相続がないので、権力闘争が続き、変質していく。
つまり、共産主義は、永続性がない。これは歴史が証明している。
例:ソ連のスターリンの虐殺と崩壊、中国の文化大革命等の虐殺と資本主義の導入と腐敗、北朝鮮の王朝化、ベトナムの資本主義の導入、キューバの衰退とカストロの高齢化。
賢者の言葉
「宗教のことを一般人は真実とみなしており、賢者は偽りとみなしており、支配者は便利とみなしている - エドワード・ギボン(Edward Gibbon)」
「時の初めに戻るなら、無知と恐怖心が神を創ったことがわかる。幻想や熱意や虚偽が神を着飾るのである。弱さが神を崇拝させるのである。軽信が神を維持するのである。慣例、敬意、圧制は、人を盲目的に従事させることに役立つ。自然に対する無知が神を生んだのなら、自然に対する知識が神を破壊するように計算されているのだ - ポール=アンリ・ティリ・ドルバック男爵(Paul-Henri Thiry, baron d'Holbach)」
参考 http://labaq.com/archives/50944400.html
結論
神の存在は、私にとって不明である。
論証
神の例:ユダヤ教、キリスト教、イスラム教の一神教の神、ギリシャ神話、ヒンズー教や日本神道の神々。
神という単語は存在する。
我々の言葉で、神を定義することはできる。
神の定義例:「神はこの世の創造者、天国と地獄の支配者、全知全能、悪を懲らしめる。」
この世の中に神は存在しない。もし存在すると仮定すれば、自己で自己を創造したという矛盾となる。
この世の中にいる神を、全人類に見せた人間(預言者も含めて)はいない。
この世の外を、我々は、感じることも検知することもできない。
この世の外に神がいるかどうか、この世の中にいる我々には、感じることも検知することもできない。
「神は存在する」という文(命題)は存在する。
神の定義は、自己矛盾があるため、神は我々の論理の中に存在できない。
神の定義の自己矛盾例:
「もし神が悪を妨げる意思はあっても力が無いなら全能ではない。力はあるが意思が無いなら邪神である。力も意思もあるなら悪はどこから来るのだろう。力も意思もないなら、なぜ神と呼べるのだろう-エピクロス(Epicurus)」
神が存在すると仮定すると、世の外、論理の枠外に存在する。
その神は、感じることも、矛盾なく記載することもできない。
感じることも、記載することもできない物は、存在しないと言うことができる。
しかし、神の存在を信じている人々が多数いることは事実である。
彼らの考えを改めさせることは、私には不可能である。
私は彼らと敵対しても私に利益はない。
だから、私は、「神の存在は、私にとって不明である。」と言う。
神が存在するという一般人の考え1
親や先生が、「神がいる」と言っているから神はいる。
神が存在するという一般人の考え2
所有物と処分の信念
- 自分は物を作ることができる。
- 自分が作った物は自分の支配下にあり自由に処分できる。
親子関係の信念
- 子供には親がいる。
- そのままの子供は親の言うことを聞かない自由意志を持つ悪い子である。
- 子は親の所有物であるから、親は子を好きに教育・処遇してよい。
これらの信念から、雑な空想をしてしまう人がいる。
- 空想1:この世にも親(神・創造主)がいる。
- 空想2:神・創造主は、複雑なこの世を作ったから、全知全能に違いない。
- 空想3:子が親の言うことを聞かないように、人間は自由意志で悪いこともする。
- 空想4:親が子を懲らしめるように、神も人間を懲らしめるはずだ。
- 空想5:神は、人間のの死後その魂を天国や地獄へ送る。
神が存在するという支配者の考え
神が存在すると宗教が成り立つ。
宗教により、民衆を支配し独裁することが容易に可能になる。
宗教がないと、独裁者は、権威を保つことができない。
宗教があれば、選ばれた人間・一族という考えが容易に可能になる。
宗教が廃れると、民主制(共和制)になってしまう。
神を否定する宗教・共産主義の歴史
純粋な共産主義(宗教・神を否定する)は、独裁者にとって辛い。
純粋な共産主義では、子供に権力を相続させられないからだ。
共産主義は、相続がないので、権力闘争が続き、変質していく。
つまり、共産主義は、永続性がない。これは歴史が証明している。
例:ソ連のスターリンの虐殺と崩壊、中国の文化大革命等の虐殺と資本主義の導入と腐敗、北朝鮮の王朝化、ベトナムの資本主義の導入、キューバの衰退とカストロの高齢化。
賢者の言葉
「宗教のことを一般人は真実とみなしており、賢者は偽りとみなしており、支配者は便利とみなしている - エドワード・ギボン(Edward Gibbon)」
「時の初めに戻るなら、無知と恐怖心が神を創ったことがわかる。幻想や熱意や虚偽が神を着飾るのである。弱さが神を崇拝させるのである。軽信が神を維持するのである。慣例、敬意、圧制は、人を盲目的に従事させることに役立つ。自然に対する無知が神を生んだのなら、自然に対する知識が神を破壊するように計算されているのだ - ポール=アンリ・ティリ・ドルバック男爵(Paul-Henri Thiry, baron d'Holbach)」
参考 http://labaq.com/archives/50944400.html
Jun 2, 2019
台湾の地位について日本政府の立場
台湾について日本政府の立場は、
日本国政府と中華人民共和国政府の共同声明(1972-09-29)
であり、詳しい歴史的解説は
台湾問題についての日本の立場-日中共同声明第三項の意味- 栗山尚一(元駐米大使)
が、詳しい。
まとめると、
「台湾の地位の決定は、中国共産党と台湾にいる政府による平和的な話し合いであれば、日本政府は干渉しないのでご自由にに決めてください。ただし、武力行使によるものであれば、日本政府はアメリカ合衆国に従って、アジア地域の平和維持活動に参加しますよ。」ということ。私もこの考えに賛成。
参考
ポツダム宣言
<参考資料> ポツダム宣言 全訳 哲野イサク
カイロ宣言
カイロ宣言 訳
日本国政府と中華人民共和国政府の共同声明(1972-09-29)
であり、詳しい歴史的解説は
台湾問題についての日本の立場-日中共同声明第三項の意味- 栗山尚一(元駐米大使)
が、詳しい。
まとめると、
「台湾の地位の決定は、中国共産党と台湾にいる政府による平和的な話し合いであれば、日本政府は干渉しないのでご自由にに決めてください。ただし、武力行使によるものであれば、日本政府はアメリカ合衆国に従って、アジア地域の平和維持活動に参加しますよ。」ということ。私もこの考えに賛成。
参考
ポツダム宣言
<参考資料> ポツダム宣言 全訳 哲野イサク
カイロ宣言
カイロ宣言 訳
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