Mar 19, 2014

水がすべて水素になるという驚きの発表

アメリカ・カルフォルニアのソーラー・ハイドロジェン・トレンズ社が
発明した水素ガス生成装置 “Symphony 7A”の驚異というか非常識な仕様について

創立者兼社長 Jack Aganyan
創立者兼CEO/主席科学者 Konstantine Balakiryan

連絡先とかは、上記リンクからたどれます。

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E-Catニュースで出ていたのですが、
内容が驚きすぎて、どうにもよくわからないのです。
欧米によくある大ボラかもしれませんが、紹介しておきます。
最後まで読んで下さいね。

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水素ガス生成装置“Symphony 7A”の仕様


  • 水を燃料として供給すればいくらでも水素を生成できる
  • 水を燃料とするから炭素は出て来ないので二酸化炭素もない。
  • 既存の石炭・天然ガス・ガソリン・バイオ燃料・ディーゼル燃料のエンジンと組み合わせると最大で95%までエネルギーを節約できる。
  • 石炭発電(1kWhのコストが3.32セント)より3倍から5倍安く発電できる(1kWhのコストが1.6セント)。
  • 廃棄物処理を含めない原子力発電(1kWhのコストが2.19セント)より二倍から三倍安く発電できる。
  • 水力、太陽光や風力と組み合わせてエネルギーを増幅できる
  • 7モデルの水素ガス生成装置を準備中
  • 入力電力 500W/h で 2797 立方ft/h 79098 L/hの水素生成能力(エネルギー換算 221 kWh)
  • 装置構造:16段の物理と化学のプロセス経た装置で水素結合に作用する
  • 技術は安定している
  • 水素はガスとして生成出力されるので貯蔵したり他のエンジンでそのまま燃焼に使える
  • 世界一低価格のボルト・オンでとりつけられる水素生成装置
  • 装置の最小版は 長さ32インチ幅14インチ高さ20インチ 250ポンド(82cm*36cm*51cm,113kg)


注 
上記コストはアメリカ価格
221 kWhは、日本の家庭の二週間から一ヶ月の消費電力
入力電力 500W/h毎時のコストは、 1.8$ (カルフォルニア価格 180円程度)

生成出力ガスの成分測定値
実験3回
生成出力量 27-82 (ACFM, 立方ft/分)
湿度 1.8 - 2.5 %
温度 華氏 82 度(摂氏 28度)
水素 86.8 - 96.8 %
酸素 1.62 - 4.85 %
窒素 1.40 - 8.35 %
入力電圧 3.93 - 7.13 V
入力電流 97.75 - 100.50 A

確かに平均値を取ると、上記の仕様となる。

ただし、装置の写真も無いし、デモ動画もない。
したがって装置の貸出もまだない模様。

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ただし、第二のスレッドで、創立者兼CEO/主席科学者 Konstantine Balakiryan 氏から
驚くべきヒント(日本の高校の化学と物理程度の科学知識は必要です)が示されていた。

Dear Colleagues,

I am closely following all the discussions on multiple forums.
私は複数フォーラムの議論を全て密接に読んでいます。

I really like your judgments and their proximity to understanding the processes that occur in reality in the hydrogen reactor “Symphony 7A”.
私はみなさんの判断が好きです、さらに、
水素生成装置“Symphony 7A”の中で本当は何が起きているのか、
そのプロセスを理解しようとする想像もです。

Unfortunately, according to the existing ethics in the scientific community, the authors are not encouraged to discuss about any research results with the media before they are published in scientific journals.
残念ですが、科学の学会の既存の理論に従うと、
書き込みされてるみなさんは、どんな研究結果にも議論する気持ちがくじけてしまいます、
特にそれが科学ジャーナル(有名な論文誌)に掲載されで一般メディアのニュースになるまではね。

However, in order for you to understand what a great discovery GOD gave to us all please try to find answers
in the following questions:
でも、みなさんのために理解できるように、
偉大な発見、 GOD(神)が私達全員にに与えてくださったのですが、
以下の質問について答えを探してみてくださいね。


1. If the working substance in the reactor is water, how come the output is almost only hydrogen?
もし、生成装置の有効な燃料が水だけなら、どのように出力生成物がほぼ水素だけになるのか。
(訳注 従来の水の電気分解反応なら、水素と酸素が出て来るはずです。)

2. After splitting water where do molecules of oxygen disappear?
水を分解した後酸素の分子はどこに消えたのでしょうか。
(訳注 従来の水の電気分解反応なら、酸素はどこか別の穴から出て来るか貯めてあるはずです。)

3. What role in stunning efficiency of “Symphony 7A” plays a collective excitation of nucleons in the nuclei of atoms of oxygen?
“Symphony 7A”のスタンニング(叩きつけて気を失わせる)効果の役割は、酸素の原子の原子核の核子(陽子と中性子)の集合的励起にどんな役割を果たすのでしょうか。
(訳注 どうやら酸素原子核をばらばらに破壊して水素にしてしまうのでしょうか)

4. Is it possible at a rate of 0.5 kW energy hour and at operating temperature 60 degrees centigrade, to have a nuclear fission and fusion?
0.5 kW 毎時のエネルギーの率で、さらに、動作中の温度が摂氏60度で、
核分裂や核融合が可能なんでしょうか。
(訳注 0.5kWでは、水素と酸素が燃焼反応する化学熱エネルギーにもまったく足りません(400分の一以下です)。どうやら古典的原子力、つまりウランの核分裂や重水素原子核の超超高温衝突の熱核融合ではないことは明らかですね、まさに E-Catに続く LENR (低エネルキー核反応)の新しい応用でしょうか)

5 . To produce 1kg of hydrogen it is necessary to split 9 liters of water, then how or in what way in this hydrogen reactor “Symphony 7A”, it takes only 1 liter?

1kgの水素を製造するのに、水から電気分解するなら9リッターが必要です、でも、どうやって、どんな方法で、この水素生成装置 “Symphony 7A”は、わずか1リッターの水から水素を作るのでしょうか。

(訳注 1リッターの水は1kgです、つまりほぼすべての水が水素になっていることを水素生成装置 “Symphony 7A”は示しています。

さすがにエネルギー保存の法則(核物理学なので E=mc^2 (質量とエネルギーの等価式)も含めて考えてください。)は、成立しているとかんがえるべきだと思います。

酸素原子は原子番号8で原子量16です。8個の陽子と8個の中性子と8個の電子でできています。中性子は実は陽子と電子がくっついたものです。これがバラバラになって水素原子になることは、机上では成り立ちますが、酸素原子核をばらばににするだけの強力なエネルギーがどこから来るかということがポイントです。

中性子が種明かしかと予想しています。中性子は電気的に中性なので、プラス電気の原子核に陽子よりずっと簡単に入り込めるはずです。数個の中性子が酸素原子核に入り込むと、原子核は不安定になり分裂してしまいます、そうすると原子番号の少ない別の元素になります。さらにその原子核にまた中性子が入り込むと、また原子核が不安定になり分裂して、最終的には、水素原子核、陽子一個そのものにまでなります。重水素原子核、陽子一個と中性子一個も安定した原子核ですが、周りが中性子だらけですと、トリチウム(陽子一個に中性子二個)とかさらに不安定な陽子一個に中性子三個の原子核になりそれがまた分裂して、陽子一個にまでなります。結局、陽子一個の水素原子核になります。中性子は単体でいると、数分で陽子と電子と強力なエネルギーに崩壊します。つまり水素原子になります。

核種の一覧という原子核の分類チャートがあります。8番目の元素酸素と一番目の元素水素からできている水をまず電気分解して水素と酸素にして、水素をプラズマ状態にしてから、陽子と電子を衝突させて中性子を作って、これを酸素と混ぜると、酸素の同位体ができるのですが、酸素O19ぐらいから上は不安定なので理論上は、どんどん壊れていきますね。酸素より少ない原子番号の窒素、炭素、ホウ素、ベリリリウム、リチウム、ヘリウムも中性子があればどんどん崩壊して水素になるのではないかということです。

最初に、中性子を作ることが意外と大変です、陽子と電子と強力なエネルギーがないと中性子を作れないからです。水素原子をプラズマ化すれば、陽子と電子ですから要するに材料はあるわけです。強力なエネルギーは必要です。放電のの強力なエネルギー加速して陽子と電子を衝突させれば、プラスとマイナスの電気なので衝突はし易いですね、こうすれば中性子を大量につくれる可能性はあります。

最初のきっかけとしてはこの強力なエネルギー必要ですが、反応の全体の収支で考えると、常に必要なのではなく、最終的に中性子が崩壊して水素原子と強力なエネルギーに戻るので、このエネルギーを使いまわす形にすれば、節約できるはずです。だから、この“Symphony 7A”の入力電力は少なくて済むのではないかと考えています。

ここまで机上のアイデアとしては成り立つのですが、実際そういう芸当ができるかと言われると、従来の科学知識ではまったく知られていなかったわけです。だから驚異だし非常識だし、頭の固い人なら「できない不可能だ」と試しもしないで断言するはずです。
)


Sincerely,
Konstantin Balakiryan
PhD, Professor

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これが真実だとすれば、
驚くべき可能性として、E-Catのニッケル水素系以外にも 
LENRの応用の可能性は無限にあるということです。

これが真実だとすれば、
楽しいわくわくするサイエンスの時代が来たわけです。

これが真実だとすれば、
それにしても、これまでの物理学者と原子力工学者の研究とは
ずいぶん遠回りだったのではないかということですね。

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この“Symphony 7A”が本物かどうかということは、
その装置の重量と燃料となる水の重量と
生成物となる水素の重量を計ることで簡単に解るはずです。

偽物だとすると、液体水素のタンクなどを隠して持っているはずですから、
重量を計ることで簡単にインチキかどうか解るはずです。


Mar 15, 2014

孟子を復習する

孟子は、紀元前300年頃の古代中国の儒教の学者。
この時代は戦国時代と言う。
儒教では創始者の孔子に次いで重要な人物。
参考

仁政

統治者が己の欲望に溺れること無く、
思いやりをもって民のために恩恵、
具体的には、
規則を簡単にする、刑罰を軽くする、税を低くする、十分な農地を与え、道徳教育、
を施し、
国内の治安を維持し、
戦争を止め、侵略で国土を広げず
統治者が民の信頼を獲得すること、
それにより、
民が自ら進んで産業を盛んにするので国が栄えるという政治。

徳とは

仁 他人を思いやること、親愛の情、優しさ、忠恕。
義 欲望を抑え正しく善なる行いをすること。
礼 挨拶、身だしなみ、振る舞い。行事での動作や言葉使い、服装や道具などの総称。社会秩序。
智 知恵であり有用な知識。正邪、善悪の区別をする力。
孝 親によく仕えること、親を大切にすること。
悌 年長者によく仕えること、年長者を大切にすること。
忠 主君によく仕えること。
信 言行一致、嘘をつかないこと、正直であること、他人との約束を果たす。

孟子は、欲望に囚われ利益だけを追求して悪事をなす概念を「利」として、
「義」と対立するものとしているようだ。

「親によく仕える」とは、現代なら、家族が仲良く暮らすこととするといいだろう。

「年長者によく仕える」とは、現代なら、年長者の知恵や力を借りる、
あるいは成功者を尊敬し称えるとしたらいいだろう。

また、現代だろうと古代だろうと、
年長者は、年少者に信頼してもらえるだけの徳を持たないと仕えてもらえるはずもない。

「主君によく仕える」とは、現代なら、上司の知恵や力を借りるとしたらいいだろう。

また、現代だろうと古代だろうと、
上司は、規則・刑罰を簡単にする、税を軽くする、知識教育と道徳教育をしないと
仕えてもらえるはずもない。

四端

人間なら誰でも持つ4つの感情、これを大切にすることで徳になる。

惻隠 = 他者を見ていたたまれなく思う心の現れ、やがて仁となる
羞悪 = 不正や悪をしない心の現れ、やがて義となる
辞譲 = 譲ってへりくだる心の現れ、やがて礼なる
是非 = 正しいこととまちがっていることを判断する能力、やがて智となる

王道と覇道

王道とは仁政を行う王者の道
覇道とは武力で民を抑え、武力で諸国を侵略する覇者の道

覇道では民を治めることはできない。

民本

「民を貴しと為し、社稷これに次ぎ、君を軽しと為す」、つまり
国家では人民が最も大切で、次に社稷(国家の祭神)が来て、君主などは軽いということ。

天命

「舜(神話に登場する君主)は、天下を天から与えられて天子となった」

天の意思、天命はどのように示されるのか、天命は民の意思を通して示される。

民がその王を天子と認め(民主主義なら選挙で当選)、
民がその治世に満足するかどうか(再選できるぐらい支持率が高い)によって
天命は判断される。

性善説か性悪説か 

孟子は性善説、

現代の結論では、
どっちかは決められない、それよりどっちでも上手くいく憲法・法律を作る必要がある。

つまり、正直者が利益を得る社会制度が必要ということ。

孟母三遷

孟子の母が子の孟子の教育環境のために三回引っ越しをしたという逸話。

感想

孟子の思想は、民主主義とか選挙という考えがない古代中国の政治思想だから、
現在の日本国にそのまま孟子の思想を当てはめることはできない。

ただ、良いところ

  • 規則を簡単にする
  • 税を低くする
  • 十分な農地を与える(現代なら安心して生活できる最低生活補償)
  • 教育をする
  • 国内の治安を維持する
  • 戦争を止め、侵略で国土を広げない

は取り入れていいだろう。

孟子は仁義を説く理想主義者である。
残念だが、当時の古代中国で孟子の言う通りの政治が行われることはなかった。

孟子の性善説が正しいにしても、
すべての人が完全な聖人ではないのだから、
つまり孟子以外の人間はみな不完全であるから、
このような不完全な人間である君主やその家臣たち支配者側、
同じく不完全な人間の集合である市民社会でも
よい世の中にすることができるのか、
道徳教育だけに頼らずともいい方法は
ないものだろうか。
孟子の提供したその他の案は、十分な農地を与えるということだが。
(正直者が得をする制度を用意するが私の主張)



Mar 13, 2014

市民の倫理、公務員の倫理

(以下の内容は書き改めました)

山岸 俊男 さんの「日本の「安心」はなぜ、消えたのか」に紹介されていたのですが、

「市場の倫理 統治の倫理」(Jane Jacobs (原著), 香西 泰 (翻訳) )には、

市場の倫理として、市民である商人の倫理と
統治者である議員、大臣、公務員の倫理が解説されているそうです。
(私はまだ読んでいませんので、図書館で探してみるつもりです)

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市場の倫理は、

暴力を締め出せ(殺すなかれ)
正直たれ
契約尊重
他人や外国人とも気安く協力せよ(自発的に合意せよ)
競争せよ(目的のために異説を唱えよ)
勤勉になれ
節倹なれ
効率を高めよ
新奇・発明を取り入れよ(創意工夫の発揮、快適さと便利さの向上)
生産目的に投資せよ
楽観せよ

です。

山岸 俊男 さんによれば、市場の倫理の具体例は、石門心学の石田梅岩、近江商人の商人道、松下幸之助、本田宗一郎だそうです。

市場の倫理は、仏教やキリスト教の規範(殺すな、正直、汝の敵も愛せよ=誰とでも協力)を含みます。

松尾 匡さんによれば、市場の倫理は、
お金を媒体とした相互信頼による開放型の個人主義社会とも言えます。

市民・商人が勤勉さを失えば、あっという間に収入が減り没落してしまうでしょう。
ネットの書評では、例として、1980年代の英国病が上げられています。

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統治の倫理は、

目的のためには欺け
復讐せよ
排他的であれ
規律遵守
伝統堅持
位階尊重
忠実たれ
勇敢であれ(剛毅たれ)
名誉を尊べ(見栄を張れ)
運命甘受
余暇を豊かに使え(?)
気前よく施せ(慈善のこと)
取引を避けよ(?)

です。(後で新統治の倫理を紹介します)
山岸 俊男 さんによれば、統治の倫理の具体例は、新渡戸稲造の武士道だそうです。

ネットでの感想・書評によれば、マキャベリズム(マキャベリの君主論)、孫子(古代中国の孫武の兵法書)も統治の倫理に入るそうです。

統治の倫理は、仏教やキリスト教の規範(殺すな、正直、汝の敵も愛せよ=誰とでも協力)を含みません。

統治の倫理は、村社会、マフィアファミリー、ヤクザ一家の身内優先の集団主義社会の倫理とも言えます。

「目的のためには欺け」とは、
スパイを使う情報撹乱戦術で敵を弱らせることです、
敵(侵略国)を騙すにはまず味方からという感じですかね。

「目的のためには欺け、復讐せよ、排他的であれ」の3つは、
政治のトップ、最高権力者の権力争いで用いられる倫理です。
自由民主党が自由主義でも民主主義でもなくなってきている様子や
選挙前の公約が政権を取るとコロッと変わって原発推進となってしまうことなど
ここでいう統治の倫理に忠実ですね。
復讐とは、江戸時代の仇討ちのことですね。
排他的とは仲間はずれにすること、つまりイジメ体質そのものです。


「規律遵守、伝統堅持、位階尊重、忠実たれ」は、
政治権力の組織での二位以下から最下位の下っ端までが守るべき倫理です。
要するに縦割り行政そのものです。だから動きが鈍くなります。
警察の犬とはよく言ったもので、犬のように忠実になれということです。

「勇敢であれ、名誉を尊べ、運命甘受」とは、
権力を上り詰める者が備えるべき品格です。
時代劇の武士ヒーローそのものですね。
勇敢=自分の命を投げ出せるくらいでないと戦争=殺し合いはできません。
名誉を尊べとは、日本の武士の恥じの文化=切腹の文化でしょうか。
運命甘受とは、特攻隊精神ですね。

「余暇を豊かに使え」とは、
ヨーロッパの貴族はナイト=騎士=軍人であり、
ふだんは訓練も少しはしますが、
ほぼ訓練と称してスポーツで遊んで暮らすから、
余暇は豊かに使うわけです、
戦争の時は、もちろん軍人が命を張ります。
今風に解釈すると、
公務員が張り切りすぎて余計な仕事をすると
権力を振りかざし、息苦しい世の中になったり、
賄賂を要求したりするので遊ばせておけという意味かもしれません。
私なら、遊ばせて給料を支払うくらいなら公務員を削減してもらいたいです。

「取引を避けよ」とは、よくわかりませんが、
お金で買わずに戦争で略奪しろということだと思います。

統治の倫理の世界つまり力の政治の世界でボスになるためには、必ず血が流れます。
現代の民主主義では、選挙によって血をできるだけ回避している訳ですが、
それでも権力闘争は熾烈で、誹謗中傷、策謀があります。
現代日本では、特捜検察の登場となり自殺者の出現となります。

参考によれば、統治の倫理は、人間だけではなく動物(犬とかチンパンジーです)も持っていて、
それだからより本能的で原始的です。
市場の倫理は人間しか持たないそうです。

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[著者のJane Jacobsさんから引用]

統治の倫理を使う場所は、軍隊、警察、及び政治権力機構、つまり公務員。
市場の倫理を使う場所は、商業取引と日常生活、つまり一般市民。

利潤の追求を統治の倫理に入れると公務員はすぐ汚職と賄賂で腐敗してしまうそうです。

憲法、法律、規則、つまり政治議論では、その議論と文言の対象が、
市民なのか公務員なのかで倫理を使い分けないと
公務員や独占企業で巨大な腐敗を招く、
しかし使い分けはとても難しいということが、
Jane Jacobsさんの結論です。

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[独自意見]

Jane Jacobsさんの結論の意味を理解できなかった
あるいは受け入れられなかった読者がネット上に半数ぐらいいるようです。

私は受け入れたつもりですが、
統治の倫理は今の民主主義に合わせて書き直すべきと考えています。

族議員、御用学者、原発村、補助金という言葉はだれでも知っています。
その意味するところは、
現状の日本では、少数の者が僅かの献金により利権を維持しやすく、
またその既得権が安定して継続してしまい、
国民全体最適とならないこと(社会的ジレンマといいます)です。

古い日本社会では「仲間の目」が神 = みんなヤバイと思っているが、
仲間から腰抜けとみられるのがいやで言い出せない(空気を読む社会のことです)、
現代の若者も未だに古い日本の社会に住んでいるようです。
つまりいまだに個人主義ではないそうです。
(市場化の時代に見直す江戸期商人道 立命館大学経済学部 松尾 匡 さんより)

私は、日本で社会的ジレンマを招く理由は、
太平洋戦争で作った軍国主義の要である集団主義の体質から
未だに抜けだせないでいる国民の思考パターンを放置してしまう
現行日本国憲法の大きな欠陥が原因である考えています。

市場の倫理と統治の倫理の結論から解ることは、
公務員に金を渡して長期運用させるようなこと(今の日本の年金)をしてはいけないし、
公務員に技術開発(原発開発)、科学研究(御用学者)をさせてはいけないし、
公務員に商売(郵貯とか)をさせてはいけないし、
公務員に補助金配りをさせてはいけない
ということです。

統治の倫理を行う公務員は、猜疑心の強い心理状態で仕事をすることになるので
公務員は人数が少ないほど、あるいは公務員が仕事をしないほど
社会にとって良いと思えます。

つまり、統治の倫理を行うならその公務員が少ない小さな政府こそが、
腐敗のない理想社会の基本です。

そうれば、一般市民が伸び伸びと正直になり互いを信頼し合い、
自由競争が保証された公正な市場で取引をすることが
国の経済繁栄となることとなります。

もし、企業が、統治の倫理を市場の倫理より優先すると、
その企業は、必ず事故を起こします。実例は福島第一原発事故。
身内の都合を優先、外部に不誠実、異論者・告発者を迫害、可能な限り隠蔽を図り、
さんざん叩かれた末、言い逃れができなくなってから頭を下げる、
外部に対して常に責任逃れとなります。

国家の定義を世界で他国と戦争をして領土を奪い取る物と定義すると、
国家権力は、内部も外部=外交も統治の倫理だけで良いのですが、
そうなると戦争を招いてしまいます。
そんな野蛮な時代は終わったし、終わらせると誓ったのが、
今の民主主義の日本国です。

民主主義のための新統治の倫理

ウソをつくな/安全保障機密を除き隠すな
公共政治は多数決/私企業はトップが最終決断
討論では寛容と譲歩
決断が下ったら互いに協力せよ復讐するな、妬むな、恨むな
悪い伝統は捨て良い物は取り入れよ
規律遵守
位階尊重
憲法、法律に忠実たれ(法治国家)
名誉を尊べ(公務員に一流企業並の生活は保証するから、清廉であれ)
勇敢であれ(剛毅たれ)
運命甘受
公平であれ、愛情を持って市民に接するべし
人員削減(不要事業の廃止、組織の簡素化)
減税(政治(私企業では管理業務)は、金儲け、学問研究、補助金配りをしない、経費削減をする)
基本は平和と友好の外交、武力侵略禁止、経済侵略禁止、ただし自衛権あり
自国の信用最優先の応報戦略の外交取引、情報を集めよ、正論を喚起せよ

「応報戦略」とは、相手が友好的ならこちらも友好的に、相手が敵対してくればこちらも敵対する戦略。繰り返し型のゲーム戦略で最も単純だが最も効果が高い優秀な戦略であり、一方的にカモられることもない(参考 「社会的ジレンマの仕組み」 山岸 俊男 さん)。

一般的企業は、新統治の倫理を内部組織の管理に使い、
市場の倫理を顧客と市民に向けて用います。
でも、企業は、市場の倫理を新統治の倫理より優先しないといけません。

日本国の政府には、新統治の倫理が相応しいです。

Feb 26, 2014

高レベル放射性廃棄物最終処分場は日本の7割でOKになった

毎日新聞のニュース(コピーはこちら)によると


経済産業省の作業部会が、2013年10月から6回の会合を開催し、
処分事業を担う原子力発電環境整備機構の報告を基に
科学的根拠に基づいて
高レベル放射性廃棄物最終処分場の有望地を選定した結果
適地は国土の7割に及ぶ
ことになりました。

毎日新聞のニュースそのものは、
「科学的基準による絞り込みは事実上、不可能」とインチキを書いています。
どうしてこんな書き方を世論をミスリードしてしまうのか、、、。


適地の科学的根拠

  1. 火山から15キロ以上離れている
  2. (=地中温度が低く地下水が弱い酸性からアルカリ性)
  3. 大活断層が周辺にない(小断層は構わない)
  4. 過去10万年間の隆起が300メートル未満

高レベル放射性廃棄物最終処分場概要


  • 地下施設の規模は地下で約10平方キロ(3.16km×3.16km)
  • 操業は50年間を予定し
  • 閉鎖後も300年間モニタリング(埋めて知らんぷりするということ)


つまり、これまで私が書いてきた、
国会議事堂の地下1000mはやはり科学的な適地ということが
裏付けられました。
しかも、他の条件もパーフェクトです。

道義的最適地:原発の電気を最も利用してきた東京であるであること
工事的最適地:建築会社が多いので工事費用が安く上がる
運用的最適地:近くに大きな港があり廃棄物の搬入しやすい
安全最適地:首都であるから安全対策に手を抜けないしたがって事故が少ない
保守的最適地:東京であるので発電所が多く停電の心配がない
警備的最適地:自衛隊、警察が付近に沢山いる

また、私が住む市原市の地下1000mも第二の適地ということです。
市原市の場合、東京湾の工場地帯に入り口を設けて、
水深50mの東京湾の海底下1000mに高レベル放射性廃棄物最終処分場を
作ると、反対派をなだめるのにいいかと思います。

国土の7割つまりどこでも適地でありますし、
放射能漏れ等の安全性は、保管するだけですから、
運転している原発や
六ヶ所村にある放射能物質を溶かして加工する再処理工場より、
よっぽど高いことは間違いありません。

地方自治体にとってこれほど美味しい公共事業はありませんので、
早いとこ立候補するべきと思います。

Feb 23, 2014

生産性とロボット化と賃金と雇用の未来

生産性とロボット化と賃金と雇用の関係をもっと分析してみよう。

いままでの考え方

いままで労働者がしていた業務を
ロボット化やコンピュータ化すると、
ロボット化やコンピュータ化は費用が掛かるが、
その労働者は不要になる、
その労働者は解雇され企業は賃金を支払わなくなる
掛かった費用と掛からなくなった費用を相殺して、
利益で出る場合と出ない場合がある。

もう少し詳しく考えよう

物を生産するにしろ、サービスを行うにしろ
物とサービスをまとめて、財という言葉で表すようだ。

財を産むには、人、金、物と時間がかかる。

財は、費用と品質と納期の3つのパラメーターで表される。


  • 財を産むための費用
  • 財の品質(機能、性能、安全性等も含める)
  • 財を産むにかかる時間
で、ロボット化やコンピュータ化は手段・方法であって目的ではない。


生産性の向上とは、


  • 費用と品質を変えず、納期を短縮すること
  • 品質と納期を変えず、費用を低下すること
  • 納期と費用を変えず、品質を向上すること


さらに


  • 費用を変えず、品質を向上して納期を短縮すること
  • 品質を変えず、納期を短縮して費用を低下すること
  • 納期を変えず、費用を低下して品質を向上すること


や


  • 費用を低下して品質を向上して納期を短縮すること


もあるが、同時に二つも3つもは考えにくいので一つずつ分析してみよう。

納期を短縮すること

もちろん費用と品質は最低でも維持されていると仮定する。

納期の短縮がてきたとすると(これが純粋な意味での生産性の向上である)、
働いていた労働者は短縮した時間だけ暇ができる。

ただし、商品は変わらないので、
人気商品で品切れ状態でも無い限り売れる数は変わらない。

したがって仮に労働者が働きすぎると作りすぎとなる。

売れる数は変わらないので、企業の収益も変わらないので
そのまま労働者に同一賃金を支払い続けることができる。

仮に作りすぎると売れ残りとなり損をするから、
やはり労働者は作らずに暇にしてもらうことになる。

暇ができてまったく働かなくてもよい労働者を解雇すれば、
賃金を払う必要がないので、会社は一時的にはさらに儲かる。

解雇してしまうことのリスクは、二つ

  • ノウハウを持つ労働者を失い生産増強時に新人教育の手間がかかること。
  • 解雇された労働者が悪評を広めるかもしれないこと。

誰でもすぐできる簡単な仕事で、他に能力のない労働者なら
解雇される可能性がある。

したがって、
誰でもすぐできる簡単な仕事は、
解雇しやすい条件(業務内容と期間の明確化)でしか雇用されない。

ここで、解雇しないとすると、解は二つある。


  • 労働者を配置転換して新しい仕事をさせる
  • 労働者の就業時間を短くする

労働者に新しい仕事をさせるには、リスクが3つ

  • そもそも新しい仕事が会社になかなか見つからない
  • 新しい仕事は労働契約に含まれていないことが多い
  • 労働者への教育投資が必要となり費用も時間もかかるし失敗するかもしれない

そこで企業側から見た合理的な判断は、労働者の就業時間を短くすることになる

そこで成果型報酬の仕組みと同時に労働契約に導入するべきことは、一つ

企業は短い時間で仕事を切り上げる効率の良い労働者について
労働者が希望すれば就業時間を短くして賃金をそのまま据え置くことが合理的である、
また労働者が別の新しい仕事も追加希望するなら賃金を上げて任せることも合理的である。


費用を低下すること

もちろん品質と納期は最低でも維持されていると仮定する。

費用の低下がてきたとすると、これは材料の値下げがあった、
あるいは、部品材料の節約や工程の省略があったということである。

工程の省略とは時間の短縮と電気代等の節約のことであり、
時間の短縮は納期の短縮ですでに説明してあるし、
電気代等の節約は部品材料の節約のことである。

部品材料の節約は、手配調達の時間の節約にもつながるが、
これは納期の短縮ですでに説明してある。

したがって、単純に部品材料の節約を考えればよくて、
これは単に出費が押されられて利益が増すということである。

ただし、商品は変わらないので、
人気商品で品切れ状態でも無い限り売れる数は変わらない。

一時的費用低下はさほど意味がないので除くことにする。

恒久的費用低下で増した利益をどのように使うか、4つある

  • 恒久的節約方法に貢献した労働者に利益を配分する(上策)
  • 商品卸価格にリベートを用意して商品販売力を増す(上の中策)
  • 会社に蓄積して新事業の準備資金とする(中の中策)
  • 株主に配当で配分する(下の中策)
  • 商品価格を下げて商品競争力を増し消費者に還元する(下の下策)

事業の持続性を補強することが、企業存続となるので上策は上2つとなる

恒久的節約方法に貢献した労働者に利益を配分することで、
その労働者は一層の費用低下に励むことになる。

節約できた費用は、膨大なため労働者に利益を配分してもおそらく余るから、
販売代理店へのリベート等に使うことで販売力が増すことに期待できて好ましい。

新事業を興すには多大な投資が必要である。
かなりの蓄積された資金と綿密な企画が欲しい、
そういうアイデアはなかなか出て来るものでもない。
従って資本の蓄積のみとなり有効活用はずっと先となることが多い。

株主に配当で配分するのは、
新事業の準備資金に余裕がでたら行うべきである。

ウォーレン・バフェット流なら、配当ではなく、
自社株の買い戻しの方が株価を上げることになり株主に貢献できるそうだ。

商品価格を下げることは、
すでに購入した消費者とこれから購入する消費者に不公平感という混乱をもたらすので
避けることが望ましい。


品質を向上すること

品質には、機能、性能、安全性等も含めると書いた。

機能や操作性、デザインの大幅な変更は、同一商品ではなく、別商品ということなので、
品質向上とはいえない。

が、しかし、
労働者から機能や操作性、デザインの大幅な変更の斬新なアイデアが出て
それが、新商品新事業へとつながることが自然な事業の発展方法である。

機能や操作性、デザインの大幅な変更の斬新なアイデアは、
新事業のネタとして社内に蓄積し、労働者に斬新なアイデアの報酬を支払うとよい。
労働者はさらに良いアイデアを出してくるだろう。
特許の取得はこの範囲に入る。

ここでは普通の品質の向上、いわゆる改善活動である。
すなわち加工での不良率が減るということである。

もちろん納期と費用は最低でも維持されていると仮定する。

不良率が減ることで、材料の無駄が無くなり費用が下がる。
不良率が減ることで、不良品の修理が不要になりこれまた費用が下がる。
結局のところ、不良率が減ることは、費用の低下の話に変わるのである。

不良率が減ることで生産力が上がり納期が短縮できることがあるが、
これはとても酷い不良率(良品が90%以下)のときの話である。

ところで、
サービス業のような人間がかかわる業務では、
一人一人の能力のバラ付きが多く、不良率はとても高い。
サービス業の不良率の改善は、訓練と教育である。
その時間割合は、訓練が70%と精神教育が20%で理論教育が10%でよいだろう。

サービス業の品質事故は、
手直しや出荷停止ができる工場内で発生するのではなく、
お客様の目の前で発生する重大事故であり、
手直しができないと考えたほうがいいし、
対応を誤るとさらに悪い噂となる可能性もある。

サービス業における品質確保のための労働者の訓練と教育の
費用と時間は避ける事ができないものである。

たとえばコンピュータ関連ではマイクロソフトの認定資格とかがある。
もっと幅広く考えて、例えば、
セブンイレブンの店員一級とか二級とかがあるといいだろう。
雇う側も雇われる側も簡単・便利になるというものだ。

千個に三個とか百万個に一個という
日本の高度な製造業の不良率の世界では、
品質向上は納期の短縮にはならない。

もう一度、ロボット化とコンピュータ化を考える

ロボット化やコンピュータ化すると、
ロボット化やコンピュータ化は費用が掛かるが、
その仕事をしていた労働者は暇になる、
これは納期の短縮でおきた時間あまり現象である、
また品質は均一となり不良率が向上し、
費用の削減となる、

しかし、ロボット化やコンピュータ化は機械導入の費用が余分にかかっているので、
不良率が向上して節約できた費用と相殺しなければならない。

今日このごろ、
コンピュータの価格は十分に下がったが、ロボットの価格はまだ高いので、
相殺してもまだ出費が上回ると思われる、したがって一般的には、
ロボット化やコンピュータ化で暇になった労働者の一部を解雇しないと元がとれない
ことになる。

解雇にはリスク(再新人教育、悪評)が伴うので、
経営者としてもできれば解雇はしたくないのが本音である。

[対策]

日本の労働者が解雇されないようにするには、
ロボットとコンピュータの価格を下げる必要がある。

ロボットとコンピュータが安くなれば、さらにどんどん導入されて
それだけ仕事が不要になった労働者は解雇されると
「何とかの一つ覚え」のように考える人が多いのだが、
ロボットとコンピュータの価格が人件費よりずっと安い、
たとえば、価格が数ヶ月の給与ほどとなれば、
解雇しなくとも元がとれるということになり、
経営者と労働者双方で解雇せずに労働力使い道を考えたり
労働時間短縮を考えることができるのだ。

解雇された労働者は、別の仕事を探すことになる。

ロボット化やコンピュータ化で暇になった労働者で会社に残った者は、
労働者が希望すれば就業時間を短くして賃金をそのまま据え置くことが合理的であり、
また労働者が別の新しい仕事も追加希望するなら賃金を上げて任せることも合理的である。

最後に労働者のとるべき道を考える

まず社会への要求は、

  • 日本で賃上げを要求することは国際競争に負けて国民全員で貧乏になるのでしない
  • 食品と生活必需品の価格を低下させるよう社会に要求する
  • 食品と生活必需品の価格が低下したらその半分だけ賃金の低下を受け入れる
  • 雇用を守るためロボットとコンピュータの価格を下げる開発をするよう有名企業に要求する
  • サービス業における訓練の標準化とレベルの認定制度を有名企業に要求する

経営者への要求は、
  • 会社内部の同一地区同一労働同一賃金を経営者に要求する
  • 個人の成果による個人ごとの就業時間の短縮と賃金の維持を経営者に要求する
  • 競合しない業種であれば兼業を認めることを経営者に要求する
  • 個人にとって仕事内容が増えるのであればその分の賃金の上昇を要求する
自分と家族のためには
  • 就業時間を短縮してできた時間を自分と家族のために使う
  • 就業時間を短縮してできた時間で兼業をしてお金を貯める
  • ロボット化やコンピュータ化できない人間ならではの職(対人業務、知的業務)を見つける
  • ロボットやコンピュータを操作する仕事に就く
  • 経営者となり事業を興す

Feb 22, 2014

事故と失敗はいつか必ず起きる、備えよ

人間、どんなに頭が良くても、全てを予見するすることはできない。

だから、事故や失敗はいつか必ず起きる。

絶対安全なんてものは無い。

足りない頭で、精一杯予想しなければならない。
想定の範囲をできるたけ広げて、悪条件を組み合わせて、、、。

そして、何かが完成するが、実地で試して見ると、いろいろと問題が出て来る。

問題ぐらいならいいが、事故や失敗となると悲惨だ。

問題、事故、失敗があれば、
正面から向き合い、原因を調べ、再現を確認し、
発生条件を確定して、
対策を打たなければならない。

これは、品質、つまり安全性という品質の向上活動である。

が、費用というお金と納期という時間の問題があり、
費用、品質、納期のバランスを取らなければならない。

どんな物でもいつかは壊れるから、
そのまま使い続ければ最終的に、事故が起きるので、
装置の寿命管理が必要である。

偶発的災害に対処するためには、
保険制度を使うしか無いのだ。

最近思うが、憲法や法律は、文章だから壊れないが、
時代に合わなくなり寿命を迎えると思う。
やはり、憲法や法律の寿命は、30年だろう。

参考サイト 失敗学の畑村先生の講演記録

Feb 19, 2014

土地本位制の崩壊した日本(1991-2014)

日本の銀行は土地を担保にお金を融資しています。

1945年から1991年までは、土地の値段が金利よりも上昇したので、
銀行にとっては、土地を担保にすればよいだけですから楽な商売でした。

日本銀行にとっても、1945年から1991年までは、
土地価格の上昇により民間銀行への貸出が自動的に増えていき、
利息を補うための余分な通貨の発行が不要という、
幸運に恵まれた時代でした。

発展途上国としての政策が実施され、それが成功した時代が、
1945年-1975年の高度成長期です。
先進国の仲間入りをして、栄華を謳歌して時代が、
1976年-1991年のバブル期です。
1992年-2014年は、先進国ですが停滞の時代であり衰退の始まりの時代、
失われた20年期です。

すでに先進国となったにもかかわらず、
1976年から2014年までも、発展途上国としての政策が継続されています。
体質と時代に合わない政策の結果は、大量の国債残高と経済力の衰退です。

物価上昇率の経年変化グラフ(こちら)から解るように、
1991年以後は物価が上昇していません。
むしろ下がっています。

また地価の上昇率の経年変化グラフ(こちら)から解るように、
地価は、-5%以上の勢いで下落しています。
物価より激しく下落しています。

つまり、土地本位制だった日本(1945-1991)は、
1991年に土地本位制が崩壊したにもかかわらず、
政治や日本銀行はどうしていいかわからないまま、
いや解っているが既得権を維持したいのでそのままで
今日に至っているのではないしょうか。

経済学者は、あまりお金の動きを厳密に考えることができなかったようで、
ヘリコプターマネーを提唱できたノーベル経済学賞のフリードマン先生ですら、
若いころ(第二次世界大戦が終わり連邦政府の職を離れるまで)は、
経済学上の立場は一貫してケインジアン(大きな政府主義)であったそうです
(Wikipedia記事なのであてにはなりませんが、、、)。

つまり、フリードマン先生が、ヘリコプターマネーを提唱されたのは、1945年以後です。

フリードマン先生の名前を私のような庶民が知ったのは、
つい最近(2008年ぐらい)ですから、
1945年から2014年の日本では、国内経済的にいったい何が起きていたのか、
私は理解できていませんでした。

庶民である国民とマスコミ、政治家と官僚のみなさんも私と似たような状況
だったのではないでしょうか。

あるいは、本当に頭のいい人は理解できていたはずです。

そして、その一部の賢い人は理解できていたのでしょうが、
その理解を国民全体のために利用しようとされた人は
ほとんど居なかったのが実情だと思います。

正確な理解をされていれば、正確な説明をされるはずですが、、、。

残念ながら日本では、紋切り型の説明や、こうしろあーしろだけで、
背景となる説明が省かれている場合がほとんどです。

(土地本位制政策擁護派は既得権維持派でもあり、彼らにとって、
正確な説明は自己利益優先体質であることを暴露することになり、
国民・大衆の支持を得ることが難しくなるから、
紋切り型で後は黙っていることが大切になります。
賢いけど、ズルイ人ということです。)

日本の経済学者が、アメリカや世界の経済学者に勝るはずもなく、
実際ノーベル経済学賞はほとんどがアメリカ人で、日本人は皆無です。
日本の経済学者のレベルはまだアメリカに遠く及ばないということです。

(もっともこのブログに書いてある私の意見も、
 皆さんの立場、個人的利益の視点からは、
 とくに古い政治家や官僚の皆さんにとっては、
 既得権の侵害に見えるから、
 簡単に否定できるものですね。

経済成長をGDP、
国内総生産で計ることがこれからも正しいことなのかどうかについても、
いずれ検討したいと思います。)

まとめ


  • 1991年に日本では土地本位制が崩壊した
  • 日本では土地本位制が崩壊後も発展途上国としての政策が実施され経済が停滞した