米国の真の目的は、中国・ロシアを民主化・自由化し支配すること。
米国にとって小国・北朝鮮を征服支配してもその土地・人民から得るものは無い。
しかし、北朝鮮支配を足掛かりに中国・ロシアを支配できるか常に検討している。
米国が先制攻撃すれば、中国・ロシアが北朝鮮側で参戦し泥沼の世界大戦になる。
20世紀以後の現代戦史から、先制攻撃をした方が負ける確率が高いし、
中国・ロシアには地の利があり、韓国軍はとても弱く信頼できない。
米国には、北朝鮮のミサイルに対して十分な報復攻撃戦力がある。
世界的に核拡散が起きても、実は米国など核兵器大国の安全は今のまま維持できる。
核拡散は小国間の戦力の均衡を崩し、小国は軍拡の必要が出て来る。
軍拡競争は小国経済を滅ぼし、大国の兵器産業だけが儲かる。
だから、まともな小国は核兵器禁止に動いている。
もし北朝鮮が先制攻撃してくれば、大義名分が立つから、
中国・ロシアを参戦させずに、米国は北朝鮮を滅ぼすことができる。
米国は、北朝鮮のクーデタを狙う裏工作は常に行っている。
日本は第二次大戦の敗戦国であり戦争を放棄している。
米国は第二次大戦の戦勝国であり日本に直接勝利しており日本に米軍基地を持つ。
日本は世界最強の米国と同盟を結んでいる。
日本は、自国防衛のための強力な軍事力・自衛隊を持つ。
日本は、単独自衛権と集団自衛権を承認している国連に加盟している。
日本は憲法上も国連憲章の自衛権を遵守しなければいけない。
北朝鮮のミサイル攻撃に対して日本ができることは4つ。
(1)できるだけ低予算でミサイル防衛を強化する
(2)日本が攻撃を受け場合、米国の報復攻撃の確約を取り付ける。
(3)憲法を改正し、自衛権の行使は戦争ではないと明記する。
(4)自衛権として、攻撃を受けた場合相手国の軍隊を無力化することができると明記する。
日本は北朝鮮を先制攻撃してはいけない。
それは、真珠湾攻撃の二の舞となり、結局敗戦につながる。
つまり、日本や米国が北朝鮮を先制攻撃すれば、
中国・ロシアが喜んで日本に攻めて来るだろう。
自衛隊だけで守り切れない状態になる。
日本はICBM核武装をしてはいけない。米国の信頼を失うからだ。
日本は北朝鮮軍を無力化する通常兵器を米国から買いそろえることが好ましい。
北朝鮮は、威嚇と口だけである。
もし米国と日本を攻撃すれば、確実に滅ぼされることが分かっているからだ。
日本と米国の戦略は、北朝鮮を非難・煽り・焚き付け・経済制裁して、
先制攻撃させる、クーデタを起こさせる、または、現状維持。
チキンレースはひびった方が負け。
チキンレースを仕掛けているのは、
北朝鮮(国連違反の核ミサイル開発)と韓国(休戦協定違反の米軍の駐留)。
日本は土俵下の砂被りの溜席で、時間前の仕切りの塩撒きを見ている状態。
北朝鮮と韓国は、何十年も膠着状態のままである。
日本の一部ネット民が、米国の先制攻撃や日本の核武装を煽るが、
上記論考からすれば、一部ネット民とは北の工作員かビビリであるに違いない。
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