私は、再生可能エネルギーへの移行は推進できると考えています。
再生可能エネルギーとは、太陽光や太陽熱、水力、風力、バイオマス、地熱を指します。
以前記事(米国太陽光発電所の出荷価格は4.8円になりどの発電方法より安い)に書きましたが、太陽光発電の採算は原子力や石油火力より低価格になってきています。
気に入ったサイトを紹介します。
2015年5月13日 Appleが再生可能エネルギーの取り組みで最高ランクの評価を獲得
APPLEの環境に対する責任
2015年10月9日 米国で電力の再生エネルギー比率を50~100%にする法案が次々可決、実現可能性は?
世界的には、再生可能エネルギーが安いようですが、なぜ日本だけ高いのでしょうか。
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日本のエネルギー関係の報道では、原発再稼働のニュースぐらいしかありません。原発再稼働は、市場を独占する電力会社の不良資産である原子力発電所の救済策としての意味しかないと思います。
でも、もっと良い原子力発電所の救済策が実はあります。それは、原子力発電所を石炭あるいは天然ガスの火力発電に改造し、残った原子炉部分は国有化して動態保存し、古い原子炉から順次解体していく方法です。
これまでの原子力政策の成り行きで、原子炉から出る使用済核燃料と解体後の原子炉の廃棄保管は国の分担でした。これをいまさら、電力会社に押し付けるわけにもいかないので、原子炉部分を国有化して、古い原子炉から順次解体していくわけです。発電機と送電設備、港湾設備などは、そのまま使えるので、火力発電所に改造できるし、工場誘致もできるわけです。原子炉の核物質の放射線が使い放題なので、がん治療の医療にも応用できるかもしれません。
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