結論 正しい正しくないではない、自分なりに考えて行動するべきである。
一般的解釈 「子孫のために財産を残すと、子孫の精神が安逸に流れやすいからそうしない。」by コトバンク
古代中国(BC500)の老子の処世術として「控えめにしていれば辱めを受けない、止まることを心得ていれば危険はない、いつも安らかに暮らすことが出来る」が残されている。「出る杭は打たれるから、目立たないように生きていればいい」という意味になるそうだ。この老子の言葉を使った人がいたという逸話が残っている。漢に疎広という人物がいた。皇太子の教育係を務めたが、やがて皇太子の学問が進んだことを見届けると「足るを知れば辱められず功とげ身を引くは天の道なり」と述べて辞任を願い出た。その後、郷里に帰ってからは、朝廷から賜った金品を惜しげもなく散じ、親戚、友人たちを酒席に招いて共に楽しんだ。すると、そのような生活を心配した友人が「子孫のために、少しは田地でも買ってはどうか」と勧めたところ、疎広は、「子孫に余分な財産など残してやるのは、怠惰を教えるようなものです。賢者で財産の多い者はその志を傷つける結果となり、愚者で財産が多ければ過ちを増すのみです。しかも富はとかく民の恨みを買うものです。私は過ちを増し、人の恨みを増すようなことはしたくありません。」このような疎広の生き方を、世間の人びとは「止足の計を行い、辱殆(じょくたい)の累(わざわい)を免る」と評価した。疎広は余分な財産を子孫にいっさい残そうとはしなかった。また、維新の三傑の一人、西郷隆盛が、「一家遺事人知否、不下為二児孫一買中美田」と書き残しているそうだ。
珍解釈 老子がいつも正しいのだろうか。商売を成功させるには好印象で目立たないといけない。悪評が立っては商売は儲からない。現実はそう簡単ではない。
珍解釈 疎広さん、あんたの行動、控えめでなく目立ってます、歴史に残るくらい。
珍解釈 西郷さん、結局のところ、西南戦争で、、、もうなんも言えない。
珍解釈 己の志(西郷さんは武士による軍事国家)のために全財産を投げ出せという意味。
珍解釈 現実の自分が残せるものは、財産といえる程のものではないから、関係ない話。
珍解釈 自分に子供いないから、美田は不要。
珍解釈 子供たちは農家じゃないから、美田は関係ない、やっぱり残すなら金でしょ。
珍解釈 あんた散財しずきだよ、少しは子供のために使わないと、恨まれるよ。
珍解釈 親が子供も住まない売れない不動産を残して死ぬと、子供たちが相続するときに困るから、現金で残すと相続しやすい。
珍解釈 子供に残す一番の財産は教育。残す財産をさらに増やして社会貢献できるように教育しないと。財産家は納税額だけ見ても貧乏人より社会貢献しているのは事実だから。
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