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Nov 19, 2015

研究開発は自腹でしよう

科学の研究、新製品の開発、こういうものは、国の税金をたよってするものだという考えは、厳格に言えば、甘えと言える。

150年前の明治維新直後の日本、70年前に戦争に敗れ、焼け野原から立ち上がろうとした日本であれば、政府の税金を頼って、先進国に追いつくための研究や開発をすることは、国内的には、正当化されたかもしれない。しかし、当時でも先進国から見れば、過去の日本は、モノマネ、パクリの日本として軽蔑されていたことを忘れてはいけない。

1975年の第1回先進国首脳会議から参加している日本であれば、民間から資金を集め、正々堂々と科学の研究、新製品の開発をすることが、健全な姿だと思う。

世界一のスーパーコンピューターや原子力開発など、完全に民間でいいと思うこのごろである。

国立大学も学生の教育と研究を分けて、研究は民間資金で行うことが、健全な姿だと思う。

子供や学生に科学や開発の知識を教えるところまでが、国の学校の仕事だと思う。ところが、インターネットの発達で、単に知識を教えたり暗記のトレーニングだけであれば、機械化したほうがはるかに効率が良い時代になってしまっている。知識教育は機械にまかせ、生身の教師は情操教育に力を注ぐとよいだろう。


参考記事

国家的会議で3百名の錚々たる学者を「ザワつかせた」女子高生の鋭すぎる質問とは?

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