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Nov 27, 2012
太陽光はやはり有望
太陽光はやはり有望
太陽光に由来する再生可能エネルギーは、
安全でどこにでもあり、性能が向上し価格は低下中です。
つまり有望です。
(最後に紹介するMONOistの記事を見てください)
今の問題は、
(1)電灯線から電気を買うよりまだ高いこと。
(2)太陽光発電パネルだけでは家庭の電力をまかなえないこと。
(3)システムとしてまだ不完全なこと。
太陽光発電の価格は、設備価格です。
どこまで低下できるかは、チャレンジャーが
登場するかどうかがポイント、
残念ですが日本は世界に比べて高価格体質のままです。
安くなるには自作するか、、、。
いずれにしろ時間がかかりそうです。
太陽光発電パネルだけでは家庭の電力をまかなえない、これは、
ふつうの屋根は南側と北側に分かれているので、
南側にしか太陽光発電パネルを置けないこと、
これだけでは、住宅の消費電力の30%-60%程度しか発電できないという意味です。
屋根の形状を考え直す必要があります。
太陽光発電パネルは太陽光の10-20%しか電力に変えることができないので、
残りのエネルギーり90-80%は熱になりどこかに行きます。
この熱を同時にうまく蓄熱すると暖房や給湯に利用できます。
つまり余計な電力とガスの利用を低減できます。
(電気自動車の一日の20-50Km走行のためには、
テニスコート一面の太陽電池で一日の発電が必要です)
つまり、システムとしては、
住宅として太陽のエネルギーを無駄なく取り込み
蓄積再利用てきるようにしているかがポイントです。
まだまだ、システムとして不備が目立つことが気になります。
中国製と米国製の太陽光発電パネルの価格破壊が着々と進行しており、
日本の電機メーカーは追随できていません。
液晶テレビ・携帯電話の二の舞、三の舞を繰り返しています。
やはり基本となる世界品質を満たせば価格競争が第一となる部品の業界です。
参考に太陽光パネルの世界価格の最新動向のサイトを紹介します。
http://www.enfsolar.com/cell-panel-prices
世界価格は、どんどん安くなっています。
電力の固定価格買い取り制度(FIT)が話題になっていますが、
発電と送電の会社を分離することが、フェアプレイといえますね。
世の中、フェアプレイだけではないことが問題ですね。
仮にフェアプレイを推し進めるなら、今の地方別の電力会社を
東日本送電株式会社、西日本送電株式会社
日本火力発電株式会社、日本水力発電株式会社、日本原子力発電株式会社
の五つに分けることになりますが、、、。
風力発電所にしろ地熱発電所にしろ大規模施設となれば
企業が運営して売電することになります。
太陽光発電パネルの面白いところは、
個人レベルで自家発電して利用することです。
最後に、MONOistの記事を紹介しておきます。
どこに作る? 国内最大級の洋上風力発電所 2012年10月15日
http://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/1210/15/news120.html
2020年までに国内で最も伸びるエネルギー源は? 2012年10月12日
http://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/1210/12/news022.html
ドイツの太陽光発電、「失敗」から日本が学べること 2012年06月05日
(ドイツは失敗でなく導入ピークが終わり安定期に入ったということ)
http://eetimes.jp/ee/articles/1206/04/news092.html
「元が取れない太陽電池」という神話 2012年02月09日
(今は太陽電池パネル単体では1年-3年程度で元がとれています)
http://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/1202/09/news016.html
価格性能比に優れた太陽電池とは ≫ 2011年12月22日
http://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/1112/22/news024.html
日本のエネルギーは今後どうなる 2011年11月25日
http://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/1111/25/news019.html
太陽光発電のコストダウンはどこまで可能か 2011年08月11日
http://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/1108/11/news015.html
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