東京オリンピックはなぜゴタゴタするのか?それは、金・権力・名誉の政治家の三大欲望が絡むお祭り(=政治)だから。人間だもの、お祭りの陣取り合戦(=利権争い)でゴタゴタしない方がおかしい。ゴタゴタこそがオリンピック(=お祭り=政治)の本質。加えて、大会中、選○村は酒○肉○となるのは公然の秘密。だって世界一の若くて元気な人間だもの。
後出しジャンケンだが、2005年夏に石原慎太郎元都知事が東京オリンピック招致を言い出した時、「都知事は何を無駄なことを言っているのか、自分は招致反対だ」と思った。45歳の自分はもうスポーツができないから見るだけだし、ハイビジョンテレビとネットニュースで観戦する方が快適で臨場感がある時代であるからオリンピック招致反対と思うのだと感じていた。
招致が決まってからのゴタゴタは、みなさんご存じの通り。2019年のNHK大河ドラマ「いだてん ~東京オリムピック噺~」をはるかに上回る面白さ。事実は小説より奇なり。そして、現在進行形のスキャンダルは過去の歴史よりはるかに面白い。
オリンピックはお祭り、お祭りは要するに散財である。「やると国際的に約束した以上は、東京と日本の信用のためやり遂げるしかない」と思う。ゴタゴタばかりでカッコ悪くてどうしょうもないが、ゴタゴタこそが日本人の実力ということだ。第三者の自分はこのゴタゴタの現実を受け入れるしかない。どうせ受け入れるならゴタゴタを楽しみたいものだ。オリンピック関係者の皆さん、世界の人々をもっともっと楽しませてください。
事実関係と参考記事
石原都知事に先導された「2016年東京五輪」の招致計画は失敗、2009年10月の国際オリンピック委員会(IOC)総会で、東京は選ばれず、ブラジルのリオデジャネイロとなった。石原元知事はリオ五輪の4年後、2020年五輪の東京招致に再挑戦するとほのめかした。
2011年の震災からの復興のシンボルとして2020年五輪の東京招致活動の先頭に立ち成功させた猪瀬直樹元東京都知事(石原慎太郎元都知事の推薦から立候補した)は「政治とカネ(石原慎太郎元都知事を支援する医療法人徳洲会から多額の資金提供)」で失脚。
参考 なぜ東京なのか、誰のため、何のためのオリンピックなのか
参考 過去記事からわかった東京五輪「本当の理念」 招致の原点にあったのは“あの一家”の気まぐれだった!
参考 東京オリンピックへの妄執に取り憑かれた連中が、国民に早く忘れて欲しいこと
参考 コラム:東京五輪にも疑惑浮上、「不正の連鎖」断ち切れるか (2019年1月18日)
参考 焦点:真相見えない五輪疑惑、竹田氏退任でも難しい幕引き (2019年6月21日)
参考 <呪われた東京五輪>多すぎるスキャンダルと開催の是非(2021年03月21日 )
- 東京五輪の公式エンブレムの選定で発生した盗作騒動
- 新国立競技場で発生した巨額経費問題とそれに伴う再コンペ
- 「聖火台の置き場がない」という本末転倒な設計問題
- 真夏の灼熱東京から「マラソン・競歩」競技の開催地が北海道・札幌へと変更
- お台場トライアスロン会場の下水悪臭問題
- 組織委員長である森喜朗氏による女性蔑視発言により、国際的な批判を受け、辞任
- コロナ禍で一年延期、国内の反日勢力からは中止運動
- 無観客試合となる(決めたのは誰?、誘致主体は東京都であり日本国政府は補助だから小池都知事としかいいようがない)
開会式で楽曲を担当するミュージシャンの小山田圭吾氏(52)が辞任(2021/7/19)
選手村に…テレビもねえ!冷蔵庫もねえ!トイレも少ねえ! 追及に組織委は困惑(2021/7/21)
「おもてなし」は口だけだったのか 五輪選手村「劣悪設備」に海外メディアから批判噴出(2021/7/21)
総額1兆6440億円(五輪史上、最大規模)の税金投入
久保田利伸が“呪われた東京五輪”を35年前に予知していた?「Olympicは火の車」が話題 ← 偶然だろッ
麻生財務相の自説通りの展開だが…始まったら「呪われた五輪」のことなど忘れ、アスリートたちを応援したい 2021/07/17
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