備えあれば憂いなし・自分の身はまず自分で守る・救助隊の邪魔をしない
家屋の定期的な保守
壊れているところをこまめに補修
定期的な再塗装
台風・豪雨前の備え
天気予報の確認
家とその周りの片づけ
雨戸の確認
ガラス窓にテープ張り
外壁・雨どい・屋根・エアコンホース等の点検
弱い部分のガムテープ等による応急固定処置
庭の置物を家の中へ
(植木鉢、掃除道具、ごみ箱、傘立て、自転車、バイク)
入りきらない物は、紐で縛り、地面に杭で固定
グラグラしている柵塀は、紐で縛り、地面に杭で固定
未固定のエアコン室外機を固定
(エアコン室外機には、ブロックを乗せたり、紐で縛り、地面に杭で固定)
物置は飛ばされないよう、重量物を中の下に置き重心を下げる
物置の扉の施錠とガムテープでの固定による密閉
物置の劣化した屋根は飛ばされやすい、ロープをかけて、地面に杭で固定
カーポートの劣化した塩ビ板は割れて飛ばされやすい、ロープ・ガムテープで固定
水、食料、自家発電、コンロ燃料の備蓄
用品:ロープ・荷造り紐・ガムテープ・5mm径の300mm長鉄杭・ハンマー
地震への備え
自家用車のガソリンをいつも満タン近く(70%以上)にしておく
家具が倒れないように工夫
家具が倒れても自分が下敷きなならないように
家具が倒れても部屋の出入りができるように
水、食料、自家発電、コンロ燃料の備蓄
洪水浸水の備え
そもそも浸水地帯に住まないこと
新築時に家の床を上げておく
一階の物を二階にあげる
土嚢を家の周りに置く
避難先の確認
避難場所の公民館・小学校の位置確認
風雨が強くなる前に早めの避難
同居家族への避難先と連絡方法と手順の確認
県外の親戚・友人宅へ避難の交通手段(自家用車と公共交通の両方)の確認
自家用車のガソリンの確保
断水対策
飲み水の備蓄(一人あたり20L、夏場7日分で計算)
トイレ流し水の確保(風呂の浴槽に水を張る、断水になる前に、バケツ・鍋に確保)
給水車から水を貰うために、ポリタンクを持つこと
(台車・キャリーカートなどがあると楽)
山間部は、救助が遅れるので、雨水タンクと非常用 携帯用浄水器が必要。
井戸水を利用している場合は、手汲み井戸ポンプあるいは発電機の用意が必要。
停電で山間部の水道局のポンプが止まるため、山間部ほど速く断水になる
調理用水(飲み水と同質)
洗顔・身体拭き用水(飲み水より少し劣ってもよい、最悪は河川)
洗濯用水(雨水でも可、最悪は河川)
バケツ、たらいは数個必要。
食糧対策
調理無しですぐ食べられるもの・乾パン、チョコレート 三食分
水をかけて食べられるもの・アルファ米、三食分
米、インスタントラーメン、レトルト食品は、
一週間分程度買い置きして、食べたら補充する。
総合ビタミン錠剤が栄養バランスを整えるので必須
常備薬
総合ビタミン錠剤
下痢止め
解熱薬
消毒薬
絆創膏
持病があるときは、その薬とお薬手帳
停電時、病院は自家発電となり、照明と重要機器しか動かせない、診察治療が不完全になる
懐中LED電灯(スマホで代用可能、電池)
ラジオ(カーナビのラジオやワンセグテレビでOK)
非常用発電機:
ベスト:ハイブリッド車の1500Wアクセサリーコンセント
(大容量・高効率・簡単・確実・低価格)
ベスト:太陽光発電と蓄電池のシステム
(非常時運転の仕方を訓練しておくこと)
ベター:非常用発電機(半年毎点検)とガソリン携行缶
(ガソリンは半年ごとに車で使い切ること)
(マンションのベランダで利用できる)
グッド:スマホ充電用の小型太陽光パネル(5,000円程度)
オール電化住宅では、調理用にカセットコンロとボンベも検討必要
携帯電話基地局は、停電が三日続くと、補助バッテリーが空になり使えなくなる
地方の小都市の電話局は、停電が三日続くと停止する
停電時、スーパー、コンビニはレジが動かないので、閉店となる
一部の商品のみ、釣り無し現金販売となる
停電時、ガソリンスタンドもレジとガソリンポンプが停止するので販売停止
都市ガス停止対策
ベスト:カセットコンロとボンベ12本(合計6,000円)を備蓄
(ボンベ1本で燃焼1時間のため、一日一本以上消費する)
ベター:灯油コンロと灯油18L(合計15,000円)
グッド:バーベキュー器具と燃料の木炭・薪、マッチ・ライター
プロパンガスを利用していれば、都市ガスのように止まることは無い
物資(ガソリン/飲料/食糧)不足
市民がガソリンスタンドに殺到して、ガソリンが売り切れる
製油所がある市(市原、四日市、堺)なら数日待てばガソリン不足はない
日頃から自家用車のガソリンは、70%以上入れておくこと。
(大震災時、地方小都市では、ガソリンは2週間以上無くなる)
食品スーパーで飲料食料の買い占めがある
(全国どこでも三日で水と食品が避難所に届く)
暑さ対策
団扇(うちわ)を人数分
川で頭から水を被る、濡れタオルを頭に乗せる、首に巻く
じっとしていること(動くと体温が上がり熱中症となる)
ポータブルUSB扇風機(充電しておく)
扇風機(発電機があれば)
エアコン(高出力の発電機があれば)
寒さ対策
服の重ね着
肉体労働(残骸の整理など)
エネルギー(灯油、ガス、電気)の確保
非常用の暖房器具の運転
壊れた家の緊急補修対策
ロープ、荷造り紐、ガムテープ
ブルーシート、土嚢袋、ブロック
軍手、ハサミ、梯子
山間部のSOS(救助要請)発信
スマホの充電を切らさない。(電池の無駄使いしない)
電話もスマホも使えないときは、人がいる町へ出る。
町へ出れない場合
旗(服でもよい)を用意して、高く立てておく。
ヘリコプターが来たら、手を振る、旗を振る。
ヘリコプターからわかるように地上にSOS/HELP/たすけて文字を書く。
テレビ、ラジオ、新聞、ネットSNS
テレビ、ラジオ、新聞は、被災していない人しか見られない(停電してるからね)。
被災者にとって、テレビ、ラジオ、新聞の情報は、遅すぎ、大まかすぎ、ずれすぎ。
スマホで市町村の防災メール、twitter発信を読むこと。
町内の口コミを聞くこと、ただし、間違い・噂・憶測も多いから注意すること。
災害当日に出る復旧予定は、現場視察ができていないから、あてにならない。
ネットの政府批判、マスコミ批判は、被災していない人の戯言
災害現場では、被災者も救助者もできることをしている。
災害から一週間前後過ぎて、緊急対応が落ち着いてから、行動を反省する。
救助隊の邪魔をしない
備えあれば憂いなし、慌てない、まず、落ち着くこと
野次馬根性は控えめに、救助隊の邪魔
都市部より山間部は救助が遅れるから自分で多く備えよ
あせらないで復旧時間を見通すと自分の計画を立てられる
1日で復旧しないときは、1週間かかると心得よ
1週間で復旧しないときは、ひと月かかると心得よ
ひと月で復旧しないときは、一年かかると心得よ
一年で復旧しないときは、五年かかると心得よ
家屋の新築時の検討事項
危険地帯を避ける
(暴風雨、洪水、地震、津波、崖崩れ、地割れ、液状化)
(海沿い、川沿い、砂地、軟弱地盤、崖側、古住宅密集地、狭道路、騒音・振動、日照不足)
丈夫な基礎:布基礎 ベタ基礎 杭基礎の選定
耐震構造(震度7に耐える)
防火防炎構造
土砂崩れへの防御
洪水、浸水を防ぐ土盛りと高めの床
耐風耐水構造(本州なら風速70mに耐えること)
断熱保温構造
換気構造
太陽光発電と蓄電池の検討(エネルギーの自給自足)
雨水の貯水槽の検討(水の自給自足)
高層マンションの危険性
停電時、エレベーターも動かず、水も出ない
マンションは買うより借りる物
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