加速器駆動核変換システムの現状と課題
という資料に
1MeV領域のガンマ線はコンプトン散乱になると書いてあった。
1MeV領域は、電子の質量(0.51MeV)程度であるから、コンプトン散乱して電子が強力に加速されるということ。これは、LENRの中性子直接生成反応領域で重要となる知見である。
これより高いエネルギーのガンマ線(1.1MeV以上か)は、電子・陽電子対創生がおきるとのこと。
でも、理論的には、電子・陽電子対創生は、ガンマ線同士の正面衝突に近いものがないと起きないはずたけど、、。つまりは、強力なガンマ線なら正面衝突でなく互いにちょっとカスル衝突でも、電子・陽電子対創生がおきるということなのかな。
また、セシウムやストロンチウムのようにとても重い原子核では、15MeVに共鳴振動するらしいとのこと。
No comments:
Post a Comment