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May 20, 2015

トヨタ式であなたの仕事は変わる!自分「カイゼン」術より

トヨタ式であなたの仕事は変わる!自分「カイゼン」術

監修 若松 義人 カルマン代表取締役社長
発行 2004年 宝島社



要約


するべきこと


「すべてはお客さまのために」改善
仕事のムダを徹底的に排除せよ(ムダとは問題点、課題のこと)
(最適品質、カンバン方式=必要な物を必要な時に必要なだけ、労力=標準化・平準化・少人数化・自動化、全体最適=一気通貫、結果としてコスト削減)


方法論


「整列」ではなく「整理」せよ
なぜ?」と5回繰り返せ(愚痴・言い訳より真因探し)
「やり仕舞い(今日やることは今日やり遂げる)」
必ずチームで仕事する(励まし合い・連帯感の維持)


逆説的方法論


コスト一割減より五割減のほうが簡単だ(一見無茶な目標で、大胆で効果的な知恵を引き出す)
ヒマな人(仕事ができない人)に仕事を頼むな(知恵があり良い仕事が出来る人ほど忙しい、忙しいフリだけしている人を見分けよ)


心構え


知恵(=改善策)が仕事を楽しくする(金を使わず知恵を出す、現場へ、知恵は心の中から引き出す)


変化を怖れず(危機感=お客様・ライバル・仲間に学び絶えず改善する姿勢)


ミスはみんなに教える(ミスへの指導・注意・クレームに感謝する心=失敗を謙虚に受け入れ反省できる度量、知識の社内共有=連帯感)


嘘をつかない(お客様のためと嘘をついて、自分や身内だけのためになってはいけない)

聞き上手(まず相手の立場気持ちを考え逆らわず聞く、鵜呑みして従わず、自分で考え改善して取り入れる)

付加価値を産まない作業(探す・選ぶ、やり直し・調整)は仕事ではない、結果を出そう

以下は、本書には具体化されていなかったが私が思いついたこと

心構え

人を活かす

活躍できていない同僚他部署、あるいはクレームを持ち込むお客様、買ってくれない世間iに対して相手を孤立させないために悪口を言わない・陰口をしない


相手に会えないなら陰褒めする(不平不満の多い人には「よく気がつくから、できない仲間の気持ちが理解できるはずだよ」、働かない人には「ムダの削減を期待されているよね、仕事の改善を期待されているよね」)

相手に会ったら、気持ちを聴き(調子どうなってるの、大変そうだね)、立場を理解し同情し(理解るわ~、自分も経験した、失敗した)、気持ちを伝え(あなたが活躍できないのはもったいない)

相手に会ったら、小さく助言する(目標再確認する(大目標=より大勢がより満足できること=全体最適=世のため人のため))

相手に会ったら、改善策を尋ねて自分で考えて成長してもらう(あなたは何をしてもらえるのか、あなたが省けるムダはどこなのかと聞く、具体的改善策を教えない・この方法にしろと強制しない、手助けしすぎては相手のためにならない)

上司なら、権限を移譲して責任を持たせる(方法を選べる自由な権限を与える、目標(売上達成・製品完成・コスト削減・品質確保)は命令し責任を負わせる)

上司なら、公平にみんなの前で公開して信賞必罰、ただし個別事情の聞き取り状況は非公開

報酬

経営側がすることは、社員のやる気がでる仕組み(=報酬=見返り)を経営方針レベルで明確化すること


人間性(=理性+感情+肉体)を尊重


理性面 経営方針(ルール)の明文化、個人の能力開発と会社の発展による満足感
感情面 権限を与え(=自由・自発性)と責任を持たせる、人間的交流を推奨=連帯感を確保、信賞必罰、公平、公開
肉体面 結果として安定して高い賃金を支払えるから社員は自身と家族を養える

経営方針

経営方針は、会社の憲法である。
経営方針に書くことは、事業範囲、するべきこと、方法、心構え、報酬






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