Javascriptライブラリ MathJax のテストをしました。
推薦文
MathJaxは、無料で利用できます。
MathJaxは、アメリカ数学会の指定する世界標準のHTML数式表示です。
数式の組み方は、世界標準のLaTex形式で行えます。
また、右ボタンクリックで数式のLaTex形式を簡単に表示できるので
だれでも簡単に数式をコピー&ペーストできます。
以上四点から、技術者、さらには、数学を学ぶ中高生以上は、
ぜひともこの素晴らしい数式記述方法を勉強して下さい。
欠点もあります。
ブラウザ上で数学記号の配置計算が行われるので、数式が表示されるまで時間がかかります。
残念ですが、iPhoneなどのスマホからこのページを見ると、
モバイル機器専用の簡易表示
(モバイルテンプレートといいます)になるため、
数式が画面に出てこないで、
LaTex形式がそのまま見えてしまいます。
対策は、このページの下にある"view web version"リンクを選択して、
表示をパソコン用のWEBバージョンに切り替えることです。
ここからテスト
\[ \cos^2\theta-\sin^2\theta=\cos 2\theta. \]
\[ \begin{equation}\label{eq:gravt}
F=G\frac{mM}{r^2}.
\end{equation} \]
\[ \begin{equation}\label{eq:gravo}
F=mg,
\end{equation} \]
\[ g=G\frac{M}{r^2}, \]
ここまでテスト。
このブログは、GoogleのBloggerというブログサーバーを利用している、
(Bloggerの特徴は広告が入らなようにできること)
Bloggerで、MathJaxを使い方の紹介は以下。
日本語の簡単な説明は、ここ、その大元となったの英語版の説明はここ。
上記のテスト式も、説明サイトからコピーしたものです。
ここからひとりごと
2010年当時、日本のガラパゴス携帯ではJavascriptが動きませんでした。
だから、携帯用のWEBサービス「やる勉」では、
Javascriptが必要なMathJaxやその元になったjsMathを利用できませんでした。
しかたなく、phpMathpaublisherで、数式の画像データを作成して
それを利用していました。もちろん、今でもこれは使えます。
2015年になった今、ガラパゴス携帯が絶滅危惧種になり、
ガラパゴス携帯を無視してよくなりました。
ほとんどの場合、「やる勉」はスマホから利用されています。
今日、HTMLでの数式表現方法を再調査すると、
MathJaxの完成度が極めて高くなり、とても使いやすくなっていました。
私が、Javascriptで自作する必要はもうなくなっていました。
さっそくこのブログでも今日からMathJaxを採用です。
MathJaxは、オープンソースプロジェクトで英語のサイトで作られています。
日本人が世界の仲間に入ろう、世界に追いつこうとすれば、
やはり英語を避けて通ることはできないようです。