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Jun 15, 2013

ICCF-18 カンファレンスの紹介

アメリカのミズーリ大学で2013年7月21-27日に開かれる18回目のICCF-18 カンファレンスの紹介です。
http://iccf18.research.missouri.edu/

ICCF(International Conference on Cold Fusion)

“Applying the Scientific Method to Understanding Anomalous Heat Effects: Opportunities and Challenges.”
"異常熱効果の理解に科学的方法を適用:機会と課題"
と題しています。

都合の付く方は、ぜひこちらから参加申し込みしてくださいね。

自分は、英語ができてお金があれば行ってみたいですが、どちらも無いのでいけません。

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キーノートスピーカーの紹介です

Dr. David Kidwell: Low Energy Nuclear Reaction Research at the Naval Research Laboratory
海軍研究所で低エネルギー核反応の研究

Dr. James Truchard: The Role of National Instruments in the Global Environment
グローバル環境でのナショナルインスツルメンツの役割

米国海軍と超有名企業ナショナルインスツルメンツが、マジですね。

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ホストは、 アメリカのミズーリ大学 http://www.missouri.edu/
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スポンサーは、INFINTE ENERGY http://www.infinite-energy.com/ です。

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パートナー
ENEA( Italian National Agency for New Technologies, Energy and Sustainable Economic Development) http://www.enea.it/en/home?set_language=en&cl=en
National Instruments http://japan.ni.com/
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関連するワークショプとカンファレンス

NI Week 2013  米国 Austin Convention Center, Texas, 2013年 8月 5-8日
http://www.ni.com/niweek/ja/

Workshop for Nuclear Micro Systems  アメリカのミズーリ大学, 2013年 7月 18-19日
http://cantmis.missouri.edu/workshop.html

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ICCF-18の 組織

Internatinal Advisory Commitee の一員には、

日本の三菱重工の 岩村康弘 さんと テクノバの高橋亮人さんの名前があります。

構成は、
アメリカ人 8名
イタリア 3名
韓国 2名
日本 2名
ロシア 2名
中国 1名
フランス 1名
インド 1名
イギリス 1名
です。

アメリカ、イタリア、韓国、中国は、世界的に有名な大学の参加があります。
現在の Co Chair の Yeong E. Kim さんは米国人ですが、名前と顔写真 http://iccf18.research.missouri.edu/bio_kim.php から解るように韓国系です。
つまり、韓国は実質3名です。
日本からは、大学(=政府)からの参加がありません。民間企業から二名のみです。
日本国内の大学・政府系研究機関において常温核融合は、重要視されていない現実があります。

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日本からの発表は4件


Recent Advances in Deuterium Permeation Induced Transmutation
Experiments using Nano-Structured Pd/CaO/Pd Multilayer Thin Film
重水素透過における最近の進歩は、核変換を誘起
ナノ構造のPd / CaOは/ Pdの多層薄膜を用いた実験

Y. Iwamura, S. Tsuruga, T. Itoh
Advanced Technology ResearchCenter, Mitsubishi Heavy Industries, ltd.,Japan
三菱重工

New measurement of screening potential by ‘cooperative colliding process’
for the d+d reaction in metallic electron environment

'協同衝突プロセス'によるスクリーニングポテンシャルの新しい測定
金属の電子環境でD + Dの反応のために

J. Kasagi and Y. Honda
Tohoku University, 東北大学

Nuclear Products of Cold Fusion by TSC Theory
TSC理論による常温核融合の核生成物

Akito Takahashi1, 2
Technova Inc., Japan, テクノバ 日本

Hydrogen Absorption Property of Pd-Doped Porous Materials
パラジウムドープポーラス材料の水素吸収特性

Tatsumi Hioki,1 Noriaki Sugimoto,1 Teppei Nishi,1 Akio Itoh, 1 Shigeki Oshima,1 Tsutomu Kajino,1 and Tomoyoshi Motohiro1 1
Toyota Central Research & Development Laboratories, Inc., Japan, トヨタ中央研究所 日本

日本の研究は、パラジウム重水素系であり、
今後主流になると思われるニッケル水素系の反応はいまだ未着手のようです。

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ICCFは、大学研究者の発表の場=学会です。

ですので、LENRの商品化を目指している企業(E-Catなど)はまったく参加していません。

商業化すれば世界を一変させるといわるLENRの分野で
企業秘密を学会で公開することは利益を失うことに繋がるからと推測します。

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今回の目玉

Sidney Kimmel Institute for Nuclear Renaissance (SKINR) の見学ツアー
http://iccf18.research.missouri.edu/tours.php#SKINR

SKINRは、ミズーリ大学のLENRの世界クラスの研究施設。
Dr. Graham Hubler が所長(ディレクター)
物理学者、材料科学者、およびワシントンD.C.の海軍研究所の材料とセンサ部門の旧部門長

注目すべき研究は、金属格子の重水素/水素ローディングです
電気化学、ガスロードとイオン照射/グロー放電の観点から対処されています。

(私の意見ですが、SKINRでの研究の着目点は、
 D+D反応を推測することの難点、クロンバリア(+電気同士の反発)問題を、
 p+e(+-電気の吸引力問題)に見事に置き換えていることです)

Kimmel Foundation というベンチャー資本が、SKINR をサポートしています。
出資額 $5.5 million = 5.5億円
http://www.infinite-energy.com/resources/kimmel.html

以下は、先のEU議会の会議で公開されたSKINRの実験結果(過剰熱)レポートの一つです。
http://www.enea.it/it/Ufficio-Bruxelles/documenti/eventi/new-advancements-on-the-fleischmann-pons-effect/3-graham-hubler-pdf


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