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Mar 12, 2013

Yildiz モーター の可能性

磁石だけで作られ、外部からエネルギー(磁場、電場の変化)の投入無しで回り続けるという
Yildiz モーター ですが、既存の電磁気学・物理学の法則の範囲外にあります。

既存の電磁気学・物理学の法則の範囲内で考えると
不可能と断言できます。


モーターは、ローター(回転子)とケース(外側)に分かれます。
これは、Yildiz モーター でも変わらないようです。



ローターとケースに磁石を並べただけで、
磁石の磁場の強さや向きが変化しないとしたら、
少なくとも、モーターなので軸の周りにローターを回転させることだけはできる
つまりローターに取り付けられた磁石は回転できるとして、

静止している状態から手を離す
あるいは、テキトーに回転させてからしばらく様子を見るをすると、
ローターとケースが、一番引き付け合う場所に落ち着いて停止するのです。

これは振り子がいずれ最下点で停止することと同じです。

が、それでは、話が続きません。

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未知の性質を利用していれば、可能性はあります。

ではどのような未知の性質を考えるかですが、

Yildiz モーターは、磁石(とそれを支える固体)だけで作られており、
電気回路はないと思われます。

そうなると、可能性があるのは、
ローターの回転角に連動して、
ローターまたはケースの磁石の磁力線を動的に変化させる
何かシールドのような機構があるのではないかということです。

磁気シールド、磁気回路について調べていくことになりそうです。

ただし、
「静磁場は原理的にシールドできない」とファインマン物理に書いてあったと思います。
いずれにしろ、このあたりを検討です。



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