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Mar 17, 2012

PCモニターのスイッチ故障を対策

BenQ製 G2400W (1920x1200)というPCモニターを
ずっと使ってきていたが
Power on/off スイッチが押したきり戻らなくなった。

この手の故障は修理できないが、
分解して、自分でどこまで対策できるかチャレンジすることに。

1. まず、古い代替モニターにつなぎ代えて、PCをシャットダウン

2. G2400Wのケーブルをはずして、液晶面面をかたづけた机に下向きにしておく

3. 液晶の画面枠がプラのはずし方を検討

最近の機器(自分が小中学生の頃(40年前)と比べて)は、ねじを使わず、はめ込み式のため、はずすことが難しい。

2. まず全体を観察、穴を探し、ねじを確認

プラカバー小を発見、取るとねじ4個、はずす。

そのほか、にねじ二個発見、これはスタンド用

3. スタンド(これもはめ込み式)を分解、なんとか、引っ掛けの爪を指で押さえて外せた。

スタンドの上部と本体取り付け部のねじ二個をはずす。

ねじが飛ばないよう注意して、逆さにしてトントンと振動を与えて、手のひらに落とす。

4. スタンドの上部が本体からはずれる。

さらにねじ、3個発見、これをはずす。

5. 液晶の画面枠の取り外しにかかる。

最大の難所である。まず、枠のはめ込みの溝全体、一周に針でさぐりを入れる。
画面枠の下部の左右二箇所にマイナスのドライバーの入りそうな小穴を発見
ここにマイナスのドライバーの小を差込みすこしひねる。
枠のはめ込みが少し持ち上がり、ギシギシ言う、
ドライバー二本で隙間を広げていく、
パキンとなりながら、はめ込みの爪がはずれていく。
爪と引っ掛けの穴がこわれないように慎重に、枠をそとにドライバーでひねり曲げながら
すこしずつ広げる。
とても大変な作業です。なんとかはずせる。
一箇所の引っ掛け穴が破壊されてしまった。まあまあ良しとしよう。

6.電源スイッチ部の点検

小さな基板にマイクロスイッチがついている。
マイクロスイッチはOK
マイクロスイッチを押すための飾りボタンがプラ製でこのボタンが液晶画面枠に熱圧着されている。
圧着部が取れていた、普段の操作で劣化して折れた模様、またスイッチのばねの働きをする部分のプラにも亀裂ヒビの白い線を発見。

7. どうするか、思案

飾りボタンを取り去ることにした。
マイクロスイッチをポールペンの先でちょんちょんと押すことにした。

8. 再度組み立て

飾りボタンを取り去り再度組み立てを行う。

以下の画像は、取り去った飾りボタン

取り去った後の、モニターの元電源スイッチ部、
裸のLEDが光っているだけである。
このLEDの右側に見えないがマイクロスイッチがあるので
ボールペンの先で押す。


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