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Oct 31, 2014

女も三語であやつれないか

「男は三語であやつれる」

という本があります。

よく読んで見ると最後に状況別にベスト3をまとめてありました。
状況とは、合コン、デート、家庭生活、Hのとき、お酒のとき、会社でと、分けてありました。

女が男をあやつるベスト10の言葉は、

「すごーぃ!」
「こんなの初めて!」
「やっぱり〇〇さんじゃなきゃ」
「男らしー」
「いいですね~」
「行ってみたーい!」
「うれしいな!」
「やさしいのね!」
「そういうのが〇〇さんのいいところ」
「ありがとう」

とのこと。

同じ著者が「女は3語であやつれない」


という本を出しているようです。(実はまだ読んでいません)

私は、そんなことはないだろう、
女も三語であやつれないかと考えてみました。

私の数少ない経験から選び出した言葉は、

「解るよその気持ち」
「可愛いね」
「愛してるよ」

です。

「解るよその気持ち」

女性の話をひたすら聞くことが、女性をあやつる準備段階として必要です。
これは、男にとって辛い作業かもしれませんが、この段階を経ないと女性から信頼して貰えません。
女性が求めているのは対等の議論の相手ではなく、話を聞いてもらえて同情してもらえる味方なのです。
だから、「うんうん、解るよ、よく解るよ、君のその気持ちが、ほんとうにそうだよね」などとリアクションすることが必要です。

男から女に説教をすることは、避けましょう。

彼女からアドバイスを求められたら、「君はどうしたいの」と聞いてください、
彼女にとって80点以上なら、「いい考えだね」、60点以上なら「そうだね」、60点以下なら「考え直せば」でいいでしょう。

「可愛いね」

女性の第一の感心事は、美容とファッションです。
「セクシーに男を引きけなさい」と動物的本能から命じられているのですが、
本人たちは本能の存在を意識していません。
だたひたすら、女同士の美容とファッションの競争に邁進しています。

男は、女の外見の現実を指摘することは絶対にしてはいけません。

女性をみたら、見かけの美しい所を探して褒めましょう。
髪型が変われば、それを褒める、
衣装が変われば、似合っていると褒める、
持ち物が変われば、それも褒めるのです。

美しい女性は相対的に少ないので、
「可愛い」と言うことでごまかすことができます。

女性を褒めることは、確かに面倒なことですが、
元手がかからずできることです。


「愛してるよ」

女性は、一日何度でも愛情を言葉で確認したい生き物です。
態度だけでなく言葉が必要なのです。

言葉は、「愛してるよ」でも「好きだよ」でも「大切だよ」でもいいでしょう。
しかし、この言葉かけは、一日に一度あるいは二度までにしておきましよう。
かけ過ぎると効果が半減します。


「あやつる」とは

以上の三語で女性の信頼を確保してから、依頼事を頼みましょう。

しかし、女性には女性のやりたい事やできる事がありますから、
あなたの依頼事をすぐ果たしてもらえるかどうかは、また別の話です。



そして、依頼事を果たしてもらったら、「ありがとう」を添えましょう。


Oct 30, 2014

原発の廃止は経済性の視点から

最近の原発ニュースから

原発解体費4割不足 廃炉後も電気料金で穴埋め 電力9社積立金調査
(解体費4割不足の原因は、震災後の原発停止ではありません、
そもそもずさんな計画であり会計だったのです)

原発のメリットは何ひとつない? 実際のコストは政府試算の数倍も

原発のメリットは何ひとつない? 政府試算から数倍のコスト試算も

玄海原発1号機、廃炉へ 九電「経済性担保できず」

廃炉、透ける再稼働促進 電力会社「老朽原発は採算取れず」

玄海1号 廃炉含め検討 九電、運転延長費を見極め

【解説】「玄海1号」廃炉方針、3・4号機再稼働にらむ

九電も廃炉検討 38年間稼働の玄海1号機 

私は、原子力発電を廃止して欲しいと願っています。

原発は危険だから反対とか、
地元に原発がありゴネると補助金がたくさんもらえそうだから反対とか、
原発はもうこりごりだから感情的に反対とか、
自民党を困らせるために反対とか、
日本の国力をそいで中国や韓国やロシアに有利になるようにしたいからとか、
こういう理由での反対ではありません。

危険性は安全対策をすれば回避できますが、経済性が失われます。
税金から補助金を配れば、国力の低下、国民経済の不況につながります。

私の原発反対の理由は、経済性の視点からです。

正直に費用の計算をすると、原発は他の発電方式より高いです。

高い費用は、私達が支払う電気料金だけでなく、
税金でウヤムヤのうちに補填されています。

しかも、これから、ドンドン税金の補填額が高くなります。
理由は、原発解体費の積立不足とそもそもの過少見積もり額によります。

一刻も早く、原子力発電への税金の補填を廃止し、
原子力発電は電力会社が完全な自腹での独立採算に移行させることが、
健全な会社経営の本筋です。

そして、私たちが、どの発電方式の電気なのか(どの発電所の電気なのかということ)を
選択して買えるようにしなければなりません。

こうすれば、おのずと採算割れの原発(=すべての原発)は、停止し廃炉になります。

また、六ケ所村の使用済核燃料再処理工場、高速増殖炉のもんじゅ、核融合発電の研究施設、核融合科学研究所、も民間の電力会社に買い取らせて民間で進めることが、税金からの補助金も廃止するために必要となります。

こうすれば、税金の使い道として無駄でしか無い原子力政策を、財政的にで健全な方向に転換することができると信じています。

また、太陽光発電や風力発電への税金からの補助金も廃止してもらいたいです。

補助金は、電気料金を高くするだけの政策にすぎません。

太陽光発電や風力発電のメーカーや事業者が自らの企業努力で現在の発電所に対抗できる価格で発電することが健全な会社だと思います。

Oct 22, 2014

E-Cat長期試験報告 まとめ

E-Cat の長期試験の報告の翻訳のまとめです。

E-Cat の長期試験の報告とは、
"Observation of abundant heat production from a reactor device and of isotopic changes in the fuel"と題して発表された論文で、人類初の実用的LENR装置と推定される装置を一月間以上かけて連続運転し、その発熱の性能と放射性物質の有無を検証したものです。

翻訳は、私が勝手にしたものですから、翻訳文の権利は、私ではなく、元の論文の著作者にあります。

以下、19回に分けて、翻訳してあります。
あなたが、誤訳をすぐ確認できるように、英語と日本語が交互にならびます。
私は翻訳家ではないので、ですます調とかである調の統一はしてありません。
長い英文は適当な所で切って短い文の日本語にして翻訳してあります。

E-Cat長期試験報告 001
E-Cat長期試験報告 002
E-Cat長期試験報告 003
E-Cat長期試験報告 004
E-Cat長期試験報告 005
E-Cat長期試験報告 006
E-Cat長期試験報告 007
E-Cat長期試験報告 008
E-Cat長期試験報告 009
E-Cat長期試験報告 010
E-Cat長期試験報告 011
E-Cat長期試験報告 012
E-Cat長期試験報告 013
E-Cat長期試験報告 014
E-Cat長期試験報告 015
E-Cat長期試験報告 016
E-Cat長期試験報告 017
E-Cat長期試験報告 018
E-Cat長期試験報告 019



翻訳を終えて

E-Catが本物か偽物かの論争があると思います。

偽物と考える人には、あなたが実物を手にして確認するまで、偽物と断言しないで欲しいです。まだ判らないとか、興味が無いという態度をとってもらいたいです。

本物と考える人は、本物だったらどのようにE-Cat使うことができるか、どうすれば世界中の人を幸せにできるか、特に貧困を無くすために、飢餓を無くすために、自由を確保するために、どうE-Catを活用すればいいかを考えてもらいたいです。

私は、「E-Catは本物」と感じています。

あえて今回の報告論文の欠点を指摘すると、実験期間が一月しかなかった、私の願望として、半年のランニングが欲しかったのです。

企業秘密のベールに包まれた E-Cat ですから、内部構造や物理理論の推定は、これからです。論文の著者も今後その点を検証したいと書いてありました。

ですが、今回判ったことは、燃料は、ニッケルのナノパウダーと、リチウム、アルミ、水素化合物の粉末、これをアルミナ容器に入れて、三相交流電流(電圧、電流、周波数不明)で加熱すると、水素とリチウム、水素とニッケルが核反応して、リチウムとニッケルの放射性同位体の比率が変わる、同時に、投入した電流の3倍以上の発熱があるということです。

不思議な点は、単なる加熱でいいのか、それとも、三相交流電流の回転磁場が必要なのかです。回転磁場は、発電機やモーターの原理ですが、これが容器内のニッケルのナノパウダーを撹拌するのかもしれません。

E-CatやこのLENRの分野は科学的空想が尽きませんので、実に楽しいのです。

お金もあまりかかりそうもありません。だから、たくさんの貧乏な日本の科学者のみなさんも気軽に実験できると思います。だから、LENR研究に税金の投入はそもそも必要ないのです。





E-Cat長期試験報告 019

Appendix 4

付録4

Results ECAT ICP-MS and ICP-AES

結果ECAT ICP-MSとICP-AES

Jean Pettersson

ジャン・ペターソン

Inst. of Chemistry-BMC, Analytical Chemistry

研究所。化学-BMC、分析化学

Uppsala University

ウプサラ大学


The samples are placed in quartz micro-Kjedahl vessels for dissolution with extra pure sub-boiled nitric acid (3.0 ml).

サンプルは、超純サブボイルド硝酸 (3.0 ml)で溶解のために石英マイクロ・ケルダール容器内に配置されている。

They were heated to 136 degree and after that diluted to 50.0 ml.

それらは136度に加熱し、その後、50.0 mlに希釈した。

Further dilution 1000 times was done before the measurement with ICP-MS.

さらなる希釈、1000倍は、ICP-MSを用いる測定の前に行われた。

The resulting values are corrected with blanks (the pure acid).

結果の値は空白(純粋な酸)で補正されている。

The isotopic abundances are calculated and presented in the table below.

同位体の存在量が計算され、以下の表に示されている。

Standards are known reference solutions in order to cheek the instrument.

標準は、機器をチェックするための参照溶液として知られている。

The natural isotopic abundance is shown in the last line of the table.

天然の同位体存在量は、表の最後の行で示されている。

The difference between the standards and the natural abundance is due to the fact

標準および天然存在度の差は以下の事実によるものである、

that the signals are not mass biased corrected with isotopic reference standards.

シグナルは、同位体の参照標準で質量の補正バイアスをかけられていまないという事実。

(訳注 クリックすると拡大します)

Three different samples were analyzed by inductively coupled plasma atomic emission spectroscopy operated at standard conditions, ICP-AES.

三つの異なるサンプルは、標準的な条件、ICP-AESで操作される誘導結合プラズマ原子発光分光法によって分析された。

The samples are placed in quartz micro-Kjedahl vessels for dissolution with extra pure sub-boiled nitric acid (3.0 ml).

サンプルは、超純サブボイルド硝酸 (3.0 ml).で溶解のために石英マイクロ・ケルダール容器内に配置されている

Heated to 136 degree and after that diluted to 50.0 ml.

136度に加熱し、その後、50.0 mlに希釈した。

The concentrations are calculated against acid matched calibration solutions.

濃度は、較正溶液にマッチした酸に対して計算される。



The measured analytes were Ni, Li, and Al.

測定された分析物は、Ni、 Li、およびAlであった​​。

The elements Ni and Al are measured with two independent emission lines to minimize risk for systematic errors.

元素のNiとAlが、系統誤差のリスクを最小限にするために、二つの独立した発光線を用いて測定される。


The elements C, H, O, N, He, Ar and F cannot be measured quantitatively by this technique.

元素C、H、O、N、He、ArおよびFは、この手法により定量的に測定することができない。(訳注 He が検出されていない大きな理由は、利用した装置で測定できないからとなる。古典的核融合は、重水素原子核D 二個の融合(D + D)でのヘリウム原子核 He の生成であるから、ヘリウムの測定は、してもらいたかったところである。) 

Sample 1 was ash coming from the reactor in Lugano.

サンプル1は、ルガノの反応装置からの灰だった。

Only a few granules of grey sample were possible to obtain from the ash and they didn’t look exactly the same.

グレーのサンプルのわずか顆粒は、灰から入手することが可能であった、それらはまったく同じには見えませんでした。

One large and two very small granules were observed.

一つの大きな、そして、二つの非常に小さな顆粒が観察された。

Sample 2 was the fuel used to charge the E-Cat.

サンプル2は、E-キャットをチャージするために使用される燃料であった​​。

It’s in the form of a very fine powder.

これは、非常に微細な粉末の形態であります。

Besides the analyzed elements it has been found that the fuel also contains rather high concentrations of C, Ca, Cl, Fe, Mg, Mn and these are not found in the ash.

分析した元素からさらに、判明していることは次である、燃料もまた、かなり高い濃度で、C, Ca, Cl, Fe, Mg, Mn を含むことです、さらに これらは灰には見られないのです。



Results as weight present of the samples.

サンプルの重量存在としての結果。


(訳注 クリックすると拡大します)

(訳注 53ページの終わり、そしてここで元の論文も終わります)

(訳注 ところで、核融合には色々な種類があります。1. 熱核融合、2. 衝突核融合、3. スピン偏極核融合、4. ピクノ核融合、5. ミューオン触媒核融合、そして、5. 常温核融合ことLENR。熱核融合の代表には、水素 H とその同位体元素である、重水素 D 、三重水素 T の核融合があります。熱核融合の実用としての水素爆弾もあります。熱核融合炉は、20世紀か21世紀への世紀を跨ぐいまだかつてない規模の遅延プロジェクトとして有名で、人類史上最大の税金の無駄使いになりつつあります。個人や企業のお金で研究する分にはまったく問題ないのですが、庶民から集めた税金で研究するとなると、数年以内に成果を出さないといけないと私は思います。成果が出ない以上、予算を減額していくべきだったとも思います。古典的に知られた核融合は水素の核融合を指すので、他の元素や中性子を利用した核融合を考える余裕がある科学者は少ないと感じます。Wikipedia等にさえも核融合の分類の話が出ているので、読者もよくよく調査してください。そして、核融合理論は未完成であることをぜひとも実感していただきたいのです。調べれば解ると思いますが、大量の原子集団で直接的に精密に検証された核融合理論は、実は一つもないのです。核融合は、エネルギーが強すぎてまたもな制御も計測も現在の技術的ではできないのです。だから、いつまでたっても熱核融合炉ができないのです。水素爆弾などの計測は荒っぽすぎるということでもあります。太陽や恒星での核融合理論は、実験できないので、おそらく永久に推論・仮説にすきないのです。もちろん、豊かな想像力でうまく構築された推論だと思いますよ。そして、今できていることは、せいぜい粒子加速器による二個の原子核の衝突実験での単体測定した計測値に過ぎないのです。もちろん、それはそれでとても貴重な研究成果なのです。低エネルギー領域の核融合の可能性は、量子力学の理論的にもありえるはずと私は感じています。この分野研究がまったく手付かずな理由があります。粒子加速器という物理学者用オモチャに夢中になると、色々と刺激のある実験ができてしまうのです。科学への好奇心だけで研究を続けられるわけもなく、巨大な装置が必要になり、金と権力=政治がからむので、刺激がとても強いのです。刺激の虜になり、子分を操ることに夢中になる教授という生き物はどこにでもたくさんいます。たとえ科学者に好奇心があっても、金がないと研究できない、いや、研究どころか生活さえできない。ほとんどは、サラリーマン科学者です。サラリーマン科学者は、雇い主(大学、国、企業)の方針に従うしか生きる術が無いのです。低エネルギー領域の核融合を調べる良心的好奇心は、今日の空腹を満たすために捨てられ、多くの凡夫の科学者から失せてしまうのでしょう。私の結論、科学者は、自由に研究できるためにもっとお金持ちにならないといけない。)

E-Cat長期試験報告 018

Appendix 3

付録3

Investigation of a fuel and its reaction product using SEM/EDS and ToF-SIMS

調査、燃料およびその反応の生成物について、SEM/ EDSとTOF-SIMSを用いて

Ulf Bexell and Josefin Hall

ウルフBexellとJosefinホール

Materialvetenskap, Högskolan Dalarna

Materialvetenskap、Högskolanダーラナ

Background

背景

Powder samples were investigated before and after an experiment performed in Lugano, Switzerland.

粉末サンプルは、スイスにあるルガノで行われた実験の前と後に調査した。

The purpose of the present investigation is to study which elements that mainly occur in the samples.

本調査の目的は、主に試料中に発生する要素を研究することである。



Experimental

実験的な

Material

材料

Two types of powder samples were investigated.

粉末試料の二種類を調べた。

The first sample, called fuel, is declared to mainly contain Ni and probably some additions of H and Li.

最初のサンプル、燃料と呼ばれる、は、主にNiを含み、さらに、HとLiのおそらくいくつかの追加があると宣言されています。

The second sample, called ash, is the reaction product of the fuel powder from an experiment performed in Lugano.

第二の試料、灰と呼ばれる、は、ルガノにて行った実験からの燃料粉末の反応生成物である。

The powder samples were mounted on a carbon adhesive sticker before analysis.

粉末試料は、分析の前にカーボン接着ステッカー上に載せた。

The samples analyzed with SEM/EDS and ToF- SIMS were received mounted and analyzed as-received.

SEM / EDSとTOF-SIMSで分析されたサンプルは、、受け取られ、搭載され、受け取られたまま分析された。

Surface characterization techniques

表面特性評価技術


SEM/EDS

Scanning electron microscopy (SEM) was used to study the surface morphology of the samples.

走査電子顕微鏡(SEM)は、試料の表面形態を研究するために使用された。

The SEM analyses were performed with a Zeiss Ultra 55 field emission gun scanning electron microscope (FEG-SEM) equipped with an Oxford Instruments Inca energy dispersive X-ray spectroscopy (EDS).

SEM分析は、ツァイスウルトラ55電界放出電子銃の走査型電子顕微鏡 (FEG-SEM) を用いて行った、それは、オックスフォード・インスツルメンツ・インカ・エネルギー分散型X線分光法 (EDS).を装備している。

Imaging was performed by using the secondary electron detector (SEI-mode).

撮像は二次電子検出器を用いて行った (SEI-mode)。

All EDS analyses where performed by using an accelerating voltage of 20 kV of the primary electrons.

すべてのEDS分析は、一次電子の20kVの加速電圧を用いて行われた。(訳注 "where performed" ではなく "were performed" と思われる。)


ToF-SIMS

All time-of-flight secondary ion mass spectrometry (ToF-SIMS) analyses were performed with a PHI TRIFT II instrument using a 15 keV pulsed liquid metal ion source isotopically enriched in 69Ga.

すべての飛行時間型二次イオン質量分光法 (ToF-SIMS) 分析は、PHI TRIFT II 装置で行われ、それは、69Gaにより同位体として富んでいる液体金属イオン源を15 keVでパルス化して使用している。

In this system, the secondary ions are accelerated up to ∼3 keV before being deflected by 270° by three electrostatic hemispherical analyzers.

このシステムでは、二次イオンは、約3keVのまで加速される、3個の静電半球型アナライザーによって270°で偏向される前にだ。

Both positive and negative spectra were obtained using a 600 pA d.c. primary ion beam pulsed with a frequency of 8 kHz (m/z=0.5–1850 amu),

正と負の両方のスペクトルは、600 pA のDC成分の一次イオンビームを用いて得られた、ビームは、8 kHzの周波数でパルス化されている(m / z = 0.5 から 1850 原子質量単位)、


a pulse width of 18 ns (∼1 ns bunched) and rastered over a surface area of 100×100 μm2.

18ナノ秒(〜1ナノ秒 束)のパルス幅、さらに、100×100μm2の表面積にわたってラスタ走査。

The mass resolution at mass +28 amu (Si+) was around m/Δm=1900.

質量28 原子質量単位 (Si+) での質量分解能は、約 m/Δm=1900。

All spectra were carefully calibrated using the exact masses of peaks of known composition such as 7Li+ (7.0160 amu), Na+ (22.9898 amu), Al+ (26.9815 amu), 58Ni+ (57.9353 amu) etc.

全てのスペクトルを慎重に既知の組成物のピークから正確な質量を使用して較正した、例えば、 7Li+ (7.0160 amu), Na+ (22.9898 amu), Al+ (26.9815 amu), 58Ni+ (57.9353 amu) など。

Peak identification was done on the basis of the exact mass of the secondary ions.

ピーク同定は、二次イオンの正確な質量に基づいて行われた。

(訳注 40ページの終わり)

Appendix 3

付録3


Results and discussion

結果と考察

SEM/EDS

Figures 1 and 2 show that there exist different types of particles in the fuel and ash powders.

図1および2は、燃料と灰粉末中の粒子の異なるタイプが存在することを示している。

The SEM images show that all particle types have different surface morphology and the EDS spectra, Figs 3 and 4, show that the chemistry also differs between the particles.

SEM画像が示すことは次である、すべての粒子タイプは、異なる表面形態とEDSスペクトルを有する、図3及び図4に示すように、化学的性質は、粒子間で異なる。

Thus, it can be expected that the results from the ToF-SIMS measurements can vary depending on which type of particle that is analyzed.

したがって、次のことが予想される、TOF-SIMS測定からの結果は、分析される粒子のタイプに依存して変化し得る。

Note that Li cannot be detected using EDS.

Liは、EDSを用いて検出することができないことに注意してください。

ToF-SIMS

The positive ToF-SIMS spectrum in Fig. 5 shows the mass spectrum from the surface of the carbon adhesive sticker that the powder is mounted on.

図5の中の正のTOF-SIMSスペクトルは、粉末がマウントされている炭素粘着ステッカーの表面からの質量スペクトルを示す。

The most abundant peaks are characteristic of a dimethyl siloxane type of polymer.

最も豊富なピークは、ポリマーのジメチル・シロキサン型の特徴である。

Some of the characteristic peaks are due to a linear or cyclic structure:

特徴的ピークのいくつかは、直鎖状または環状構造によるものである。


(訳注 クリックすると拡大します)


In Fig. 6 is the positive mass spectrum from a fuel powder particle shown.

図6で、燃料粉末粒子からの正の質量スペクトルを示す。

Except from peaks from elements such as Li (m/z = 7) and Ni (m/z = 58) it can be seen that the characteristic peaks from a siloxane is present in the mass spectra.

例えば、Li (m/z = 7) およびNi (m/z = 58)  などの元からのピークを除いて、見られることは、シロキサンからの特徴的なピークが、質量スペクトル中に存在すること。

To remove the siloxane that has diffused over the particle surface the area being analyzed is sputtered.

粒子の表面の上に拡散したシロキサンを削除するために、分析される領域は、スパッタされます。

Figure 7 show the positive mass spectrum from a particle surface sputter cleaned for 180 seconds.

図7は、正の質量スペクトルを示す、180秒間スパッタによる洗浄をされた粒子表面からのだ。

As can be seen, the characteristic peaks from the siloxane are more or less removed.

図から分かるように、シロキサンから特徴的なピークは多かれ少なかれ除去される。

The presence of a small Si peak, not seen in the figure, is the only remains of the siloxane.

小さなSiのピークの存在は、図に見られないが、シロキサンの唯一の遺構である。

It should be noted that it cannot be excluded that the Si signal is due to an element coming from the fuel material itself.

留意すべきことは次である、以下の可能性を除外することはできないのだ、Siの信号は、燃料物質自体からの要素によるものであるかもしれないということをだ。

To prove that the siloxane is coming from the siloxane in the carbon adhesive sticker

シロキサンが炭素接着剤ステッカーシロキサンから来ていることを証明するために、

the sample were left for 16 hours in the vacuum chamber and analyzed at the same position that previously were sputter cleaned.

サンプルは、真空チャンバ内で16時間放置し、同じ位置で分析した、そこでは、以前にスパッタ洗浄したのだ。

The positive mass spectrum from this experiment is shown in Fig. 8 and the presence of the characteristic peaks from a siloxane is obvious, i.e. surface diffusion of the siloxane has occurred.

この実験からの正の質量スペクトルを図8に示す、そして、シロキサンからの特徴的なピークの存在は、明白である、すなわち、シロキサンの表面拡散が発生しました。

Thus, all spectrum presented henceforth is acquired from sputter cleaned areas.

このように、今後提示されるすべてのスペクトルは、スパッタクリーンなエリアから取得する。



In Fig. 9 is the positive mass spectrum from the fuel and the ash presented.

図9では、 提出された燃料と灰からの正の質量スペクトルを示す。

The main ion peaks are Li+ (m/z = 6 and 7), Na+ (m/z = 23), Ni+ (m/z = 58 and 60 in the fuel and m/z = 62 in the ash) and 69+ (m/z = 69).

主イオンピークは、以下である、Li+ (m/z = 6 and 7)、 Na+ (m/z = 23)、 Ni+ (燃料中では、m/z = 58 と 60 、 さらに、 灰中では、 m/z = 62 ) さらに 69+ (m/z = 69). (訳注 69+ の質量を持つ原子は、Gaであり、計測用のイオン源である液体金属 Ga と思われる)

The Na+ ion signal comes from the primary ions.

Na +イオン信号は、一次イオンから来ている。

The origin of Na+ is either from some contamination, the carbon adhesive sticker or the material itself.

Na +の起源は、次のいずれかである、つまり、いくつかの汚染、カーボン接着剤ステッカーや材料自体。

Anyway, the probability for generating Na+ as secondary ions is extremely high and the importance of the signal can be overestimated.

いずれにせよ、二次イオンとしてのNa+を生成する確率が非常に高く、信号の重要性は過大評価することができる。

The most interesting features is seen in the spectra from the ash where there seem to be a change in abundance of the isotopes for Li and Ni.

最も興味深い機能は、灰からのスペクトルに見られる、そこでは、LiとNiのための同位体の存在量の変化があるように思われる。

In the fuel the abundance is close to what is naturally expected, see Table 1.

燃料では存在量は、天然に予想されているものに近い、表1を参照してください。

In the ash the abundance of Li and Ni is altered, see table 1.

灰では、LiとNiの存在量が変更されます、表1を参照してください。

(訳注 41ページの終わり)


Appendix 3

付録3

Table 1. Measured and natural occurring abundances for Li and Ni ions in fuel and ash, respectively.

表1。 それぞれ、燃料と灰の中のLiとNiイオンについて、測定値と天然の存在量。

(訳注 クリックすると拡大します)


Figure 10 and 11 shows the positive mass spectra from different types of fuel and ash powder grains, respectively.

図10及び図11は、それぞれ、燃料と灰粉末粒子の異なったタイプの正の質量スペクトルを示す。

Thus, as expected from the EDS analysis the appearance of the ToF-SIMS spectra will differ depending on particle analyzed.

このように、EDS分析から予想されるように、TOF-SIMSスペクトルの外観は、分析された粒子によって異なります。


Conclusions

結論

The main conclusion that can be drawn from this SEM/EDS and ToF-SIMS study of powder samples from a fuel and a reaction product of the fuel, called ash, are:

このSEM / EDSとToF-SIMSの研究から引き出すことができる主な結論は、燃料と燃料の反応生成物、灰と呼ばれる、からの粉末試料の研究であるが、

- there are different types of powder particles in both samples.

両方のサンプル中の粉末粒子の異なるタイプがある。

- in the fuel sample, the detected ions has a natural abundance.

燃料サンプルにおいて、検出されたイオンは、天然の存在量を持っています。

- In the ash sample, some ions, i.e. Li and Ni have an abundance deviating from the natural abundance.

灰のサンプルでは、一部のイオン、すなわちLiとNiは天然存在から逸脱した存在量を持っている。

(訳注 42ページの終わり)

Appendix 3

付録3

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Figure 1. Three different types of particles from the fuel material.

図1。 燃料物質からの粒子の3つの異なるタイプ。


(訳注 クリックすると拡大します)
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Figure 2. SEI of two different types of particles from the ash material.

図2。灰物質からの粒子の二つの異なるタイプのSEI。

(訳注 43ページの終わり)

Appendix 3

付録3

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Figure 3. SEI showing the areas where EDS analysis where performed on the different fuel particles (a),

図3。SEIは、領域を示す、そこでは、EDS分析が、異なる燃料粒子(a)の上で実行された、

EDS spectrum from the three different type of particles found in the fuel material;

燃料物質に見られる粒子の三つの異なる型からのEDSスペクトル;

particle 1 (b), particle 2 (c) and particle 3 (d).

粒子 1 (b)、粒子 2 (c)と粒子 3 (d)。

(訳注 44ページの終わり)

Appendix 3

付録3


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Figure 4. SEI showing the areas where EDS analysis where performed on the different ash particles (a), 

図4。SEIは、領域を示す、そこでは、EDS分析は、異なる灰粒子(a)の上で実行されている、

EDS spectrum from the two different type of particles found in the ash material; 

灰材料で見られる粒子の二つの異なる型からのEDSスペクトル;

particle 1 (b) and particle 2 (c).

粒子 1 (b) と 粒子 2 (c)。

(訳注 45ページの終わり)

Appendix 3


付録3


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Figure 5. Positive ToF-SIMS spectrum of a carbon adhesive sticker surface: a) 0-100 amu b) 100-300 amu.

図5。 カーボン接着剤ステッカー表面の正TOF-SIMSスペクトル:  a) 0-100 原子質量単位 b) 100-300 原子質量単位。

(訳注 46ページの終わり)

Appendix 3


付録3


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Figure 6. Positive ToF-SIMS spectrum of the surface of a fuel powder grain before sputter cleaning: a) 0-100 amu and b) 100-300 amu.

図6。  スパッタクリーニング前の燃料粉末粒子表面の正のToF-SIMSスペクトル: a) 0-100 原子質量単位 and b) 100-300 原子質量単位。

(訳注 47ページの終わり)

Appendix 3


付録3

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Figure 7. Positive ToF-SIMS spectrum of the surface of a fuel powder grain after sputter cleaning for 180 s: a) 0-100 amu and b) 100-300 amu.

図7。 180秒間スパッタクリーニング後の燃料の粉末粒子の表面の正のToF-SIMSスペクトル: a) 0-100 原子質量単位 and b) 100-300 原子質量単位。

(訳注 48ページの終わり)

Appendix 3


付録3

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Figure 8. Positive ToF-SIMS spectrum of the surface of a fuel powder grain after sputter cleaning for 180 s followed by storing 16 h in the vacuum chamber: a) 0-100 amu and b) 100-300 amu.

図8。 180秒間スパッタクリーニング後、続いて真空チャンバ内に16時間保存することにより、燃料の粉末粒子の表面の正のToF-SIMSスペクトル: a) 0-100 原子質量単位 and b) 100-300 原子質量単位。

(訳注 49ページの終わり)

Appendix 3


付録3

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Figure 9. Positive ToF-SIMS spectrum of the surface of a fuel (above) and ash (below) powder grain after sputter cleaning for 180 s.

図9。 燃料さらに灰(下)の表面の正のToF-SIMSスペクトル(上)、180秒間スパッタクリーニング後の粉末粒。

(訳注 50ページの終わり)

Appendix 3


付録3

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Figure 10. Positive ToF-SIMS spectrum of the surface of different types of fuel powder grains; one with low Ni content (above) and one rich in Fe (below) after sputter cleaning for 180 s.

図10。 燃料の粉粒体の異なるタイプの表面の正のToF-SIMSスペクトル; 低Ni含有量のひとつ(上)と 鉄が豊富のひとつ(下)、180秒間スパッタクリーニング後。

(訳注 51ページの終わり)

Appendix 3


付録3

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Figure 11. Positive ToF-SIMS spectrum of the surface of different types of ash powder grains; one with Li (above) and one without Li (below) after sputter cleaning for 180 s.

図11。 灰粉末粒子の異なったタイプの表面の正のToF-SIMSスペクトル; Li有りのひとつ(上)と Li無しkひとつ(下)、180秒間スパッタクリーニング後。

(訳注 52ページの終わり)



Oct 21, 2014

E-Cat長期試験報告 017

Appendix 2
付録2

Alumina sample analysis
アルミナ試料分析

Ennio Bonetti,
エンニオBonetti、

Department of Physics and Astronomy
物理学と天文学専攻

University of Bologna.
ボローニャ大学。


In order to determine the nature of the material covering the reactor, a sample from one of the ridges was analyzed.

反応器をカバーする材料の性質を決定するために、隆起部の一つからのサンプルを分析した。

To prevent contamination, the fragments were placed on an X-Ray crystallography slide and attached with high vacuum grease, avoiding further handling.

汚染を防止するために、断片は、X線結晶学スライド上に置き、高真空グリースを用いて取り付けた、、さらなる取り扱いを避けることができる。
Figure shows slide with fragments attached.

図は、添付の断片とのスライドを示しています。



A table of the measurements parameters used follows.

使用された測定パラメータのテーブルは、以下の通り。

Anchor Scan Parameters:

アンカースキャンパラメータ:

Scan Axis Gonio
Start Position [°2Th.] 30.0000
End Position [°2Th.] 100.0000
Step Size [°2Th.] 0.0200
Scan Step Time [s] 4.0000
Scan Type Continuous
Offset [°2Th.] 0.0000
Divergence Slit Type Fixed
Divergence Slit Size [°] 1.0000
Specimen Length [mm] 10,00
Receiving Slit Size [mm] 0.1000
Measurement Temperature [°C] 25.00
Anode Material Cu
K-Alpha1 [Å] 1.54060
K-Alpha2 [Å] 1.54443
K-Beta [Å] 1.39225
K-A2 / K-A1 Ratio 0.50000
Generator Settings 45 mA, 45 kV
Diffractometer Type Rigaku DMAX-IIIC
Diffractometer Number 1
Goniometer Radius [mm] 240.00
Dist. Focus-Diverg. Slit [mm] 91.00
Incident Beam Monochromator No
Spinning No

(訳注 37ページの終わり)

Appendix 2
付録2

Graphics: (Bookmark 2)

グラフィックス:(しおり2)



(訳注 クリックすると拡大します)

Analysis software automatically identified the following peak list from its database:

解析ソフトウェアは、自動的にそのデータベースから以下のピークのリストを識別した:

Peak List:

ピークリスト:


(訳注 クリックすると拡大します)

Peak configuration allowed the identification of the following components:

ピークの構成は、次のコンポーネントの識別を可能にした。

(訳注 38ページの終わり)

Appendix 2
付録2

Identified Patterns List:

識別されたパターンのリスト:


(訳注 クリックすると拡大します)

Plot of Identified Phases.

識別されたフェイズのプロット。


(訳注 クリックすると拡大します)

Figure shows peaks found (blue ) compared to the two materials identified through the database (red).

図は、データベース(赤)を介して識別される2つの材料と比較して、見つかったピーク(青)を示す。


Conclusion: within the limits of the instrument’s sensitivity range, the sample appears to be constituted of aluminum dioxide, Al2O3.

結論:機器の感度範囲の範囲内で、サンプルは、二酸化アルミニウム、Al 2 O 3をから構成されるようである。


(訳注 39ページの終わり)

電子と陽子の衝突から中性子の発生

2011年の2chの常温核融合スレでE-Catの真贋論争があったとき、
電子と陽子の衝突から中性子への反応について、
良い説明があるサイトの紹介があったので、
取り出しておく。

電子がエネルギー>780keVで陽子に衝突すれば電子捕獲が起こります。(この背景色き2chから転記した意見)
で、根拠とされたサイト

NEWTON の 科学者に質問コーナー
http://www.newton.dep.anl.gov/askasci/phy00/phy00843.htm
から、転記

<<<<< ここから

Electron - Proton Interaction
Name: Sungho J.
Status: other
Age: 30s
Location: N/A
Country: N/A
Date: 8/3/2004

Question:

Hi. If an electron with enough energy collides with a proton, then what happens? They just form a hydrogen atom? Or they form a neutron? If both are possible, then which factor controls the process? I am asking because I heard that a neutron can decay to a proton and an electron and the reverse is possible.

(意訳)
十分なエネルギーを持つ電子が陽子と衝突すると、なにが起きますか、水素原子の形成ですか、それとも中性子の形成ですか。


Replies:

To form a hydrogen atom, it is required that the electron and proton have almost no energy, almost no velocity relative to each other. A hydrogen atom ionizes at less than 20 electron-volts of energy, so reverse ionization requires energy less than about 20 electron-volts (eV) AND freedom and luck to radiate a photon of the right energy to render the electron "captured". It happens all the time in every electrified gas lamp (fluorescents, neons, mercury-arc, etc), and in the surface layers of the sun.

(意訳)
低い運動エネルギー(20 eV 以下)では、水素原子となります。

When a neutron decays into a proton, electron, and neutrino, it also releases energy, 780,000 eV, as the sum of the kinetic energy of the 3 particles. It is unreasonably difficult to get 3 separate particles to collide simultaneously, so the exact reverse of this never happens to a significant extent. It is particularly difficult to get the ghost-like neutrino to react on command with an electron and proton . Neutrinos are the particles that sail all the way through the earth, almost never bumping anything.

(意訳)
中性子は、陽子、電子、ニュートリノに崩壊し、エネルギー 780,000 eVも放出します。が、この逆反応は起きないのです。理由は、3個の粒子が同時に衝突することは、まず不可能であること、だから人為的に3個の粒子を同時に衝突させることはさらに不可能です。さらに、ニュートリノは、陽子とも電子ともまったくといっていいほど反応をしないという特性を持つのでニュートリノを人為的に集めることができないのです。

However, it is not so difficult for a balanced neutrino / anti-neutrino pair to be accidentally made out of pure excess energy, from the collision between an electron and a proton. Then you have the situation of the electron and proton and neutrino in the same place, merging to form a neutron, and an anti-neutrino flying away free carrying any excess energy (beyond the 780 keV that was needed to make up the neutron). I think this is one of the processes which together make sun-sized masses of neutrons when a neutron star is formed in a supernova explosion. Actually, in that situation the electron and proton are steadily squeezed together by pressure of others around them. Increasing pressure and temperature can smoothly change the energy of repeated collisions until the best energy is found, and the conversion becomes quite rapid and energy-efficient.

(意訳)
しかし、電子と陽子の衝突(訳注 当然 780,000 eV以上のエネルギーを持って)が起きてそこで余ったエネルギーが、ニュートリノと反ニュートリノのペアを生み出すことはさほど難しいことではないのです、そして電子と陽子とニュートリノとエネルギーで中性子が生まれ、あまったエネルギーは、反ニュートリノが持ち去ります。これが、太陽のような恒星のいくつかが中性子星になる現象でおきていることと思われます。

If the excess energy of collision is over 1,000 keV, other random particles might be made from the energy too. It only takes 1,020 keV to make an electron-positron pair, for example. I'm not sure what it takes to start emitting excess energy as gamma-ray photons.

もし、衝突のエネルギーが、1,000 keV を超えると、色々な粒子が生まれてきます。例えば、1,020 keVで、電子と陽電子の対が生まれます。超過エネルギーがガンマ線の光子として放射し始めるのがどの程度なのか不確かなのです。

That might happen too.

多分、それはおきると思われます。


Jim Swenson

>>>>> ここまで

また、その補足とされたサイトはこれ

A Primer for Electro-Weak Induced Low Energy Nuclear Reactions
(電弱相互作用による低エネルギー核反応の誘発についての入門)
http://arxiv.org/pdf/0810.0159v1.pdf

これは、"Widom-Larsen理論"である。


「時間 - エネルギーの不確定性原理から、
ごく短時間ならエネルギーを調達できます。 
その間にエネルギーを放出する反応を起こせば、
収支を合わせることはできます。」
は、実証されている物理理論。

つまり、確率は低い(私は未計算)が、不確定性原理から電子と陽子から中性子はできうる。

「電子捕獲はベータ崩壊のモードのひとつ」であることも、物理学の常識の一つ。

----------------------------

この2ch の過去ログを見ていて思うが、
客観的事実であるはずの物理学を間違って理解している人が多い。
(上辺の法則だけを丸暗記して、導出原理を理解していないようだ)

E-Catを詐欺として決めつけている人には、こういう人がとくに多い。

慎重な人であれば、まず情報を集めじっくりと考えるだろう、、、。

また、科学理論の限界、どこまでが事実として明らかで、どこからが推測なのか、
これを理解できている人は、もっと少ない。

最も偉大な科学者の一人、ニュートンの格言を引用しておこう。

I was like a boy playing on the sea-shore, and diverting myself now and then finding a smoother pebble or a prettier shell than ordinary, whilst the great ocean of truth lay all undiscovered before me.
  
私は、海辺で遊んでいる少年のようである。ときおり、普通のものよりもなめらかな小石やかわいい貝殻を見つけて夢中になっている。真理の大海は、すべてが未発見のまま、目の前に広がっているというのに。

- Isaac Newton (アイザック・ニュートン) -



E-Cat長期試験報告 016

Appendix 1
付録1

Radiation measurements during the long-term test
of the E-Cat prototype.

長期試験中の放射線測定
E-キャットプロトタイプの。

D. Bianchini, Bologna

PREFACE

序文

Between the 24/02/14 and the 29/03/14 in Lugano (CH) I performed the radiation field measurements for radiation protection purposes as per Andrea Rossi request on the 30/01/14.

ルガノ (CH) における24日/02月/2014年と29日/03月/2014年の間、私は30日/01月/2014年のアンドレア·ロッシのリクエストに従って放射線防護の目的で放射電界の測定を行った。

As in previous evaluation on the same type of prototype, the process, the geometry and the materials are unknown.

プロトタイプの同じタイプの以前の評価と同様に、プロセス、幾何学的形状および材料は、不明である。

The industrial plant manager declared the absence of using both of charge particle acceleration systems and intentionally added radioisotopes of any type.

工業プラントマネージャが、宣言したのは、以下の両方を使用していないことである、荷電粒子加速システムと、如何なる種類の放射性同位元素の意図的添加。(訳注 E-Catには、荷電粒子加速システム(例:真空下でのプラズマ加速装置)や、ウランやその他の放射性元素による隠しエネルギー源が無いことを意味する))

This statement excludes the presence of a field of ionizing radiation except for a new and unknown form of radiation source .

この宣言文により、放射線源のまったく新しい未知の形を除いて、電離放射線の場の存在を除外できる。

The radiation measurements are made on the materials used before and after the test and on the ambient around the prototype in use during the test.

放射線の測定は、試験の前後に使用された材料についてされ、および試験中に用いられたプロトタイプ装置の周囲環境についてもです。

The measuring positions are conservative with respect to the position and the occupation time of the operators involved.

測定位置は、関係するオペレータの、位置と占有時間に関して保守的である。

The present evaluation based on the radiation measurements cannot be related to criteria of functionality of the system and cannot be used for comparison in systems different from this one, in the process, in the geometry or in the construction materials used.

放射線測定に基づいた今回の評価は、システムの機能性の判断基準に関連することができないし、そして、過程において、ジオメトリにおいて、あるいは、使用された建設資材において、これとは異なるシステムでの比較のために使用することもできない。

Figl: Picture of the neutron probe and tennoluminescent detectors around the prototype

図: プロトタイプの周りの中性子プローブとtennoluminescent検出器の写真



MATERIALS AND METHODS

材料および方法

In order to avoid potential source or risk for the operators and the population around the prototype during the long duration test the commissioner ask me to measure different kind of radiation in wide range of energy.

長い持続時間の試験の間に試作品の周りのオペレータや集団に対する潜在的な供給源または危険を回避するため、コミッショナーが私に依頼したことは、エネルギーの広い範囲での放射線の異なる種類を測定することです。

The hypothesis that the prototype can produce a radiation field is due to the unconventional energy that the inventor has produced with it.

プロトタイプが放射線場を生成することができるという仮説は、発明者がそれを用いて生産しているという非在来型エネルギーに起因している。

To ensure that this process do not involve ionizing radiation I perform the evaluations on different type of radiation in wide spectrum and wide energy.

このプロセスが、電離放射線を含まないことを確実にするために、私は、広いスペクトルと広いエネルギーの範囲で放射線の異なるタイプに関して評価を行う。

The measurements are divided temporally in before, during and after the using of the prototype.

測定値は、試作品の使用の、前、中および後に、時間的に分割されている。

In the "before" and "after" evaluation the gamma and alpha/beta field evaluation are made on the material used inside the prototype.

で「前」と「後」の評価において、ガンマとアルファ/ベータフィールドの評価が、プロトタイプの内部で使用された材料についてされています。

In the "during" evaluations the gamma and neutron field are performed around the system.

評価の「中」において、ガンマおよび中性子場の計測は、システムの周囲で行われます。

The measure does not take into account in any way the interaction of the photons,

測定値は、いかなる方法でも、光子の相互作用を考慮に入れない、

charged particles or neutron produced by the materials inside the apparatus during the using

荷電粒子や中性子、これは使用した時に装置内部の材料によって生成されるのだが、

and cannot in any way be traced back to the production of ionizing radiation from the inside of the prototype.

さらに、いかなる方法でも、プロトタイプの内側からの電離放射線の生産に遡ることができません、

The radiation measurement protocol is structured as follows:

次のように放射線測定プロトコルが構成されています。

(訳注 33ページの終わり)

Appendix 1
付録1

 The comparison of the CPM collected during the test

テスト中に収集されたCPMの比較は、

with the CPM referred to the background in laboratory

実験室でのバックグラウンドと呼ばれるCPMとの比較だが、

is an index of low flounce radiation field.

低フラウンス(訳注 振動の意味)放射場のインデックスである。

 The active probes and the TLD positions was chosen to be at the closest position.

アクティブプローブおよびTLD位置が最も近い位置になるように選択された。

 accessible by operators around the support frame.

支持フレームの周囲にオペレーターがアクセス可能となるように。

 The radioisotope presence in the material used before and after the experiment is
 evaluated with a Geiger scanner in ratemeter mode.

実験の前と後に使用される材料における放射性同位体存在は、計数率計モードでのガイガースキャナーで評価されます。

 The background radiation, for all kind of radiation, has been measured both in the plant and in laboratory,

バックグラウンド放射線は、放射のすべての種類のために、プラントで実験室でその両方で測定されている

at a distances d>30m from the room where the test took place

テストが行われた部屋から d>30m 距離で。



The measurements were performed with the following instrumentation:

測定は、以下の器具類を用いて行った。


1. LUDLUM 2241 Scaler-Ratemeter (sin 214522):

1. LUDLUM 2241 スケーラー、計数率計 (sin 214522):

 Scintillation probe (2.5 x 2.5 cm) (Dia x L) (Nal)TI Ludlum 44-2 ( PR-227268);

 シンチレーションプローブ

 Energy range: 50 keV -2 MeV;

エネルギー範囲:

 Exposure sensitivity: 19.9 CPM/nSv/hr 137'Cs gamma);

露光感度:

 Integration time: 2s.

積分時間:

 Rate meter Alarm and Alert: 0.2 μSv/h

レートメーターのアラームおよびアラート:

 Calibration factors on 137Cs supplied by the factory (04/2012)

セシウム137の上のキャリブレーション係数は、工場から供給される

 Constancy evaluation of gamma response factor with 137Cs radiation source before and after the test

試験前後のセシウム137の放射線源を用いたガンマ応答係数の不変性の評価

 The rate meter has a serial RS-232 blue-tooth connection to a pc logger.

速度計はPCのロガーへのシリアルRS-232ブルーティース接続があります。



2. LUDLUM 2221 Sealer/Ratemeter SCA (sin202347):

2. LUDLUM 2221 シーラー/計数率計 SCA (sin202347):

 Neutron Radiation Detector (neutron recoil scintillator) Prescila 42-4 l (PR256816)

中性子放射線検出器(中性子リコイルシンチレータ)

 Sensitivity declared : 350 cpm per mrem/h;

感度の宣言:

 Calibrations at ENEA calibration service:

ENEAの校正サービスでの校正:

14/06/2012 (N°03N12) wi1h AmBe source (E.,.-, =4.4 MeV)
F =0.028μS'vl h/ CPM I equivalent to 36 cpm per μSv/h
28/0112008 wi1h Pu-Li source (Eneutrons =0.54 MeV)
F =0.067μS'vl h/ CPM equivalent to 15 cpm per μSv/h


 Angular dependence and temperature dependence as in Figure 2

図2のように角度依存性や温度依存性

Figure 2: Angular and energy dependence of the Ludlum 44-41 neutron probe.

図2:ラドラム44-41中性子プローブの角度とエネルギー依存性。

(訳注 34ページの終わり)

Appendix 1
付録1


3. LUDLUM 2241 Sealer-Ratemeter (sin214522):

3. LUDLUM 2241 シーラー、計数率計 (sin214522):

 Geiger Probe Ludlum 44-9 ( PR- 226527);

ガイガー・プローブ・ラドラム44-9

 Energy range: energy dependent

エネルギー帯:依存のエネルギー

 Exposure sensitivity: 3300 cpm/mR/hr (137Cs gamma);

露光感度:

 Integration time: 2s.

積分時間:

 Background (typical): 60CPM

背景(標準):

 Rate meter Alarm aod Alert: 0.3 μSv/h

レートメーターのアラーム aod (訳注 and の間違いと推測) アラート:

 Calibration factors on 137Cs supplied by the factory (0412012)

セシウム137の上のキャリブレーション係数は、工場から供給される

 Constancy evaluation of gamma response factor with 137Cs before and after the test.

試験前後の137Csガンマ応答係数の不変性の評価。



4. TERMOLUMINESCENT DOSIMETERS LiF:V

4. TERMOLUMINESCENT 線量計 LiF:V

 TDL Reader: Vinteen Toledo 654

TDLリーダー:Vinteenトレド

 Calibration field: IEC 61267 – Code RQR5 – 2.45 mm A1 HVL

キャリブレーションフィールド:

 Calibration dose :0.050±0.005 mGy

校正線量:

 Calibration factor: individual for each TDL

キャリブレーション係数:各TDLに個別の

Mean counts of the sample: 1613 cou

サンプルの平均カウント:

Mean F value of the sample 0.031 μC

サンプルのF値を意味する

 Extended error on the dose measure at 0.050n

0.050nでの線量測定上の拡張エラー

 2 TDL for each position of measurement

計測の各位置のための2 TDL

 Calibration made before and after the measurement

キャリブレーションの前および測定後に行う



RESULTS

結果

Evaluation of radionuclides presence:

放射性核種の存在の評価:


The material that compound the prototype, include the material inside, are controlled before and after the test

プロトタイプを配合する材料は、内部の材料をも含んでいて、試験の前後で制御されている

in order to avoid the presence of radioisotope contamination.

放射性同位元素汚染の存在を回避するためである。

These measurements are performed with the Geiger probe in rate meter configuration on at least 20 points:

これらの測定は、少なくとも20ポイントによる速度メーター構成でガイガープローブを用いて実行されます。

(訳注 クリックすると拡大します)

The reactor's inside material has been scanned in a low background container (5cmPB) with the Nal probe and this measure didn't shows any γ/X activity of the sample.

反応装置の内部の材料は、低バックグラウンド容器(5cmPB) 内にてナルプローブでスキャンされた、この計測では、サンプルのいかなるγ/ X活性をも示すことはありませんでした。


Gamma/X monitoring during the test:

試験中のガンマは/ Xモニタリング:

The monitoring of the photonic dose field is made with passive and active dosimeters.

フォトニック線量フィールドのモニタリングは、受動的および能動的線量で行われる。

During the 34 days of running 16 TLD dosimeters recorded the dose (4 for each side) and 4TLD are used as control placed at d > 50cm (Figure 3).

34日間の実行の間、16のTLD線量計は線量を記録した(各4辺について)、そして4TLDが、 d>50センチメートルに配置されたコントロールとして使用されている(図3)。

(訳注 35ページの終わり)

Appendix 1
付録1


(訳注 クリックすると拡大します)

Figure 3. Relative position of the detector with respect to the prototype

図3。プロトタイプに関して検出器の相対位置



The term luminescent reading values and relative doses are presented in table:

長期の発光読み取り値と相対線量は表に示されている。

(訳注 クリックすると拡大します)

The comparison of the absolute dose to the control dosimeters (background) shows that the increment dose due the test is less than 0.03±0.0lmGy for all the positions considered.

制御線量計(バックグラウンド)への絶対量の比較が示していることは、テストによる増分線量が、想定されるすべての位置に対して、 0.03±0.0lmGy 未満であることす。


Neutron field monitoring during the test:

試験中の中性子場のモニタリング:


The neutron dose field evaluation is made on 5 hours interval. 

中性子線量フィールドの評価は5時間間隔で行われる。

This interval is considered representative of the rest of the test. 

この間隔は、試験の残りの部分を代表すると考えられている。

The measurements are performed in scaler mode on 60s integration time on the detailed number of runs.

測定は、実行の詳細な数について、60秒の積分時間にするスケーラモードで実施されている。


(訳注 クリックすると拡大します)

Bologna 09/04/2014

ボローニャ2014年9月4日

Dott. Bianchini David

Dott。 Bianchiniのデビッド

Via EmiliaPonente 37S

EmiliaPonente37S経由

40132 -Bologna
P.l:01037800578


(訳注 36ページの終わり)

Oct 20, 2014

E-Cat長期試験報告 015

9. Summary and concluding remarks

9. まとめと結語

A 32-day test was performed on a reactor termed E-Cat, capable of producing heat by exploiting an unknown reaction primed by heating and some electro-magnetic stimulation.

32日間の試験が、E-キャットと称される反応装置で行われた、これにより加熱といくつかの電磁刺激により加速される未知の反応を利用して熱を産生することができる。

In the past years, the same collaboration has performed similar measurements on reactors operating in like manner, but differing both in shape and construction materials from the one studied here.

過去数年間では、同じコラボレーションは、同様の方法で運転される反応装置で同様の測定を行った、が、しかし。形状や構成素材の両方で、ここで調査した物とは異なる物でした。

Those tests have indicated an anomalous production of heat, which prompted us to attempt a new, longer test.

これらの試験は、熱の異常な生産を記載しておりました、これで、私たちが促されたのは、新しい、より長いテストを試みるようことでした。

The purpose of this longer measurement was to verify whether the production of heat is reproducible in a new improved test set-up, and can go on for a significant amount of time.

この長い測定の目的は、熱の生産が、新たな改良されたテスト·セットアップにおいて再現性があるかどうかを確認することでした、さらに、かなりの長い時間の間、運転できるどうかもです。

In order to assure that the reactor would operate for a prolonged length of time, we chose to supply power to the E-Cat in such a way as to keep it working in a stable and controlled manner.

反応器が、かなりの長期間で動作することを確実にするために、私たちは、安定かつ制御された方法で働き続けられるようなそんな方法におさまるように、E-キャットへ電力を供給することを選んだ。

For this reason, the performances obtained do not reflect the maximum potential of the reactor, which was not an object of study here.

このため、得られた性能は、反応器の最大の性能を反映していない、最大値は、ここでの研究の対象ではありませんでした。



Our measurement, based on calculating the power emitted by the reactor through radiation and convection, gave the following results:

私たちの測定は、放射および対流によって反応装置によって放出されたパワーを算出することに基づきますが、これは、以下の結果を導きました。

the net production of the reactor after 32 days’ operation was (5825 ± 10%) [MJ],

32日間の運転後の反応装置の純生産量は、 (5825 ± 10%) [MJ]だった、

the density of thermal energy (if referred to an internal charge weighing 1 g) was (5.8 ∙ 106 ± 10%) [MJ/kg],

熱エネルギーの密度 (内部チャージの重さが1グラムとした場合)(5.8 ∙ 106 ± 10%) [MJ/kg] だった、

while the density of power was equal to (2.1 ∙ 106 ± 10%) [W/kg].

パワーの密度は  (2.1 ∙ 106 ± 10%) [W/kg] に等しかった。

These values place the E-Cat beyond any other known conventional source of energy.

これらの値は、エネルギーの他の既知の従来のソースを越えた所に、E-キャットを配置します。

Even if one conservatively repeats the same calculations with reference to the weight of the whole reactor rather than that of its internal charge,

人が保守的に同じ計算を繰り返しても、その内部の燃料チャージよりも全部の反応装置の重量を参照するという方法を取ってだが、

one gets results confirming the non-conventional nature of the form of energy generated by the E-Cat,

人は、E-キャットによって生成されたエネルギーの形態の非従来型の性質を確認せざるを得ないという結果を取得することになる、

namely (1.3 ∙ 104 ± 10%) [MJ/kg] for thermal energy density, and (4.7 ∙ 103 ± 10%) [W/kg] for power density.

すなわち、 (1.3 * 10 ^ 4 ± 10%) [MJ/kg]  ただし熱エネルギ密度において、さらに、 (4.7 * 10 ^ 3 ± 10%) [W/kg] ただしパワー密度において。



The quantity of heat emitted constantly by the reactor and the length of time during which the reactor was operating rule out, beyond any reasonable doubt, a chemical reaction as underlying its operation.

反応装置によって絶えず放出される熱の量は、および、その反応装置が動作していた間の時間の長さは、次を除外するのだ、しかもあらゆる合理的な疑いを超えて、その動作の基礎となるような化学反応をだ。

This is emphasized by the fact that we stand considerably more than two order of magnitudes from the region of the Ragone plot occupied by conventional energy sources.

事実によって強調されることは、私たちは、従来のエネルギー源によって占有されるラゴンプロットの領域から二桁の位よりさらに大きく上回るとろこに立っているということだ。



The fuel generating the excessive heat was analyzed with several methods before and after the experimental run.

過度の熱を発生する燃料は。実験操作の前と後に、いくつかの方法で分析した。

It was found that the Lithium and Nickel content in the fuel had the natural isotopic composition before the run,

発見されたことは、燃料中のリチウムとニッケルの含有内容は、実行する前に、天然の同位体組成を有していた、

but after the 32 days run the isotopic composition has changed dramatically both for Lithium and Nickel.

しかし、32日の実行の後、同位体組成が、リチウムとニッケルの両方に関して劇的に変化した。

Such a change can only take place via nuclear reactions.

このような変化は、核反応を介してだけ行うことができます。

It is thus clear that nuclear reactions have taken place in the burning process.

明らかとなったことは、核反応が、燃焼過程であったということだ。

This is also what can be suspected from the excessive heat being generated in the process.

これが、そのプロセスの中で発生していた過度の熱から推理されうる何かでもあるのだ。



Although we have good knowledge of the composition of the fuel we presently lack detailed information on the internal components of the reactor,

私達は燃料の組成に関する十分な知識を持っていますが、私たちは現在、反応装置の内部構成要素に関する詳細な情報を欠いている、

and of the methods by which the reaction is primed.

および、その反応が引き起こされるための方法についても詳細な情報を欠いている。

Since we are presently not in possession of this information, we think that any attempt to explain the E-Cat heating process would be too much hampered by the lack of this information, and thus we refrain from such discussions.

私たちがこの情報を現在では所有してないので、私たちが思うことは、E-キャット加熱工程を説明するためのいかなる試みも、この情報の欠如によって大いに妨げられるであろうということだ、さらに、この理由で、私たちはそのような議論を控えるのだ。



In summary, the performance of the E-Cat reactor is remarkable.

要約すると、E-キャット反応器の性能は驚嘆するものだ。

We have a device giving heat energy compatible with nuclear transformations, but it operates at low energy and gives neither nuclear radioactive waste nor emits radiation.

私たちは、原子核の変換もできる熱エネルギーを与えるデバイスを持っている、だが、それは、低エネルギーで動作するし、さらに、核放射性廃棄物も放射線のいずれも発生しない。

From basic general knowledge in nuclear physics this should not be possible.

核物理学の基本的な一般的な知識の範囲からは、これは可能であってはならないのだが。

Nevertheless we have to relate to the fact that the experimental results from our test show heat production beyond chemical burning, and that the E-Cat fuel undergoes nuclear transformations.

それにもかかわらず、私たちは次の事実に付き合わなければならない、私たちのテストからの実験結果は、化学燃焼を超える熱産生を示すという事実、さらに、E-キャット燃料は、原子核の変換を受けるという事実。

It is certainly most unsatisfying that these results so far have no convincing theoretical explanation, but the experimental results cannot be dismissed or ignored just because of lack of theoretical understanding.

確かに最も満足のいかない点が、これらの結果について、これまでのところ説得力のある理論的説明がないということだか、しかし、理論的な理解の欠如という理由だけで、実験結果を却下したり無視することはできないのだ。

Moreover, the E-Cat results are too conspicuous not to be followed up in detail.

その上、E-キャットの結果は余りにも異彩を放つので、まだ詳細に追跡されていない。

In addition, if proven sustainable in further tests the E-Cat invention has a large potential to become an important energy source.

加えて、仮に将来のテストにおいて継続的に証明されるならば、E-キャットという発明は、重要なエネルギー源になるべき大きな可能性を秘めている。

Further investigations are required to guide the interpretational work,

さらなる調査が理論的解釈上の仕事を導くために必要とされる、

and one needs in particular as a first step detailed knowledge of all parameters affecting the E-Cat operation.

および、人にとって特に必要なことは、E-キャットの操作に影響を与える全てのパラメータの最初の段階としての詳細な知識である。

Our work will continue in that direction.

私たちの仕事は、その方向に継続します。

(訳注 30ページの終わり)

Acknowledgments

謝辞

By this work the authors would like to deeply and at heart honor the late Sven Kullander, who initiated this independent test experiment.

この研究では著者一同が深く心から次のスヴェンKullander氏を讃えたいと思います、彼は、この独立したテスト実験を開始しました。

He was a great source of inspiration and knowledge throughout the course of this work.

彼はこの研究の過程を通してインスピレーションと知識の偉大な源でした。

The authors gratefully acknowledge Andrea Rossi and Industrial Heat LLC for providing us with the E-cat reactor to perform an independent test measurement.

著者一同は、独立した試験測定を実行するために、E-キャットの反応装置を私たちに提供してくれたアンドレア·ロッシ氏とインダストリアル・ヒートLLC社に感謝を述べます。

The authors would like to thank Prof. Ennio Bonetti (University of Bologna) and Prof. Alessandro Passi (University of Bologna [ret.]) for critical reading of the manuscript.

著者は、原稿の批判的な解釈をしてくれた、エンニオBonetti教授(ボローニャ大学)、アレッサンドロPASSI 教授(ボローニャ大学[RET。])に感謝したいと思います。



All authors of the appendices are gratefully acknowledged for their valuable contribution to this work.

付録のすべての著者へ、この研究への貴重な貢献をしてくれたことに感謝を述べさせていただきます。



This paper was partially sponsored by the Royal Swedish Academy of Sciences, and Elforsk AB.

本論文では、部分的に、スウェーデン王立科学アカデミーとElforsk AB社がスポンサーしました。

We would also like to thank Officine Ghidoni SA for putting their laboratory at our disposal and allowing use of their AC power.

また、Officine Ghidoni SA社へ、彼らの研究所を私たちのやりたいように使わせてくれたこと及び彼らのAC電源の使用を許可してくれたことに感謝したいと思います。


Lastly, our thanks to Industrial Heat LLC (USA) for providing financial support for the measurements performed for radiation protection purposes.

最後に、私たちは、放射線防護の目的で実施された測定について財政支援を提供していただいたインダストリアル・ヒートLLC社 (米国)に感謝します。


(訳注 31ページの終わり)

References

参考文献

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水素ロードされたニッケル粉末を含有する反応装置装置内の異常な熱エネルギー生産の指標
(訳注 以下文献タイトルのみ訳します)

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宇宙論的リチウム問題の Be(n,α )4He と 7Be(n,p)7Li 断面積の測定

(訳注 32ページの終わり)

Oct 19, 2014

E-Cat長期試験報告 014

8. Fuel analysis

8. 燃料分析

The result from the heat measurement is remarkable by giving such a large amount of heat from the very small quantity of fuel powder used confined in the small volume of the reactor.

熱測定からの結果は、反応器の小さな容積に閉じ込めて使用される燃料の粉末の大変な微量からの熱のこのような大量さを与えることにより、驚嘆させられるのである。

This large amount of heat is, as pointed out above, way beyond what can be expected from chemical burning, which only involves rearrangements of the fuel material at the atomic scale, i.e. by transforming atomic binding energies to kinetic energy.

熱のこの大規模な量が、上記で指摘されているのだが、化学燃焼から期待できるものをはるかに超えていて、その原子スケールでの燃料物質の再配列を唯一伴うのである、すなわち、運動エネルギーに、原子の結合エネルギーを変換することによってである。

Very large energy transformations can only take place when binding energies at the nuclear level are exploited, as in fusion reactions for light elements and fission reactions for heavy elements.

非常に大きなエネルギー変換が唯一行うことができるのは、核レベルでの結合エネルギーが活用さされた場合である、具体的には、軽元素のための核融合反応のように、あるいは重元素のための核分裂反応のようにだ。

However fusion reactions between free charged particles are extremely unlikely at low energies due to the Coulomb barrier.

しかしながら、自由荷電粒子の間の核融合反応は、クーロン障壁によって低エネルギーでは、極めてまれである。

The conditions for fusion reactions between particles imbedded in a specific metal compound are not expected to be very much different from those of free particles, but this is not known in all details.

特定の金属化合物に埋め込まれた粒子間の融合反応のための条件は、遊離粒子のものとは非常に異なることが予想されていない、しかし、これは、すべての詳細にわたって知られていなるのではない。

It is therefore not possible to categorically reject the occurrence of fusion reactions in a metal compound having specific properties, by referring to our knowledge of the fusion process between free particles.

それ故、特定の性質を有する金属化合物における核融合反応の発生を、断固として拒否することが不可能である、自由粒子間の核融合プロセスの我々の知識を参照することによってだ。

In fact, as an example, the d(d,p)t fusion reaction cross sections have been observed [14] to depend on the temperature in deuterated metals at sub-Coulomb energies.

実際には、一例として、d(d,p)t 核融合反応断面が観察されている [14] 、サブクーロンエネルギーで重水素化金属中の温度に依存しているのだ。

This is an effect of screening from the electron cloud surrounding the interacting nuclei.

これは、相互作用する原子核を取り巻く電子雲からスクリーニングする効果である。

In Astrophysics it is also well known that low energy cross sections are higher than expected [see e.g. 14,15].

天体物理学でもよく次のことが知られている、低エネルギー断面は、予想よりも高い[see e.g. 14,15].

Whether fusion reactions can be induced at a large scale in a metal compound under specific conditions is an open question.

核融合反応が、特定の条件下では、金属化合物内部で大規模に誘導することができるかどうかは未解決の問題である。

(訳注 27ページの終わり)

In order to get information on wheter any rearrangement at the nuclear level takes place in the fuel during the burning process in the E-Cat, we studied the isotopic composition of the fuel before and after the burning.

E-キャットで燃焼するプロセスの間に、核レベルでの再配列が、燃料中で起こるかどうかという問題提起に関する情報を得るために、私たちは燃焼の前と後の燃料の同位体組成を検討した。

Any change in the isotopic composition of the fuel in E-Cat is expected to have its origin in a nuclear reaction.

E-キャットにおける燃料の同位体組成のいかなる変化も、核反応においてその起源を有することになると期待されるのである。

The element analyses were performed by three different external groups, each specialized in the different techniques employed.

元素分析は、3つの異なる外部グループによって行われた、異なる技術に特化したそれぞれが採用された。

The work begun with an electron microscopy (SEM) scan to study the surface morphology of the fuel powder.

電子顕微鏡(SEM)で始まっ作業は、燃料粉末の表面形態を研究するためにスキャンする。

The analyzing methods employed were X-ray Photoelectron Spectroscopy (XPS), Dispersive X-ray Spectroscopy (EDS), Secondary Ion Mass Spectrometry (SIMS) and chemical analysis from Inductively Coupled Plasma Mass Spectrometry (ICP-MS) as well as atomic emission spectroscopy (ICP-AES).

採用された分析方法は、X線光電子分光法(XPS)であった、分散型X線分光法(EDS)、二次イオン質量分析(SIMS)、そして、誘導結合のプラズマ質量分析からの化学分析法(ICP-MS)、同様に、原子発光分光法(ICP-AES)。

The full report from these analyses is presented in detail in the Appendices 3 and 4.

これらの分析からの完全なレポートが付録3および4に詳細に示されている。


The XPS gives information on which elements are present in the fuel, while the SIMS and ICP-MS analyzing methods also give the isotopic composition of the nuclear species.

XPSは、どんな要素が、燃料中に存在するかという情報を提供します、他方で、SIMSとICP-MSの分析メソッドは、核種の同位体組成を与える。

The ICP-AES analysis also gives the masses percentage of the found elements.

ICP-AES分析も見つかった要素の質量の割合を示します。

Both XPS and SIMS give information on which elements are present at the surface of a sample granule down to a depth of a few nanometers.

XPSおよびSIMSの両方は、どんな要素が、数ナノメートルの深さまでに、サンプル顆粒の表面に存在するかに関する情報を与える。

The ICP-MS is an integrating method giving the average isotopic composition of the whole fuel/ash sample being analyzed.

ICP-MSは、統合する方法で、分析される全ての燃料/灰の試料の平均同位体組成を与えてくれます。

The ICP-AES also gives the mass values in the whole sample.

ICP-AESはまた、サンプル全体での質量値を与えます。

It is thus quite plausible that the four methods give rather different results depending on the sample granule chosen as well as in the case where the whole sample is used, provided that the burning process in the fuel is not even but varies locally as observed.

したがって、次のことがかなりもっともらしいことになります、4つの方法は、選択されたサンプル顆粒に応じてかなり異なる結果をもたらすということです、同様に、試料全体を使用した場合のように、提供されることは、燃料中の燃焼するプロセスが、イーブンでなく観察されたように局所的に変化しているということです。(訳注 この文の後半は意味がとれていません)

However, qualitatively the methods should yield the same results.

しかし、定性的な方法は、同じ結果が得られるはずです。

It should also be noted that our total sample was about 10 mg, i.e. only a small part of the total fuel weight of 1 g used in the reactor.

また、留意すべきであることは、私達の総サンプルは約10 mg であった​​、すなわち反応装置で使用される1グラムの総燃料重量のほんの一部であった​​(訳注 1%)

The sample was taken by us at random from the fuel and ash, observing utmost care to avoid any contamination.

サンプルは、燃料と灰からランダムに私たちにより取り出されました、汚染を避けるために、細心の注意で観察しています。


An arbitrary sample of different granules is chosen for the analysis, but the same samples are used for both EDS and SIMS.

異なる顆粒の任意のサンプルは、分析のために選択され、同じ試料は、EDS及びSIMSの両方に使用される。

The fuel contains natural nickel powder with a grain size of a few microns.

燃料は、数ミクロンの粒子サイズを有する天然ニッケル粉末が含まれています。

The existence of natural Nickel content is confirmed by all four analyzing methods being used.

天然のニッケル含有量の存在は、使用されるすべての4つの分析方法によって確認される。

In addition the fuel is found to be mixed with a component containing hydrogen, i.e. probably a chemical hydride.

さらに、燃料は水素を含む成分と混合されていることが見出され、すなわち、おそらくケミカルハイドライド。

From all combined analysis methods of the fuel we find that there are significant quantities of Li, Al, Fe and H in addition to Ni.

燃料のすべての組み合わせ分析方法から、私達は次のことを見つける、ニッケルに加えてリチウムLi、アルミニウムAl、鉄Fe、および水素Hのかなりの量が存在するのだ。

Moreover from the EDS and XPS analysis one finds large amounts of C and O.

また、EDS及びXPS分析から人は、炭素C及び酸素Oを大量に見つける。

It should be stressed, that the quantities of most elements differ substantially depending on which granule is analyzed.

強調されるべきことがあり、ほとんどの元素の量は、どの顆粒が分析されているかに実質的に応じて異なります。

In addition to these elements there are small quantities of several other elements, but these can probably be considered as impurities.

これらの要素に加えて、いくつかの他の元素の少量が存在し、これらはおそらく不純物とみなすことができる。



It is plausible that the fuel is mixed with the standard Lithium Aluminum Hydride, LiAlH4.

推測できることは、燃料は、標準的な水素化アルミニウム・リチウム、LiAlH 4と混合されている。

Further evidence of that is obtained from the ICP-AES analysis which shows that the mass ratio between Li and Al is compatible with a LiAlH4 molecule.

このことのさらなる証拠は、ICP-AES分析から得られる、それから判ることは、LiとAlとの質量比は、分子のLiAlH 4に対応していることです。

This compound can be used to produce free hydrogen by heating.

この化合物は、加熱により遊離水素を製造するために使用することができる。
(訳注 この指摘は LENR技術において、ニッケルにどのように水素を吸収させるかという技法として重要になると思われる)

We remark in particular that hydrogen but no deuterium was seen by SIMS.

私たちは、特に指摘するが、SIMSによって判明したことは、水素が見られることであり、重水素は、無いことだ。

The other methods are insensitive to both hydrogen and deuterium.

他の測定方法は、水素と重水素の両方に非感受性となる。


The ash has a different texture than the powder-like fuel by having grains of different sizes, probably developed from the heat.

その灰は、粉末状の燃料とは異なる質感を有している、、異なるサイズの粒子を有するからだ、おそらく熱が原因でそうなったのだ。

The grains differ in element composition, and we would certainly have liked to analyze several more grains with SIMS, but the limited amount of ash being available to us didn’t make that possible.

粒子は、元素組成が異なる、私たちは、SIMSにより、いくつかのさらに多くの粒を分析したいとさらに思うだろう、しかし、私たちに利用可能な灰の限られた量では、それを可能にはできませんでした。

The main result from our sample is nevertheless clear, that the isotopic composition deviates dramatically from the natural composition for both Li and Ni.

私たちのサンプルからの主な結果は、それにもかかわらず、明確である、同位体組成は、LiとNiの両方のための自然物から劇的にずれている。



The Lithium content in the fuel is found to have the natural composition, i.e. 6Li 7 % and 7Li 93 %.

燃料中のリチウムの含有量は、天然の組成を有することが見出されている、すなわち6Liを7%と7Liを93%。(訳注 6Li は、原子量6リチウム、 7Liは原子量7のリチウム、本来数字は上付き)

However at the end of the run a depletion of 7Li in the ash was revealed by both the SIMS and the ICP-MS methods.

しかし実行の最後に灰中の7Liの枯渇は、SIMSとICP-MS法の両方によって明らかになった。

In the SIMS analysis the 7Li content was only 7.9% and in the ICP-MS analysis it was 42.5 %.

SIMS分析での7Li含有量は7.9%であった、およびICP-MS分析ではそれは42.5%であった​​。

This result is remarkable since it shows that the burning process in E-Cat indeed changes the fuel at the nuclear level, i.e. nuclear reactions have taken place.

この結果は、注目に値する、理由は、明らかになった次のことである、E-キャットにおける燃焼過程が、実際に核のレベルで燃料を変化することを示しているのだ、すなわち、核反応が起こった。

It is notable, but maybe only a coincidence, that also in Astrophysics a 7Li depletion is observed [see e.g. 17].

また注目に値することは、しかし、偶然の一致かもしれないのだが、天体物理学でもまた、7Liの枯渇が観察されるのだ文献17 参考]。

(訳注 28ページの終わり)


One can speculate about the nature of such reactions.

人は、このような反応の性質について推測することができます。

Considering Li and disregarding for a moment from the problem with the Coulomb barrier the depletion of 7Li might be due to the reaction p + 7Li  -> 8Be -> 4He + 4He.

リチウム Li を考慮し、クーロン障壁の問題点から一瞬間無視することで、7Liの枯渇は、次の反応が原因である可能性があります p + 7Li  -> 8Be -> 4He + 4He (訳注 pは中性子、7Li は、原子量7リチウム、 8Beは原子量8のベリリウム、4Heは原子量4のヘリウム、本来数字は上付き)

The momentum mismatch in the first step before 8Be decays can be picked up by any other particle in the vicinity.

8Beの崩壊前の最初のステップで運動量の不整合は、近くにいる他の粒子によってピックアップすることができます。

In this case the large kinetic energy of the 4He (distributed between 7 and 10 MeV ) is transferred to heat in the reactor via multiple Coulomb scattering in the usual stopping process.

この場合、4Heの大運動エネルギー(7〜10MeVの間の配布)は、通常の停止処理で複数のクーロン散乱を介して反応器内の熱として変換される。

One can then estimate how much this reaction contributes to the total heat being produced in our test run.

人が見積もることができるのは、この反応がどのぐらい貢献しているのかです、我々のテスト実行において生成される全熱とってです。

From the ICP-AES analysis we find that there is about 0.011 gram of 7Li in the 1 gram fuel.

ICP-AES分析から、私たちは1グラムの燃料中に7Liが約0.011グラムがあることを見つける。

If each 7Li nucleus releases about 17 MeV we find then that the total energy available becomes 0.72 MWh.

もし仮にそれぞれの7Li核が約17 MeVのを解放した場合、私たちに利用可能な全エネルギーは0.72メガワットになることを次に見つける。

This is less than the 1.5 MWh actually produced in our 32 days run, so more energy has to come from other reactions, judging from this very rough and speculative estimate.

これは、私たちの32日の実行で実際に生産した1.5メガワット時より少ない、それで、より多くのエネルギーを他の反応から来るようにしないとならない、この非常に荒く、投機的な見積もりから判断している。


Another remarkable change in the ash as compared to the unused fuel is the identified change in the isotope composition of Ni.

未使用の燃料と比較して、灰中のもう一つの大きな変化は、Niの同位体組成での識別されうる変化である。

The unused fuel shows the natural isotope composition from both SIMS and ICP-MS, i.e. 58Ni (68.1%), 60Ni (26.2%), 61Ni (1.1%), 62Ni (3.6%), and 64Ni (0.9%), whereas the ash composition from SIMS is: 58Ni (0.8.%), 60Ni (0.5%), 61Ni (0%), 62Ni (98.7%), 64Ni (0%), and from ICP-MS: 58Ni (0.8%), 60Ni (0.3%), 61Ni (0%), 62Ni (99.3%), 64Ni (0%).

未使用の燃料は、SIMSとICP-MSの両方からの天然同位体組成を示す、すなわち、58Ni (68.1%), 60Ni (26.2%), 61Ni (1.1%), 62Ni (3.6%), and 64Ni (0.9%), さらに、対して、SIMSからの灰組成物は: 58Ni (0.8.%), 60Ni (0.5%), 61Ni (0%), 62Ni (98.7%), 64Ni (0%), さらに、ICP-MSから:58Ni (0.8%), 60Ni (0.3%), 61Ni (0%), 62Ni (99.3%), 64Ni (0%)。

We note that the SIMS and ICP-MS give the same values within the estimated 3% error in the given percentages.

私たちは、SIMSとICP-MSが与えられた百分率で推定3%の誤差範囲内で同じ値を与えることに注意してください。

Evidently, there is also an isotope shift in Nickel.

明らかに、また、ニッケル同位体シフトがある。

There is a depletion of the 58Ni and 60Ni isotopes and a buildup of the 62Ni isotopes in the burning process.

58Niと60Ni同位元素の枯渇現象であり、62Ni同位体の蓄積が、焼成工程においてあるのだ。

We note that 62Ni is the nucleus with the largest binding energy per nucleon.

注意することは、62Niは核子当たりの最大の結合エネルギーを持つ原子核である。

The origin of this shift cannot be understood from single nuclear reactions involving protons.

このシフトの起源は、プロトンを含む単一の核反応から理解することができません。

With alpha particles colliding with Ni one can in principle raise the atomic mass number by 4 via exciting 58Ni to 62Zn,

Niと衝突するアルファ粒子について考えてみると、人は、原理的には、励起している58Niを経由して62Znになるように、4だけ質量数を上げることができます。(訳注 アルファ粒子の陽子数2中性子2、58Ni ニッケルの陽子数28中性子数30、62Zn 亜鉛の陽子数は30中性子数32)

which then via positron emission decays back to 62Cu and 62Ni,

ここでそれから、陽電子放射を経由して、62Cuと62Niに戻る崩壊がおきる(訳注 62Cu 銅の陽子数は29中性子数33、62Ni ニッケルの陽子数28、中性子数34)

but that is hardly believable to occur due to an enormous Coulomb barrier to merge 4He and Ni.

しかし、4HeとNiを融合する巨大なクーロン障壁に逆らって発生するということを信じることは困難です。(訳注 アルファ粒子は、4He ヘリウム核である)

Besides, with this reaction one can also go to stable Zn isotopes, which are not found in the ash.

一方で、この反応によって、人は、安定した亜鉛同位体にたどり着くことができるのですが、これは、灰には見られないのです。(訳注 この論文は、アルファ粒子は、4He ヘリウム核が吸収されるアイデア可能性が低いとほのめかしている)



It should be pointed out that the fusion towards heavier isotopes of Nickel releases energy.

指摘しなければならないことは、ニッケルのより重い同位体に向けた核融合がエネルギーを放出することです。

For example the reaction p + 58Ni -> 59Cu + γ and 59Cu decaying back to 59Ni via β+ emission releases 3.4 MeV.

例えば、反応 p + 58Ni  -> 59Cu + γ 及び 59Cu は 59Ni に崩壊して戻る、 β+ 放出で 3.4 MeV を放つ。

Even if that particular reaction is excluded, since no gammas are observed,

仮にその特定の反応が除外される場合であってさえも、全くガンマは観察されないので、

we can tentatively use this number for each step towards 62Ni,

私たちは、62Niに向けたステップごとに、この番号を暫定的に使用することができます、

and the information from ICP-AES that there is about 0.55 gram Ni in the fuel.

そして、ICP-AESからの情報では、その燃料中には約0.55グラムのNiがあります。

We find then that there is about 2.2MWh available from the Nickel transformations.

私たちが次に気づいたことは、ニッケルの同位体変換から利用できる2.2MWh程度があることです。

Accordingly, from Nickel and Lithium together there is about 3 MWh available,

したがって、ニッケル及びリチウムから一緒に、約 3 MWh が利用可能です、

which is twice the amount given away in the test run.

これは、テスト実行中に放出された量の二倍である。

Consequently we can conclude that the amount of fuel is probably compatible with the energy release being measured, although a quantitative statement requires detailed knowledge of the prevailing reactions.

そのため、私たちが結論付けることができるのは、燃料の量は、測定されたエネルギー放出とおそらく関連があるということで、ただし、定量的な説明文としては、支配的な反応の詳細な知識をさらに必要とするのです。


However, as discussed above, it is of course very hard to comprehend how these fusion processes can take place in the fuel compound at low energies.

しかしながら、上述したように、もちろん、非常に困難であるのは、これらの核融合プロセスが、低エネルギー下での燃料化合物の中で起こることができるかを理解することです。

Presently we should therefore restrict ourselves to merely state that an isotope shift has occurred in Lithium and Nickel.

現在、私たちは、そのため、ある単なる結果に自分自身を制限する必要があります、それは、同位体シフトは、リチウムとニッケルで発生したという結果です。

We refrain from speculations in any dynamic scenario making this reaction possible at low energies.

私たちは、低エネルギー下でこの反応可能にするような動的シナリオをひねり出すという憶測を控えます。

The reaction speculation above should only be considered as an example of reasoning and not a serious conjecture.

上記の反応の憶測は、理由付けの参考例として考えられたものであり、真面目な推測ではないのです。



If nuclear transitions are prevalent in the burning process it is expected that radiation is emitted.

核遷移が燃焼工程で盛んに発生している場合、放射線が放出されることが期待されます。

It is remarkable that neither neutrons, charged particles nor gammas are observed from the E-cat reactor.

注目に値することは、中性子も、荷電粒子もガンマも、いずれもE-キャットの反応器から観測されていません。

Furthermore, the spent fuel was found inactive right after the E-Cat run was stopped.

さらに、使用済み燃料は、E-キャットの実行が停止した直後においても、非アクティブであると認められたことです。

All imaginable nuclear reactions in the reactor should be followed by some radiation, and at least some of that radiation should penetrate the reactor wall and be possible to detect.

反応器内のすべての想像の核反応には、いくつかの放射線が続くべきであるのですが、そして、その放射線の少なくとも一部は、反応器の壁を貫通し、検出することが可能であるべきであるのです。

Even in the case discussed above with two rather high energy helium nuclei in the final state,

でも、最終的な状態での2個のかなり高エネルギーのヘリウム原子核について上述したのですがその場合にでも、

which all stop in the reactor, one can expect that some helium nuclei during the stopping process undergo some nuclear reaction,

そこで、全ては反応器内で停止するのですが、期待できることは、停止処理中にいくつかのヘリウム核は、いくつかの核反応を起こすはずですが、

e.g. inelastic scattering of 4He on Li, Al or Ni which then subsequently decays to their ground state respectively via gamma emission.

例えば、Li リチウム、Al アルミニウムまたはNiニッケルの上の4Heの非弾性散乱です、それは、次いで徐々にガンマ線放射をそれぞれ経由して、自分の基底状態に崩壊していくはずです。

To get free neutron is however not kinematically possible with the 10 MeV alpha available.

しかしながら、自由な中性子を得るには、10 MeVのアルファ粒子が利用できないと、運動量的に可能ではありません。

The absence of any nuclear radiation from the burning process is presently an open question, and has to be understood.

燃焼プロセスからの核放射線が存在しないことは、現在では未解決の問題です、そして、この現実は理解されなければならないのです。

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