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May 26, 2012

世の中には未確認のおもしろ科学情報がたくさんある


いつもおもしろネタは、 http://peswiki.com/index.php/News から仕込むのですが、
今日のネタもなかなかおもしろです。

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トンデモ科学と切って捨てる根拠は、私にはないのですね。

切って捨てるのではなく、もっと詳しく知りたい、という気持ちを大切にしたい。

それには情報が出てくるまでじっと待つ時間が必要なので、
自分には、結果がはっきりするまで待つ忍耐が必要です。

ただの気短な人間か、それとも器の大きい忍耐のできる人間か、
それが試されるのがこの最先端の冒険の世界です。

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まず、

http://pesn.com/2012/05/22/9602098_Electricity_generated_from_water--BlackLight_Power_announces_validation/

より

Electricity generated from water: BlackLight Power announces validation of its scientific breakthrough
(チョイ訳 ここから{)
水から発電: BlackLight Powerは、はその科学的ブレークスルーの検証を発表
(チョイ訳 ここまで})


Leading academic and industry experts have validated BlackLight's new process
that directly produces electric energy from the conversion of water vapor to a new, more stable form of Hydrogen.
Experts agree that BlackLight's 'Hydrino theory' represents a fundamental breakthrough in clean energy technology.

(チョイ訳 ここから{)
主要な研究者や業界専門家は、ブラックライトの新しいプロセスを検証しています
そのプロセスは、水蒸気から水素の新しい、より安定したフォームへの変換から直接電気エネルギーを生成すること
専門家は、ブラックライトの "Hydrino理論は"クリーンエネルギー技術の基本的な突破口を表していると同意しています。
(チョイ訳 ここまで})

興味がある人は、上記URLで確認してください。

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http://pesn.com/2012/05/24/9602097_LENR-to-Market_Weekly_May24/

より、

LENR-to-Market Weekly -- May 24, 2012
(チョイ訳 ここから{)
LENR市場投入 週報 - 2012年5月24日
(チョイ訳 ここまで})

Highlights this week include Rossi's claim to have achieved 600 °C,
his positive response to Hank Mills agreeing to post more data;
speculation about how the Greek crisis will effect Defkalion;
video of Brillouin's reactor in operation;
video of Mitch Swartz's reactor in operation;
new NASA video about LENR.

(チョイ訳 ここから{)
今週のハイライトは、次です。
- 600度を達成しているというロッシ(第一のLENR商用炉の発明家)の主張、
 ハンク・ミルズへの彼の積極的な応答は、より多くのデータを公開することに同意してます
- ギリシャの危機はDefkalion(第二のLENR商用炉のベンチャー企業)に影響するかという投機
- ブリルアン(第三のLENR商用炉のベンチャー企業)の炉の操作のビデオ
- ミッチシュワルツ(MITでLENRを発明した科学者)の炉の操作の様子のビデオ
- LENRに関する新しいNASAのビデオ
(チョイ訳 ここまで})


ミッチシュワルツについては、写真につぎのコメントがありました。

Barry Simon recently visited MIT to see Dr. Peter Hagelstein
and video the cold fusion NANOR device invented by Mitchell Swartz and JET Energy Inc.
which has been running there since January of this year,
located in the box to the left of the laptop in the photo above.

(チョイ訳 ここから{)
バリー・サイモンは最近、Peter Hagelstein 博士に会いにMIT(マサチューセッツ工科大学)を訪問し、
ミッチェルシュワルツとJETエナジー社によって発明された常温核融合のNANORデバイスを見た。
それは、今年の1月以来、そこで稼動し続けている
それは、上記写真のラップトップの左にあるボックスに位置しています。
(チョイ訳 ここまで})

NASAについては、

More on LENR at NASA:
 Bushnell and Zawodny Speak
  - Two interesting publications have just come out from NASA,
  one an article, and the other a video showing that
  NASA recognizes the promise of LENR and is getting involved in understanding what is going on in this field,
  and how to develop LENR technologies for real world applications.
  Dennis Bushnell, Chief Scientist and NASA’s Langney Research Center has written... (E-CatWorld; May 24, 2012)

米航空宇宙局(NASA)でLENRの詳細
Bushnell氏とZawodny氏は話す
- 二つの興味深い出版物が米航空宇宙局(NASA)からちょうど出てきた
1つは記事、他はビデオ
NASAはLENRの (将来の明るい)見込みを認識していること
NASAはこの分野で何が起こっているのかと
実世界のアプリケーションのためのLENR技術を開発する方法
を理解しようと努力している。
Dennis Bushnell氏、NASAのLangney研究センターのチーフサイエンティスト、は、このように書いている
(E-CatWorld; 2012年5月24日)

興味がある人は、上記URLで確認してください。

May 25, 2012

MySQL アトミックオペレーション


昨日の
「RDBでレコードロックしなくともうまく排他制御できる場合がある」
の記事に補足します。

「レコードロック排他制御の必要はなくなる」
と書きましたが、
念のため補足しますと、
「MySQLのMyISAM形式のテーブルでの話し」
ということです。
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私が、いろいろやって来た経験で、
自分で発見したつもりでいましたが、
検索をすると
MySQLの最新日本語マニュアルの

1.8.5.3. トランザクションとアトミックオペレーション

に似たような話(そしてさらに詳しい話)があります。

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MySQLの最新日本語マニュアルは、
内容が難しく、しかも翻訳なので、
私には意味がとりにくいのですが
多分昨日の記事の方法が正しいという意味が
書いてあると思います。

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MySQLの最新日本語マニュアルの
「アトミックな更新」という意味について
説明がなく、なかなか理解ができないのですが、、、

プログラミングの技術としては、

アトミック = アトム(原子) + ミック(のような)

ということで、
マルチタスク環境でも、
原子のようにこれ以上分解されないひとつのかたまりとして
処理される単位の更新処理という意味と推測しています。
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MySQLには、「InnoDBトランザクション・ストレージ・エンジン」という物もあり
これは、高機能(トランザクション、つまり、ROLLBACK をサポート)だけども遅いそうです。

MySQLでは、非トランザクション・ストレージ・エンジン(MyISAM など)を
使うことが一般的です。

「MyISAM テーブルは事実上、常に AUTOCOMMIT=1モードで動作する」そうです。
これは、「INSERT, UPDATE, DELETE は、常にその場で処理が完了(COMMIT)される」
という意味です。

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でも、注意が必要なことがあります。
私が主張する方法(昨日の記事)は、適用範囲があり
万能ではないということです。

私の過去の経験では、ROLLBACKが必要なようなことは幸い無かったのです。

多分、
- ROLLBACKを使わなくともよいように、整合性の取れた美しいテーブル設計であった。
- ROLLBACKが始めからないMyISAMを使っている。
- LOCK TABLES を極力回避できるようにシンプルさを維持する工夫をしてきた。
などが、原因と思います。

でも逆の見方をすると、
ただ単に、簡単なアプリしか組んでいないという
意味かもしれません。

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では、これにて失礼します。

May 24, 2012

RDBでレコードロックしなくともうまく排他制御できる場合がある

レコードロックによる排他制御は、RDBの常識として語られます。
でもそうでもありませんよ、という話です。

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よくある例は、銀行口座の、多重同時引き落としの例です。
残高確認と引き落としが入り乱れるといけないというものです。

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いま、私の口座の残金が、1000円
電力会社が、電気料金 1000円を引き落とし、
NHKが、視聴料 1000円を引き落とす
と仮定します。

引き落とし方法は、口座残高を確認して、残金があれば引き落とすということにします。

先に、電力会社が引き落としをすると残高が 0円になります。
続いて、NHKが引き落としをすると、残金不足となり、督促状を出します。

排他制御の失敗例は、こうなります。

電力会社とNHKがほぼ同時に引き落としをします。

まず、電力会社が口座残高を確認して、残金が1000円ありと確認し、引き落とし可能と判断します。
次に、NHKが口座残高を確認して、残金が1000円ありと確認し、引き落とし可能と判断します。
続いて、電力会社が口座金額を0円に変更します。
続いて、NHKが口座金額を0円に変更します。

現実では、銀行の係りさんが、NHKの引き落としのときに、残高不足を告げて矛盾は起きません。

でも、プログラムの世界では、電力会社とNHKは、独立した別タスクに相当し、矛盾が起きます。

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RDBのSQLで説明します。

口座残高を確認するSQL例

"SELECT 口座残高 FROM 口座テーブル WHERE 口座番号 = 私"

引き落とし可能か判定する

"if(口座残高 >= 料金1000円){}"

新残金を計算する式

"新残金 = 口座残高 - 料金1000円"

引き落としを実施するSQL例

"UPDATE 口座テーブル SET 口座残高 = 新残金 WHERE 口座番号 = 私"

電力会社タスクとNHKタスクが時間を置いて引き落とししたのでうまく行く場合

"SELECT 口座残高 FROM 口座テーブル WHERE 口座番号 = 私" by 電力会社タスク
"if(口座残高 >= 料金1000円){" by 電力会社タスク
"新残金 = 口座残高 - 料金1000円" by 電力会社タスク
"UPDATE 口座テーブル SET 口座残高 = 新残金 WHERE 口座番号 = 私" by 電力会社タスク
"}" by 電力会社タスク

(時間)

"SELECT 口座残高 FROM 口座テーブル WHERE 口座番号 = 私" by NHKタスク
"if(口座残高 >= 料金1000円){" by NHKタスク
"新残金 = 口座残高 - 料金1000円" by NHKタスク
"UPDATE 口座テーブル SET 口座残高 = 新残金 WHERE 口座番号 = 私" by NHKタスク
"}" by NHKタスク

電力会社タスクとNHKタスクがほぼ同時に引き落としをして失敗する例。

"SELECT 口座残高 FROM 口座テーブル WHERE 口座番号 = 私" by 電力会社タスク
"SELECT 口座残高 FROM 口座テーブル WHERE 口座番号 = 私" by NHKタスク
"if(口座残高 >= 料金1000円){" by 電力会社タスク
"新残金 = 口座残高 - 料金1000円" by 電力会社タスク
"UPDATE 口座テーブル SET 口座残高 = 新残金 WHERE 口座番号 = 私" by 電力会社タスク
"}" by 電力会社タスク
"if(口座残高 >= 料金1000円){" by NHKタスク
"新残金 = 口座残高 - 料金1000円" by NHKタスク
"UPDATE 口座テーブル SET 口座残高 = 新残金 WHERE 口座番号 = 私" by NHKタスク
"}" by NHKタスク

従来のレコードロック排他制御の説明例

"レコードロック開始 口座番号 = 私" by 電力会社タスク
"SELECT 口座残高 FROM 口座テーブル WHERE 口座番号 = 私" by 電力会社タスク
"レコードロック開始 口座番号 = 私" by NHKタスク ==> NHKタスクは待機させられる
"if(口座残高 >= 料金1000円){" by 電力会社タスク
"新残金 = 口座残高 - 料金1000円" by 電力会社タスク
"UPDATE 口座テーブル SET 口座残高 = 新残金 WHERE 口座番号 = 私" by 電力会社タスク
"}" by 電力会社タスク
"レコードロック終了 口座番号 = 私" by 電力会社タスク

NHKタスクの待機が解除となり再開(レコードロックはしている)
"SELECT 口座残高 FROM 口座テーブル WHERE 口座番号 = 私" by NHKタスク
"if(口座残高 >= 料金1000円){" by NHKタスク
"新残金 = 口座残高 - 料金1000円" by NHKタスク
"UPDATE 口座テーブル SET 口座残高 = 新残金 WHERE 口座番号 = 私" by NHKタスク
"}" by NHKタスク
"レコードロック終了 口座番号 = 私" by NHKタスク

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[レコードロック排他制御の欠点]

レコードロック排他制御は、標準SQLでは、書けない
レコードロック排他制御を安易に多用すると、性能が著しく低下することがある
レコードロック排他制御を安易に多用すると、致命的なエラー、デッドロックを招くことがある

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で、ここからが、今回の主題。
この程度の例なら、引き落としSQLを変更すると、レコードロック排他制御が不要になります。

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引き落としを実施する良いSQL例

"UPDATE 口座テーブル SET 口座残高 = 口座残高 - 料金1000円 WHERE 口座番号 = 私 AND 口座残高 >= 料金1000円"

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このSQLの長所は、二つあります。

1. 変更対象のレコードに、口座番号だけでなく、口座残高にも条件をつけていること
2. 口座残高の計算をSQL内部で完成していること

したがって、レコードロック排他制御の必要はなくなります。
この良いSQLがエラーになれば、残高不足ということです。

May 22, 2012

電話で単語のスペル説明を簡単に

電話で英語単語の綴り(spelling:スペリング)を説明するときに、 "Phonetic Alphabet"を使って説明します。 外国に電話したとっさのときに、中々うまく説明できなくて大汗をかいた経験があります。 みなさんは、事前に練習しておくとよいと思いますヨ。 練習用にこんなWEBページを作りました。

May 16, 2012

常温核融合の学生向けガイドのガイド

以下は、
A Student’s Guide to Cold Fusion (更新2012年4月)
の目次とごくごく一部の訳です。

著者は、 Edmund Storms さんです。 彼のサイトはこちらです。

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Abstract 要約

Evidence supporting cold fusion (LENR) is summarized and requirements an explanation must take into
account are justified. A plausible nuclear-active-environment is identified by ruling out various possibilities
and by identifying an environment that is common to all methods used to produce LENR. When this
environment is combined with a plausible mechanism, many testable predictions result. These insights and
proposals are offered to help clarify understanding of LENR and to suggest future studies.


常温核融合を支持する証拠が集められ、理論説明を検討していかなければならないという要求が正当化されます。
事実らしい核アクティブ環境は様々な可能性を除外することによって識別され、それはLENRを発生するために使用する
すべての方式に共通する環境を識別することによって識別されます。
この環境は、もっともらしいメカニズムと組み合わせた場合、多くの検証可能な予測を導きます。
本論の洞察と提案が、LENRの理解を明確にし、今後の研究を提案するために提供されます。

FOREWORD
はじめに

My interest in cold fusion began shortly after Pons and Fleischmann announced their
claims in 1989, while I was a conventional research scientist working at Los Alamos
National Laboratory (LANL) on methods to produce nuclear energy for applications in
space.

常温核融合の私の関心はポンスとフライシュマンは1989年に彼らの主張を発表した直後に始まった。
私は宇宙空間のアプリケーションのために原子力エネルギーを生成する方法を研究して
ロスアラモス国立研究所(LANL)で働いていた保守的な研究者であった。

A Ph.D. in radiochemistry from Washington University in St. Louis gave me
knowledge about both material behavior and nuclear interaction. I mention this only
because “believers” in cold fusion are sometimes identified in critical writings as being
ignorant and/or gullible.

セントルイスのワシントン大学から取得した放射化学で博士号により、材料挙動と核の相互作用の両方に関する知識があります。
常温核融合の "信者"は、無知、そして/または、だまされやすい者として、批評家の文章で時々指摘されますので、
私は、これに言及するのです。

The only difference between my approach and that of skeptics
was my willingness to explore the idea.

私のアプローチと懐疑的批評のそれの唯一の違いは、
アイデアを探求するという私の意志であった。

Since retiring from LANL 22 years ago, I have
continued to investigate the subject using laboratory research and to write papers
including several scientific reviews and a book.

22年前のロスアラモス国立研究所(LANL)から引退して以来、
私は実験室での研究を使ってサブジェクトを調査するために、
いくつかの科学的なレビューと本を含む論文を書き続けています。

The large collection of references, now
nearly 4000 acquired in this effort, was used to create the original LIBRARY on
www.LENR-CANR.org. Jed Rothwell keeps this collection of literature up to date and
the website functional.

この参照の大規模なコレクション、今努力によりほぼ4000になりました、は、
www.LENR-CANR.org 上で、オリジナルのライブラリを作成するために使用されていました。
Jed Rothwellさんは、機能的なウェブサイトに文章のこのコレクションを保持し更新ます。

(以下略)

GENERAL INTRODUCTION
一般的な紹介

Although I offer the LENR process as a real and reproducible effect, albeit with
difficulty, not all observed heat energy can be attributed to a nuclear reaction.

私は、難しさを伴うとはいえども、LENRプロセスは現実であり再現性がある効果として申し出ていますが、
すべての観測された熱エネルギーは核反応に起因するとは限りません。

Unexpected and significant chemical sources do exist and can confuse the conclusions
予期しない大量の化学物質源が存在すると結論を混同することになります。

Energy can only be attributed to LENR if a nuclear product is detected or if the energy
greatly exceeds production from any plausible chemical source.

核製品が検出された場合やエネルギーが大幅に任意の妥当な化学物質源から生産を超えた場合、
エネルギーは、LENRに起因することができます。

These requirements have
been met on many occasions but not in every published experiment.

これらの要件は、多くの場面で満たされ、すべての公開実験では満たされていません。

Nevertheless, any
extra energy made using conditions known from more complete work to cause LENR is
attributed to LENR in the following discussion.

それにもかかわらず、以下の議論では、
LENRを発生させるより完全な仕事から知られている条件を使用して
余分なエネルギーが、LENR由来であるとします。

(以下略)

CHAPTER 1
Quick Overview

第1章
クイック概要

This quick overview provides basic information about LENR for a casual student. More
details will be added in later chapters. The goal is to demonstrate the existence of a real
phenomenon having many similar behaviors. Making sense of these behaviors has not
been easy because this has required a basic change in how nature is viewed, especially by
people trained in physics. Part of my goal is to paint a simplified picture into which
plausible mechanisms might fit, to show why many mechanisms do not fit this picture,
and to suggest a mechanism that might actually explain the behavior. This is done in later
chapters. Hopefully, these ideas will stimulate discussion and help clear away some
confusion even if they are not accepted or may even be wrong. So, please accept the
Guide as an educational tool.

この概要では、カジュアルな学生のためのLENRに関する基本的な情報を提供します。詳細は後の章で追加されます。
目標は、多くの同様の挙動を持って実際の現象の存在を実証することである。
これは、特に物理学の訓練を受けた人々によって、
自然がどのように観測・理解できるかということについて
基本的な変更を必要としているため、
これらの挙動の意味を理解することは容易ではなかった。
私の目標の一部は、簡略化絵を描くことです。
もっともらしいメカニズムが、合うかもしれないとか、
多くのメカニズムがこの絵に適合しないのは何故かとか、
実際の動作を説明するかもしれないメカニズムを示唆しようとか。
これは後の章で行われます。
うまくいけば、これらのアイデアが、
受け入れられない、あるいは間違っている可能性がある場合でも、
議論を刺激し、いくつかの混乱を片付けに役立ちます。
だから、教育ツールとしてのガイドを受け入れてください。

(以下略)

CHAPTER 2
Energy Production
第2章
エネルギー生産

2.I. Introduction
2.I.はじめに

2.II. Explanation of the Calorimetric Method
2.II.熱量測定法の説明

2.III. Sources of Anomalous Energy
2.III.1 Description of Electrolytic Method
2.III 異常なエネルギー源
2.III.1 電解法の説明

2.III.2. Results from Electrolytic Method
2.III.2。電解法からの結果

2.III.3. Effect of Temperature on Heat Production
2.III.3。熱生産に及ぼす温度の影響

2.IV.1. Description of the Gas Loading Method
2.IV.1。ガスローディング方式の説明

2.IV.2. Results from Gas Loading
2.IV.2。ガスローディングの結果から

2.V.1 Description of Gas Discharge Method
2.V.1 ガス放電法の説明

2.V.2 Results using Gas Discharge
2.V.2 ガス放電を用いた結果

2.VI.1 Description of the Electrodiffusion Method
電気拡散法方法の説明

2.VI.2. Results using Electrodiffusion
電気拡散法を用いた結果

2.VII.1. Description of the Sonic Method
ソニック(超音波)法の説明
2.VII.2. Results from the Sonic Method
ソニック法からの結果

CHAPTER 3
Nuclear Products

第3章
核生成物

3.I. Introduction
はじめに

3.II. Helium Production
ヘリウムの生成

3.II.1. Errors Associated with Helium Production
ヘリウムの生成に関連するエラー

3.III.1. Tritium production
トリチウム生成

3.III.2 Errors Associated with Tritium Production
トリチウム生成に関連するエラー

3.IV.1. Neutron Production
中性子生成

3.IV.2. Errors associated with neutron detection
中性子生成に関連するエラー

3.V.1. Energetic Photon Radiation
高エネルギーな光子放射

3.VI.1. Transmutation Products
核種変換生成物

CHAPTER 4:
Descriptions of the nuclear active environment
第4章:
核のアクティブな環境の説明

CHAPTER 5
Theory
第5章
理論

5.I. Introduction
はじめに

5.II. General Discussion
一般的なディスカッション
5.II.1 Role of neutrons
中性子の役割

5.II.2 Role of phonons
光子の役割

5.II.3 Role of particle-wave conversion
粒子波変換の役割

5.II.4. Role of “Strange” particles
"奇妙な"粒子の役割

5.II.5 Role of tunneling or enhanced cross-section
トンネリングまたは強化された断面の役割

5.II.6. Role of multi-body fusion and Bose-Einstein Condensates
マルチボディの融合とボース・アインシュタイン凝縮体の役割

5.II.7. Theory of Rossi and Piantelli
ロッシとPiantelliの理論

CHAPTER 6
A Proposed Explanation of LENR
第6章
LENRの提案説明

6.I. Proposed Process Causing LENR
6.I.LENRを引き起こすプロセスの提案

6.II Testable Predictions
検証可能な予測


SUMMARY
まとめ

Two assumptions are made: All LENR occurs in the same environment and by the same
mechanism, and the environment and mechanism must not conflict with known chemical
behavior or each other.

二つの仮定が行われます。:
すべてのLENRが同じ環境で、同じメカニズムによって発生します。
環境とメカニズムは知られている化学的挙動と矛盾してはいけない。

Elimination of all environments that conflict with these assumptions
and identification of the only environment common to all methods for
producing LENR results in the following conclusions:

これらの仮定と矛盾するすべての環境を撤廃すること、そして、
LENRを生成するためのすべてのメソッドに共通する唯一の環境の同定は、
次のような結論になります。

1. A special environment is required for LENR to occur and this is not a material
such as PdD or NiH, regardless of its purity, dimension, or hydrogen content.

LENRが発生する特殊な環境が必要です。
これは、PdDやNiHなどの材料ではありません。
その純度、寸法または水素含有量にも関係ありません。

2. A closed crack, void or gap of critical size and shape is the only condition
potentially common to all methods for causing LENR. This gap may have the
form of a nanotube made from various materials including carbon.

特殊なサイズと形状の閉じた亀裂、ボイドやギャップがLENRを起こすための
すべてのメソッドに対して潜在的に共通の唯一の条件です。

このギャップは、炭素を含む様々な材料から作られたナノチューブの
形態を持つことができます。

3. The mechanism for lowering the Coulomb barrier involves a single electron that
is absorbed by the fusion process and remains for a short time in the resulting
product, after which it is emitted as a weak beta.

クーロン障壁を下げるためのメカニズムは、単一の電子が含まれます。
それは、融合プロセスによって吸収されます。
それは、得られた生成物に短い時間の間、残ります。
その後は弱いベータとして放出される。

4. The fusion process results from resonance, which releases the resulting energy as
X-rays over a short period of time.

融合プロセスは共鳴を結果として生じる。
それは短期間でのX線として生じるエネルギーを解放します。

5. All isotopes of hydrogen can produce LENR, which results in fusion and
transmutation.

水素の同位体はすべてLENRを生成することができ、それが融合と核変換になります。

6. Heat is mostly generated by D+D+e fusion to give He4+e when deuterium is used
and H+H+e fusion to give stable deuterium when normal hydrogen is used.
When both isotopes are present, tritium is formed by the D+H+e fusion reaction.

熱は、重水素が使用されている場合、主に He4+e を発生する D+D+e 融合、
通常の水素が使用されている場合、安定した重水素を発生する H+H+e 融合で生成されます。
両方の同位体が存在する場合は、D+H+e 融合でトリチウムが形成されている。

7. LENR occasionally involves addition of hydrogen isotopes to heavy nuclei,
resulting in transmutation at an active site. This reaction does not absorb an
electron.

LENRは時折、活性部位での核変換の結果、重い原子核に水素同位体の加算を含む。
この反応は電子を吸収しない。

8. Detectable radiation and radioactive isotopes are occasionally produced, but are
not common.

検出可能な放射線や放射性同位元素は、時折生成されているが、一般的ではありません。

9. Several nuclear mechanisms besides LENR can operate within solid materials.
These are sensitive to the chemical conditions, including hot fusion-type reactions
when applied energy is low.

LENR以外にもいくつかの原子力機構は、固体材料の中で動作することができます。
これらは適用されたエネルギーが低いホット融合型反応を含む化学条件に敏感である。

10. Successful theory requires a marriage between physics and chemistry, and a
compatible relationship between the NAE and the mechanism operating within
the NAE.

成功する理論は物理学と化学の間に結婚を必要とします。
NAEとNAE内メカニズムの動作の間に互換性のある関係を必要とします。

11. Unreasonable skepticism and rejection of competent observation has severely
handicapped the field and delayed understanding and application.

有効な実験の不当な疑念と拒絶反応が、
この分野をひどく妨害しており、理解と応用を遅らせています。

COMMENT
コメント


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感想

Edmundさんは、常温核融合(cold fusion (LENR) ) の開発が、遅れる理由は、
有効な実験の不当な疑念と拒絶反応と言っています。

常温核融合(cold fusion (LENR) )を認めるということは、
既存の物理学に修正を入れることであり、
教科書に大幅な修正を入れることです。
そして、物理学と化学の融合を認めることです。

だから、勇気が要ります。

「そんなことありえない」と否定してしまった多くの人たちにとって
前言撤回は早ければ早いほど、人間の大きさを示すチャンスです。

いくら、言い訳しても、実は意地を張り続けている、
そういう態度の裏にある弱い心は、素人ほど簡単に一瞬で見抜くものですから。

May 15, 2012

ECAT.com News (2012年5月15日)の訳

ECAT.com Newsが、2012年5月15日に来た、訳をしてみます。 ---------------------------------------
Leonardo Corp and Andrea Rossi is currently working on a new reactor type with specifications far better than the previous versions of E-Cat. The canonical improvement is that the new E-Cat is now working stably at much higher temperatures than previously achieved.
レオナルド社、アンドレア・ロッシは、現在、E-Catの以前のバージョンよりもはるかに優れた仕様を備えた新しい炉型に取り組んでいます。正規の改善は、新しいE-Catが、以前の達成よりもはるかに高い温度で安定して動作していることです。
These temperatures allows for a vast number of electricity solutions at 40%+ gross heat-to-power efficiencies and 25%+ net efficiencies taking into account the power used by the process. The design allows for merely any heat transferring media including water/steam, heat-transferring-oils, molten salts but also hot air.
これらの温度により、 40%+の総熱対電力効率と、さらに、プロセスによって使用される電力を考慮しすると25%+正味の効率という、電力ソリューションの膨大な量の改良を可能にします。 そのデザインにより、単に、水/蒸気、熱伝導・油、溶融塩、それだけでなく、熱風を含めた任意の熱伝導媒体の利用が可能になります。
The high temperature E-Cat reactor currently in test also opens up for applications with Sterling Engines. The new reactor is smaller in size and has a charge of 1.5 grams and more shielding than the original reactor. The new progress also gives the possibility to increase the COP for industrial applications.
現在テスト中の高温E-Cat炉はまた、スターリングエンジンを持つアプリケーションのために道を開きます。新しい炉はサイズが小さくなり、1.5グラムの電荷を持っていて、 オリジナルの炉よりも遮蔽しています。新しい進歩はまた、産業用アプリケーションにCOPを向上させる可能性を与えます。
Currently a one month long E-Cat test is in progress as part of the new development process.
現在1ヶ月の長いE-Catのテストは、新しい開発プロセスの一環として進行中です。
To read the entire article, please visit Ecat.com
記事全体は、Ecat.com をみてください。
---------------------------------------
感想

えっ、新しい炉に取り組んでいる、て、、、 できの悪いラーメン屋の出前のようなニュースだな、、、。
まだ、実用的なE-Catになっていないことは確か。 どこまで信じてよいものやら、、、、 不安になるが、、、、。
そういえば、4月のイタリアでの会議結果が、公開されているのだろうか、 高橋 亮人博士らが参加したと記録があったはずだが、 日本語では何も発表されていない、、、。

2011年末の高橋 亮人博士のレポートはこちら
そして、それらを保存する LENR-CANR.ORG (A library of papers about cold fusion) は、こちら

May 11, 2012

家庭のテレビ会議の使い方はすごいぞ

家庭のテレビ会議の使い方は、 仕事で使うテレビ会議とは次元が違う使われ方をするでしょう。 すごいと思う、つなぎっぱなしになるのですから。 恋人同士、家族なら、テレビ会議はつなぎっぱなし。 一緒にテレビやDVDを見ながら、 テレビ会議で大切な人とつながっている、 そんな感じでしょうか。

テレビ会議は家庭に普及する

テレビ電話は携帯でできます。でも馬鹿馬鹿しいほど高い有料です。 だから、電話屋さんにまかせておくと、将来が期待できません。 でも、パソコンを使えば、テレビ電話もテレビ会議も無料でできます。 だから、テレビ会議は、パソコンが使える人には不要ですが、 パソコンが使えない人もたくさんいます。 だから、普通の液晶テレビで、とても簡単にテレビ会議できると、嬉しいと思います。 もちろん無料です。 家庭のネットに簡単に接続してしまえば、テレビ会議できるようにします。 ソフトは、オープンソースでいくらでもあります。 中継サーバーも多分不要です。 プロが使うもの、仕事で使う物が安くなって家庭に普及する、それがこれまでの歴史です。 テレビのビデオレコーダー、ビデオカメラ、パソコン、携帯電話など枚挙しきれません。 テレビ屋さんは、テレビの付加価値をテレビ会議とするとおもしろいはずです。 「技術的に簡単すぎてつまらない」とかいってると、またAppleに負けてしまいます。 パナソニックやソニーに元気だしてもらいたいですね。

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