Jan 19, 2015

HTML数式の世界標準MathJaxのテスト

HTML中に本格的な数式を簡単に記述できる
Javascriptライブラリ MathJax のテストをしました。


推薦文

MathJaxは、無料で利用できます。

MathJaxは、アメリカ数学会の指定する世界標準のHTML数式表示です。

数式の組み方は、世界標準のLaTex形式で行えます。

また、右ボタンクリックで数式のLaTex形式を簡単に表示できるので
だれでも簡単に数式をコピー&ペーストできます。

以上四点から、技術者、さらには、数学を学ぶ中高生以上は、
ぜひともこの素晴らしい数式記述方法を勉強して下さい。

欠点もあります。

ブラウザ上で数学記号の配置計算が行われるので、数式が表示されるまで時間がかかります。

残念ですが、iPhoneなどのスマホからこのページを見ると、
モバイル機器専用の簡易表示
(モバイルテンプレートといいます)になるため、
数式が画面に出てこないで、
LaTex形式がそのまま見えてしまいます。
対策は、このページの下にある"view web version"リンクを選択して、
表示をパソコン用のWEBバージョンに切り替えることです。

ここからテスト



\[ \cos^2\theta-\sin^2\theta=\cos 2\theta. \]


\[ \begin{equation}\label{eq:gravt}
F=G\frac{mM}{r^2}.
\end{equation} \]

\[ \begin{equation}\label{eq:gravo}
F=mg,
\end{equation} \]

\[ g=G\frac{M}{r^2}, \]

ここまでテスト。

このブログは、GoogleのBloggerというブログサーバーを利用している、
(Bloggerの特徴は広告が入らなようにできること)

Bloggerで、MathJaxを使い方の紹介は以下。
日本語の簡単な説明は、ここ、その大元となったの英語版の説明はここ

上記のテスト式も、説明サイトからコピーしたものです。

ここからひとりごと

2010年当時、日本のガラパゴス携帯ではJavascriptが動きませんでした。
だから、携帯用のWEBサービス「やる勉」では、
Javascriptが必要なMathJaxやその元になったjsMathを利用できませんでした。

しかたなく、phpMathpaublisherで、数式の画像データを作成して
それを利用していました。もちろん、今でもこれは使えます。

2015年になった今、ガラパゴス携帯が絶滅危惧種になり、
ガラパゴス携帯を無視してよくなりました。
ほとんどの場合、「やる勉」はスマホから利用されています。

今日、HTMLでの数式表現方法を再調査すると、
MathJaxの完成度が極めて高くなり、とても使いやすくなっていました。
私が、Javascriptで自作する必要はもうなくなっていました。

さっそくこのブログでも今日からMathJaxを採用です。

MathJaxは、オープンソースプロジェクトで英語のサイトで作られています。
日本人が世界の仲間に入ろう、世界に追いつこうとすれば、
やはり英語を避けて通ることはできないようです。



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